東の散歩道

B型ヴァイオリニストのマイペースライフ

味の記憶

2017年08月14日 22時49分08秒 | おやつの時間

待ちに待った盆休み。例年通りならすぐに帰省なのですが、今年は休みが短い上、夏の疲れが溜まっていて、このまま秋の激務に突入なんて耐えられそうもない…というわけで、今回は帰省を断念し、山形でゆるゆる過ごすことに。
写真は、よくある「自分へのご褒美」(まあ褒美をもらうほどのことはしてませんが)で買った、桃を丸ごと使ったケーキ。種の空間にカスタードクリームを詰め、生クリームで飾り、パイ生地を敷いた贅沢なものです。
しかし私が言いたかったのは、このケーキの美味しさではありません(いや、美味しかったんですけど)。一口食べたとき、「あれ、この味…」と、何か記憶に引っかかったのです。

何だろう…とよくよく考えて、思い出しました。実はここの生クリーム、なんだか子供の頃作ってもらったケーキのものに似ているように感じていたのですが、それとシロップ漬けの桃のコンビネーションが、母のお手製サヴァランを彷彿とさせたのでした。
シロップ漬けのフランスパンに桃(缶詰めでしたが)と生クリームを飾ったサヴァラン。作ってくれたのは私が小学生の一時期でしたが、しっかり記憶に染み付いていることに驚いてしまいました。美味しいものを沢山作ってくれた母に、改めて感謝。帰ったら孝行せねば…。

コメント
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