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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

福島第一 吉田所長退任

2011-11-29 09:10:50 | 福島原発事故
吉田所長の病名非公開 東電側「プライバシー」盾(産経新聞) - goo ニュース

昨日28日の夕刻のTVニュースで東電福島第一原発の吉田昌郎(雅夫)所長が退任する事が明らかになりました。
発表によれば月中の検診で病気が見つかり入院治療を余儀なくされたそうです。

当然「どんな病気か病状か?」が記者会見での関心だった様ですが東電側はプライバシーを理由に公開しなかったそうです。

あの大震災以降政府、東電そして現場の三重構造と放射能漏れを公にしたくなかったそれぞれの事情の中で最も大変というか困難な仕事場だったでしょうね。そして爆発事故以降の現場修復に対する資材の漸次投入の弊害。
まあサラリーマンだったら絶対に遭遇したくない勤務先と職位でしたね。

吉田氏の病状は「被ばくとは関係ない」そうです。
そうならガンを疑うのですがどうでしょうか? 近頃ではガンも告知が普通ですからそんなに隠す事でもないとすれば「痔が悪化」では最近見つかったに合いません。

強いストレスと過酷な労働環境から考えれば「ストレスからくる高血圧と糖尿病」がわずか半年で入院加療を要するのだとすれば本当にご苦労様な事です。
とにかく無事退院される事をお祈りします。


写真:吉田所長

産経新聞:
 東京電力福島第1原発の吉田昌郎(まさお)所長(56)が病気療養で退任することが明らかになった28日、政府と東電の統合会見では、事故収束の“顔”ともいえる吉田氏の病状などに質問が集中。東電側は「プライバシー」を盾に病名などの詳細な説明を拒み続け、報道陣が何度も食い下がる場面もあった。

 午後4時半から東電本店で始まった会見では、「病状は」「被曝(ひばく)線量は」といった質問が向けられた。そのたびに東電の松本純一原子力・立地本部長代理は「プライバシーの問題なので答えられない」と詳しい説明を避けた。

 一方、吉田氏は作業員に宛てたメッセージを発表。「私は先日検診で病気が見つかり、医師の判断で急遽(きゅうきょ)、入院治療を余儀なくされました。このような状況で発電所長を続けることはできず、残念ながら重要な時期に免震棟を去らざるを得ません」とし、作業員らとの別れを「断腸の思い」と表現した。最後は「これからますます寒くなります。皆さん、そしてご家族の方々が風邪などひかれませんよう祈念し、私のメッセージとさせていただきます」と結んだ。
(引用終わり)

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1 コメント

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Unknown (ああ)
2011-11-29 16:31:59
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111128k0000m040140000c.html

>東電関係者によると、社内研究の成果である新たな津波評価を受け、原子力・立地本部の幹部らが対応策を検討した。その際、設備を主管する原子力設備管理部は「そのような津波が来るはずはない」と主張。

>原子力設備管理部は、06年に発覚したデータ改ざんの再発防止のため実施した07年4月の機構改革で「設備の中長期的な課題への計画的な対応や設備管理の統括をする」として新設された。部長は発足時から昨年6月まで吉田昌郎現福島第1原発所長が務めた。

>吉田昌郎現福島第1原発所長が務めた。
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