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迷歩録   えこひいき

2017-07-03 12:05:39 | 日記
  久方の  陽射を受けて  喜びて  高隈山の  新緑輝


                             ひのひら  ろくべえ




   東京都都議選が昨日行われ、結果は「えこひいき」政治を行っている自民党に厳しい結果が突き付けられた。

  森友学園、加計学園問題、防衛大臣発言問題、秘書ハラスメント問題、どの問題も解決しない説明しない、うやむや

  隠し、えこひいきを続行しょうとしてる姿勢は、国民に丸見えであったという事ではないだろうか。選挙の大勝はた

  またまだが、大敗には原因が明らかである。国民は大勝した方を向くのではなく、大敗したものの姿勢の変化こそ見

  ていく必要があるのではないだろうか。

   集団のリーダの基本的姿勢、それは組織をなす成員を平等に捉え、平等に扱うという事が原則であるが、平等は結

  果でなく、過程にあることを知っておく必要がある。

   対人援助における「かかわり」についても同様のことが言える。「えこひいき」は、そのものの感性がとても大切

  なかかわり方となる。自分は「えこひいき」をしているとは思っていないが、受ける側からから、「えこひいき」し

  てると受け取られることがよくある。そのことを言葉や態度に出さなくても、受けお応えで解ることがある。つまり人

  間の感覚は、関係性や人間関係の距離などで、同じことを発信しても受け取る側の感情や考え方、姿勢、価値観で違

  って受け取られることを知っておくことと、「えこひいき」という価値観は短期的に創られるのではなく、長期的な

  姿勢に対しての評価であることを知っておく必要がある。

   「えこひいき」政治に東京都都民はNOを突き付けたということになる。戦前から戦後と続く「えこひいき」政

  治に終止符をうつきっかけとなることを祈りたいものである。国民も「えこひいき」に頼るのでなく、自分たちの心

  の億にも平等性をプロセスの問題として持ち込むことで、、多くの社会的問題、格差社会の進展にストップをかける

  ことにもなるのかもしれない。もう一度この機会に立ち止まって、平等とはを考えてみるのも大切ではないだろう

  か。家族で職場で、「えこひいき」という問題に触れて議論することをお勧めしたい。

   特に対人援助の場では重要な事である。