迷歩録 苦手

　　霜降や　　青空薄く　　雨の前　　種まき野菜　　喜び発芽


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　<strong>ひのひら　　ろくべえ


　　　　夜明けから日の出まで、青空が見えて晴れの一日と期待をしたが、昼頃からは雲が多く

　　　雨の前をしますように、雲が増え、どことなく暗く感じる一日となってしまった。

　　　　人間は、得意なもの「苦手」なもの両方が存在するのが人間なのではないだろうか。

　　　　苦手だからと、悲観的に考えないでいいのではないだろうか。逆に考えれば「苦手」なもの

　　　が多い程、成長するチャンスは多いということもできる。

　　　　「苦手」を克服しょうとすることはとても大切だが、無理は禁物である。無理に克服しよ

　　　うとせず、自然いまかせることが大切なのではないだろうか。香草が「苦手」な子供が大人

　　　になったら、好みの香草を持つようになるように、「苦手」は克服されるもの、克服される

　　　から「苦手」なものということになる。

　　　　「苦手」は学ぶ入り口、その入りぐちを大切にしたいものである。