hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

桃太郎

2018-07-30 | 本・雑誌など

暇になると青空文庫の短編を読んでいます。
昨日は芥川龍之介の「桃太郎」を読みました。

これは桃太郎と鬼の善悪を逆転させたパロディで、
クスリと笑えたり、考えさせられるところも多々あるのですが、
気になるのは冒頭や最後の桃の木に関する部分。
そこを省略しても物語として十分成り立つと思うのですが、
わざわざ入れたのは作者の意図がそこにあるのではないかと考え、
読んでみました。

大昔、ある深い山の奥に、枝は雲の上にひろがり、
根は大地の底の黄泉の国にまで及んでいたという大きな桃の木があり、
大きな実の核(さね)には、美しい赤児を一人ずつはらんでいた。
実は一万年に一度結実し、一千年の間は地へ落ちないという。
ある朝、八咫烏(やたがらす)が突っついて、
下界に落ちてゆき、洗濯をしていたおばあさんに拾われたのが、
後の桃太郎ですが、ここで桃太郎がいざなぎの命に関係する
一族であることがわかります。

最後は最初の場面に戻り、桃の木は無数の実をつけ、
未来の天才はまだそれらの実の中に何人とも知らず眠っている。
あの大きい八咫鴉は今度はいつこの木の梢に、
もう一度姿をあらわすであろう?となっています。

*八咫烏(やたがらす)
神武天皇東征のとき、熊野から大和に入る
険路の先導となったという。

30分もかからずに読めるので、何度か読みました。
最初はその出自から、桃太郎を悪人として描くのは、
理解しかねましたが、育ちようによっては暴君となり、
何一つ悪いことをせず、平和に暮らしている鬼を殺したり、
宝物を分捕るような、非道な人間になるのだと思いました。

そしてまた、大きな桃の木のもとに八咫鴉が現れ、
桃の実を地上に落とし、同じようなことがおこる。
桃太郎を権力者と置き換えても良いのかもしれません。

「桃太郎」は娘孫Kが幼稚園の時演じた役柄。
娘孫Mからは泊りに来た時、いつもお話をせがまれていました。
でも善悪が逆転したこんなお話はしてあげたくないな~。



おじいさん役とおばあさん役を除き、幼稚園の桃太郎はWキャスト。
桃太郎と桃子、お供の犬と猿は2人ずつ、雉は3人、鬼は5人だったかな。
桃太郎は黍団子を、お供になった時と鬼が島に渡る前に1つずつ与え、
(芥川・桃太郎はケチって半分)
征伐はせずじゃんけん勝負。
全員で桃太郎の歌を歌ってハッピーエンドでした。



Kはこの時、高熱を押して出演。よく頑張ったね!
そのKが今では6年生に、Mちゃんが4年生になりました。
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月下美人(歌麿呂美人)

2018-07-28 | 花・ガーデニング

7月24日の夕方から、月下美人(歌麿呂美人)の蕾が膨らみ始めました。

月下美人はクジャクサボテンと同じ森林性サボテン(Jungle Cactus)
原産地はメキシコからブラジル、ベネズエラにかけての中南米のジャングルで、
老樹の幹や朽ちた木、腐葉土の上などに根を張り育つそうです。
花が夜に咲くのは、夜に飛び交っているコウモリによって
花粉媒介されるからではないかと言われています。



21:14
蕾が開くのは思いのほか時間がかかります。



23:10
良い香りが漂い始めました。



23:50
満開
歌麿呂美人は月下美人と宵待孔雀を交配して
作られた園芸品種で、花の大きさは原種の月下美人に比べ
小さいように思います(比べたわけではありませんが)。



23:52
艶やかな花に、うっとり



翌朝4:20
完全に花が萎んだのは、お昼ごろでした。
原種に比べ開花時間は長いようです。
蕾はあと一つあります。咲いてくれると良いのですが・・・
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ルドベキア エキナセア ハイビスカス

2018-07-26 | 花・ガーデニング

今朝は暑さも一段落していますが、記録的な猛暑の影響か、
毎年食べきれないほどなるゴーヤが、今年は1本も収穫できません。
スイカもほぼ全滅です。
出来の良いのはトマトだけ。
猛暑に耐えた分、栄養価も抜群でしょう。
せいぜいたくさん食べて、この夏を乗り切りたいと思います。



ルドベキア・プレーリーサン
キク科・オオハンゴウソウ属の多年草。原産地は北アメリカ。
我が家では翌年はいつも咲かせることができるのですが、
3年目はたいてい枯れるので、2年毎にポット苗を購入しています。
(2018.7.07撮影)



黄色の花に花芯のグリーンが爽やか。
ミニ向日葵を思わせるような存在感のある大きな花が素敵です。
大きな鉢に2ポット植えましたが、今のところ3輪しか咲いていません。
花は2年目の方が分枝して、たくさん咲くようです。
(2018.7.09撮影)



ルドベキア・タカオ
キク科・ルドベキア属の多年草。原産地は中央アメリカ東部。
花は花径3~4㎝程度の小輪ですが、非常に花付きが良く、
蕾が次々とできるので、花が少ない時期に庭をぱぁ~っと明るくしてくれます。
草丈1m程度になる高性種ですが、切り戻しで低く咲かせることも可能だそうです。
コボレダネでどんどん増えます。
(2018.7.21撮影)



エキナセア三人娘(白 パープル 黄)
キク科・ムラサキバレンギク属の多年草。原産地は北アメリカ。
3色とも鉢植えで、草丈の低いタイプです。
今年はどの色の花も元気がなく、1~2輪しか咲きませんでした。
耐暑性も耐寒性も強く育てやすいと思ったのですが、
植え替えをしなかったのがいけなかったのでしょうか。



ハイビスカス・Newロングライフ・シリーズ・ボレアス
蕾は黄色ですが、咲くとクリーム色がかった白花になります。
Newロングライフ・シリーズは花色が多く、
3年前までは4鉢持っていたのですが、冬越しに失敗し
生き残ったのがこのボアレスだけでした。
昨年は冬に受けたダメージから回復せず、花は咲きませんでしたが、
2年ぶりにやっと咲いてくれました。
(2018.7.16撮影)



ハイビスカス・ハワイアンイエロー 
昨年の7月に鉢植えを購入しました。
冬の間はオレンジ色の花が咲いていたのですが、
暑くなったら黄色に戻りました。
(2018.7.15撮影)
コメント (16)
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ランチ

2018-07-24 | クッキング・ランチ

Hさんとは週に2度、真冬の1~2ヵ月間と真夏の2ヵ月間を除いて
お互いの都合が良い日だけウォーキングしていますが、
今年は春からHさんのお腹の調子が悪く、検査をしたところ腎臓結石と分かり
結石を砕石、取り出す治療をしましたが、なかなかうまくいかず
まだ調子の悪い日もあるようで、ウォーキングは何度もできませんでした。



今年も7月中頃からウォーキングはお休みにしていますが、
この日はHさんの調子も良く、Hさんの御主人と夫が蕎麦打ち会で
留守にしていたので、二人でランチしてきました。



二人とも生活習慣病持ちなので、ヘルシーな日本食が一番。
2時間ぐらいでしたが、楽しいひと時を過ごしました。


我が家のインパチェンス5色



こちらは赤とオレンジ
買ったときは色の違いがもっとはっきりとしていたのですが
ほとんど区別がつかなくなりました。



こちらはピンク系3色。
こちらも濃いピンクを除いて、殆ど色の差がなくなりました。
どうしてでしょうね。



千疋屋の白桃を頂きました。
Tさん、ありがとうございました。
(2018.7.13撮影)
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リアトリス・スピカータ

2018-07-22 | 花・ガーデニング

卓球のお仲間が次々とやめていかれます。
女性二人はご家族が病気のため時間が取れなくなったからですが、
女性一人と男性二人はご自身の病気のためです。
我が家は夫婦とも持病で通院はしていますがまぁまぁ元気です。
できるだけ長く卓球を続けたいと思いますが、
こればかりはわかりませんね。



リアトリス・スピカータ
北アメリカ原産・キク科の多年草で、スピカータは園芸種の一種。
葉がユリのように細く、花がアザミのようなので 
別名・ユリアザミとも言われている。
(2018.7.07撮影)



カメラを向けたとたん、
「何するのよ」とばかりに身構えるカマキリの子供。
(2018.7.08撮影)



2009年6月にポット苗で購入したものを庭に植え、
2012年10月に鉢植えに変更。
今年は3度目の植え替えをする予定でしたが、忘れてしまったので
増土だけしたところ、思ったよりは沢山咲いてくれました。
(2018.7.11撮影)



ランタナ・ピンク
今年はランタナの開花が遅れていますが、
7月7日に咲いたオレンジに続き、ピンクがやっと咲いてくれました。
(2018.7.16撮影)



ミソハギ(禊萩
ミソハギ科ミソハギ属の多年草で、原産地は日本、朝鮮半島
草丈は1m前後になります。
花期は7~9月で、お盆のころに咲くので、ボンバナ、ボングサとも呼ばれます。
これは一番花。
2008年の夏から育てていますが、とても強健で、
放任したままでも毎年咲いてくれるので嬉しいです。

みそ萩や 水につければ 風の吹く   一茶
(2018.7.16撮影)



鉢植えのムクゲ(木槿)
アオイ科フヨウ属の落葉樹。原産で平安時代に渡来。

花は7~8輪咲いたのですが、一番花も最終の花も
綺麗なとき写せなくて・・・
地植えにしたら楽かと思いますが、これ以上増やすわけにもいきません。
(左2018.7.07 右2018.7.11撮影)
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千畳敷カール・花散歩

2018-07-20 | ハイキング・ウォーキング



中央アルプス連峰宝剣岳の直下に広がっている「千畳敷カール」
標高は2612mあります。
「カール」とは、氷河期の氷で侵食されて形成されたお椀型の地形で、
畳1000畳分の広さがあるので「千畳敷カール」と言うのだそうです。



山の天気は変わりやすいと言いますが、急にガスってしまいました。
ガスが立ち込めたかと思うと青空が見えたりと、
お天気は絶え間なく変わりましたが、雨に降られなくて良かったです。



ヨツバシオガマ(四葉塩釜)   オオヒョウタンボク(大瓢箪木)



ゴゼンタチバナ(御前橘)



ミヤマクロユリ(深山黒百合)    クロトウヒレン(黒唐飛廉)の蕾



カラマツソウ(落葉松草)     モミジカラマツ(紅葉落唐松)



キバナノコマノツメ(黄花の駒の爪)



エゾシオガマ(蝦夷塩竈)   アオノツガザクラ(青の栂桜)蕾



ウラジロナナカマド(裏白七竈)



ホテル千畳敷とロープウェイ千畳敷駅
ズームで!



コバイケイソウ(小梅蕙草)



コバイケイソウの群落



コイワカガミ(小岩鏡)



千畳敷カールだけを散策するつもりでしたが、
登山道にもたくさんの花が咲いていたので、登ってみることにしました。



タカネグンナイフウロ(高嶺郡内風露)





ミヤマキンバイ(深山金梅)





ハクサンイチゲ(白山一華)
下に一輪咲いているのはミヤマキンポウゲでしょうか。









遠くに剣ヶ池が見えます。
ズームで!



もう少し歩けば乗越浄土ですが、ロープウェイの待ち時間が
気になるのでこの辺で引き返すことにしました。



チングルマ(稚児車)



ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)   お花畑



シナノキンバイ(信濃金梅)



撮影ポイント



剣ヶ池
千畳敷カールの一番下の部分になります。



イワツメクサ(岩爪草)   タカネツメクサ(高嶺爪草)



ウサギギク(兎菊)   ミヤマアキノキリンソウ (深山秋の麒麟草)



チシマギキョウ(千島桔梗)



ムカゴトラノオ(珠芽虎の尾)



ハイマツ(這松)・雄花



ベニバナイチヤクソウのガクと実 ミヤマクロスゲ(深山黒菅)オンタデ
ミツバオウレン トリアシショウマ シナノオトギリ(信濃弟切)
ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草)ミヤマゼンコ ヤマハハコ(山母子)蕾

この他にも名前のわからない高山植物がたくさん咲いていました。 
 


雨が上がって。

千畳敷駅に戻ったのは15:00
その時点で、ロープウェイは1時間半待ちでしたが、
あと30分待てば乗車できるというところで、雷雨のため運休となり、
さらに待ち時間は1時間の延長となりました。
待っている間、次々と下山してくる方を見ましたが、
中にはずぶ濡れになっている方もいて、とても寒そうに見えました。
お花畑だけ見るつもりで、雨具など用意していなかったのかもしれませんが、
ここは高地なのでそれなりの装備は必要かと思いました。



運航再開
息子は3時間で稜線歩きと一帯の(木曽駒ケ岳や宝剣岳等々)
のピークハントをして戻ってきました。
ただトレイルランはできず、急ぎ足で歩いたようです。
山頂から見える景色はダイナミックでとても素晴らしかったそうです。
乗越浄土から先は楽なので、私達でも木曽駒ケ岳だけなら
登頂できるのではないかと言っていました。
秋の紅葉シーズンも素晴らしいそうです。
木曽駒ケ岳の標高は2956m。
高地なので血圧への影響が少し気になりますが、
チャレンジしてみたいなぁ~・・・


ありがとうございました。
コメント (12)
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千畳敷カールへ

2018-07-18 | ハイキング・ウォーキング

「14日(土)に山錬するけど、行かれる?」と息子からのメール。
11日(水)に「関東ふれあいの道」を歩いたばかりだったので迷いましたが、
「どこに行くの?」と返信すると
「木曽駒ケ岳にするので、千畳敷カールを歩いてみたら」とのこと。
3連休は暑そうだし、千畳敷カールはツアーで行ったことがあり、
楽々と歩けることがわかっていたので、すぐにOKの返事をしました。
体力温存のため、金曜日の卓球は一応お休みしましたが・・・



千畳敷カールに行ったのは13年前の7月29日。
生憎雨に降られ、満足にお花も見られませんでした。
近所の方達4人で行ったので、バスの中ではおしゃべりばかり。
しらび平で路線バスに乗り換えたことも忘れていました。
この時の出発は7時とゆっくりでしたが、
今回は3連休で混雑が予想されたので、家を5時20分に出ました。
千畳敷カールは高山植物の宝庫。
日帰りツアーではカメラを持って行かず、
写真は一枚もないので、今回はたくさん撮ってきたいな。

家5:20圏央道海老名IC5:30→八王子JCT→駒ケ根IC9:30
(休日割引:4010円)

通常なら休憩を入れても家から3時間のところですが、
圏央道から相模湖ICを抜けるまで渋滞していたので4時間10分もかかりました。



家ではおかずを食べ、車の中でおにぎりなどを食べ、
朝食は済ませましたが、おしゃべりをしているとお腹が空きます。
中央道・辰野で買った野沢菜のお焼き。美味しかったな~・・・

駒ケ根IC9:30→スキー場PK~マイクロバス→菅の台バスセンター10:15
(ロープウェイとバス代往復券購入3900円)




菅の台バスセンター近くの駐車場はどこも満車。
一番遠いスキー場の駐車場に誘導されました。
駐車場は3段になっていて、かろうじて3段目が少し空いていたので
駐車できましたが、もしいっぱいだったらどうしていたでしょう。



菅の台バスセンター(850m)
菅の台バスセンターではしらび平までのバス代とロープウェイ
の往復券を購入してから路線バスに乗ります。
この時点ではロープウェイは1時間待ちとなっています。

菅の台バスセンター10:30→~しらび平11:00

バスでしらび平駅に向かう途中、下りてくるバスと何台もすれ違い
ましたが、すでに下山する方で満席になっていたのでビックリ。
いったい何人の観光客が押し寄せているのでしょう。
13年前に来たときは平日だったこともあり、こんなに混んでいなかったような。



しらび平駅(1662m)
付近にはロープウェイ待ちの方が、ベンチで休んでいたり,
団体客は路上に座り込んでお弁当を食べていました。



ロープェイの待ち時間は30分伸びて1時間半となりました。
乗車時間は12時半の予定なので、私たちもこのあたりに座って
昼食のお総菜パンなどを食べることにしました。
私は完食しましたが、夫は動いていないのであまり食べられなかったようです。



ロープウェイの順番待ちの番号札とチケット
下山のバス乗り場

しらび平駅付近に咲いていた花



アカバナシモツケ クサボタン ノコギリソウ
ウツギとツマグロヒョウモン ? トリアシショウマ
ヒヨドリソウ・蕾 ノリウツギ ヤマホタルブクロ

しらび平・ロープウェイ12:31→千畳敷12:39




乗客60名を乗せ、標高差950mの日本一高い千畳敷駅まで約8分で到着します。



しらび平駅が遠くなります。



千畳敷駅(2612m)到着12時39分
気温20度 湿度64%
家を出てから7時間20分も経っていました。
でも、この涼しさは快適。
時間をかけてやってきた甲斐がありました。



まずは、駅からすぐ近くの駒ヶ岳神社でトレッキングの安全を祈願。
ここから息子は山登り、夫と私は千畳敷カールを散策します。
コメント (8)
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⑦大磯・高麗山のみち(後編)

2018-07-16 | 関東ふれあいの道・神奈川県

湘南平では10時半から30分位、景色を堪能したり、
ぶらぶらとして過ごしました。



道標に従って下ります。
大きな樽を加工して屋根と窓を付けたもの。
これはいったい何なのでしょう。



住宅街に下りてきました。
汚水管マンホールの蓋は、大磯町の木「クロマツ」「サザンカの花」
町の鳥「カモメ」と「大磯の海」がデザインされています。



地下道に入り、JR東海道線の線路を超えますが、
地下道を出たところで、旧島崎藤村邸の案内看板を見つけたので、
ちょっと寄り道してみることにしました。



旧島崎藤村邸
シダが生えた素朴な冠木門。割竹垣に囲まれた小庭、
部屋は書斎として使われた四畳半の小座敷と六畳と八畳の和室の三間のみ。
こじんまりとしていますが、居心地が良さそうで、
どこか懐かしく、味わいのある建物でした。
夫人は「大磯の住居は50年に及ぶ主人の書斎人としての生活の中で、
最も気にいられたものだったろう」と述べていたそうです。



左は四畳半の書斎 
その後ろに六畳の和室がありましたが、
襖の陰で、見えるのは廊下だけとなっています。

畳敷きの広縁に囲まれた八畳の居間
広縁突き当りの物入れを見つけた時はたいそう喜び、
本棚として使ったそうです。



味わいのある大正ガラス



藤村はクチナシなど白い花を好み、
中でも春の白椿を最も愛したそうです。

こじんまりと見えましたが、敷地は145坪あったようです。
最初は借家として住んでいたそうですが、
1年半後に、当時のサラリーマンの約30年分の給料に相当する1万円で
この家を購入し、終の棲家としたそうです。

昭和18年8月21日、静子夫人が「東方の門」の原稿を朗読中
頭痛を訴え急に倒れ、8月22日午前0時35分「涼しい風だね」という
言葉を残して行年71歳で永眠されされたとのこと。

中学生の時に読んだ『破戒』は眠るのを忘れて一気に読んだほど感銘を
受けた作品で、当時は一番好きな作家でした。



地下道を潜り抜けたところまで引き返し、しばらく南に歩くと、
国道1号線に突き当たります。

大磯中学校前の歩道橋を渡ります。



歩道橋の上から見た東海道松並木。
国道1号線は上り下りが分離帯を挟んで分かれ、
下り側の路側と分離帯の間に松並木が続き、旧街道の面影をしのばせます。

歩道橋を下りると鴫立庵まで400mという案内看板を見たので
反対方向でしたが、またまた寄り道することにしまた。



鴫立庵
京都の落柿舎、滋賀の無名庵と並ぶ、日本三大俳諧道場の一つ。



鴫立沢
「心なき身にもあわれは知られけり 鴫立沢の秋の夕暮れ」
西行が陸奥への旅の途次に、ここで詠んだ歌だと言われています。

それから500年以上たった江戸時代の寛文4(1664)年、
小田原の崇雪という人物が、西行をしのんで創設したのが鴫立庵です。



鴫立庵室



庵室内部(手前の部屋) 庵室内部(奥の部屋)



俳諧道場(鴫立庵正庵)



俳諧道場内部
扁額には「俳諧道場」と書かれています。
ここでよく句会が開かれるそうです。



円位堂
三千風の建てた元禄そのままの建造物。
堂内には等身大の西行法師の坐像が安置されています。



五智如来
鴫立庵を創設した崇雪が運んで安置したと言われています。



敷地内には80以上もの、歌碑、句碑、墓碑等が並んでいました。



焼きチーズカレー
ハイキングなどをするときは、大抵お弁当を用意するのですが、
大磯町ならその必要はないだろうと、用意しませんでした。
ところが、国道1号線沿いにはほとんど食べ物屋さんがなかったのです。
やっと見つけたのがカレー屋さん。
まだ開店して間もないようですが、美味しかったです。
(12:30~13:15)



松並木まで戻りました。

あまりにも立派な松を見たので写真を撮ると木の幹に
こんなプレートがかかっていました。



クロマツですよね?
国道1号の中で一番太い木で、樹齢は300年だそうです。



滄浪閣(旧伊藤博文邸)
伊藤博文の死後は朝鮮李王家、米軍の接収などを経て
大磯プリンスホテル別館となったが、現在は使われていない様子。

滄浪閣の手前を左に曲がり、うっそうとしたクロマツの林を抜けると
道は小陶綾(こゆるぎ)ノ浜へ。
こゆるぎの浜は3年前に歩いていたので、
ここからは太平洋自転車道を西に向かって歩きました。



太平洋自転車道は大磯町の西側、西湘バイパスに沿って造られた
自転車専用道路で、西は不動川下流付近まで、東は134号線に沿ってすすみ、
花水川手前で金目川サイクリングコースへとつながっています。



ハマゴウ(浜香)
別名:浜這い
花の名がわからずネットで調べましたが、
漢字だと、どんな植物なのか想像できますね。
浜を這う良い香りの植物のようです。
草のように見えますが、本当は落葉小低木だそうです。



葛川河口 葛川上流方面

葛川手前を道なりに右に曲がると再び国道1号にでます。
旧吉田茂邸を見学する予定でしたが、暑さで体が疲れたので中止とし、
国道1号を少し戻ってゴールの城山公園前バス停に向かいました。



城山公園前バス停に到着(14:10)
JR大磯駅行のバスに乗ります



JR大磯駅から東海道線、茅ケ崎からはJR相模線に乗り換え、
3時半には家に着きました。
前半は山地を歩き、森林浴や眺望を楽しみ、
後半は旧東海道の歴史と文化に触れ、バラエティに富んだ歩きとなりました。
これから先は海を離れ、里歩きや山歩きが中心となります。
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⑦大磯・高麗山のみち(前編)

2018-07-14 | 関東ふれあいの道・神奈川県
7月11日(水)
久しぶりに「関東ふれあいの道」の続きを歩いてきました。
山歩きは6月3日の「高座山~杓子山」以来38日ぶり。
「関東ふれあいの道」も5月22日以来でした。
ずっと歩いていないうえに、暑さが予想されたので、
比較的近場ではありましたが、家を7時10分過ぎに出ました。



海老名発07:34~茅ケ崎07:59着08:07発~平塚着08:12(IC運賃410円)
平塚駅南口08:22~西海岸08:30(IC運賃175円)

6日(金)~8日(日)は平塚の七夕祭りだったので、
その期間中に出かけ、ついでに見学してきたかったのですが、
どの日も用事があり残念でした。



この日の万歩計
16.1km 23298歩 815㎉



写真上段
平塚駅構内には七夕飾りが飾られていました。
スタート地点の西海岸バス停。
スタート地点近くの案内板は錆びていてよく読めなかった。

北に歩くと、すぐに下花水橋に出るので渡る。

写真下段
下花水橋の橋の上からは、これから上る高麗山が見える。
川沿いの道を北に歩くと、東海道線にぶつかるので左にまがり、
トンネルのあるところまで歩き、トンネルを抜ける。

しばらく歩くと、国道1号線の向かい側に高来神社の鳥居が見える。



高来神社・鳥居
神社裏に高麗山への登山口があります。
まずは、お参りをしてから。



高来神社社殿と社殿の彫刻・松に鶴。

かつては高麗寺と呼ばれていた高来神社。
明治の廃仏毀釈令により廃寺となり、
明治30年に高来神社と称されるようになった。

高麗は奈良時代に朝鮮半島の高句麗が滅亡した際、
高麗人が移り住んだことからついた地名。



神輿庫と社殿に鎮座していた御神輿
7月15日は2年に一度の「御船祭」だそうです。



「靖国之塔と東郷平八郎書の「忠魂碑」。
「高来神社(高麗寺(こうらいじ))略縁起」看板。



拝殿の横に登山口に通じる階段があります。
上ると、中央に小さな社があり、男坂と女坂に分かれますが、
関東ふれあいの道は右側の女坂の方を歩きます。



女坂と言っても最初から急傾斜の登りです。
これが高麗山まで続くのですから相当厳しいです。



山頂に横着。
スタート時点の標高が低いので、高低差は150mはありそうです。



平らな場所にベンチと石祠が2つあるだけで眺望もよくありません。



ここまでに出会った野の花たち
ボタンクサギ(高来神社裏)
アカマンマ
ヤブミョウガ 
リュウノヒゲ(まだ蕾ですが花が咲くとは知りませんでした)



ここからは緩やかなアップダウンを繰り返しながら
湘南平を目指して、ミニミニ縦走です。
歩きにくい場所もありますが、
高麗山までの上りに比べ、なんと楽なことか・・・



橋を渡って



八俵山到着



雨後のため、キノコがニョキニョキと出ていました。



八俵山から浅間山の間は穏やかな尾根になっていて、
森の中には休憩するベンチなども多く置かれていました。



オモイガワ
ジュウガツザクラの実生から生まれた園芸品種で、
花は葉に先出って開き、淡紅色の10片の花びらを持つ美しい桜だそうです。
どんな花が咲くのか、見てみたいものです



森の中に咲いていた花
クロコスミア(ヒメヒオウギズイセン) シシウド
ヤブラン ?



紫陽花の道を過ぎると



浅間山に到着
お腹が空いたのでおやつを食べました。
私はバナナ1本と大福1個。夫はバナナ1本と大福2個



15分位休みましたが、テーブルの上にヒルのような動きをする虫を
見つけたので、慌ててその場を去りました。



浅間山から歩いて5~6分のところでジャコウアゲハの雌に出会いました。
低い位置を緩やかに飛んでいたので、
15分位粘り、写真を撮ろうとしましたが駄目。
雄は何度か見たことがりますが、雌を見るのは初めてでした。
(画像はお借りしました)



階段を上ると



湘南平に到着
テレビ神奈川の電波塔をバックに、踏破記念の証拠写真を撮る。



レストハウス展望台では360度の大パノラマが楽しめます。



大磯町 江の島方面



湯河原・真鶴半島方面 丹沢大山方面
 


テレビ神奈川の電波塔

高麗山には2015年9月22日にも行っています。
息子が平塚運動公園でジョギングをするので(着いてから湘南アルプスのトレイルランに変更)
ついでに車に乗せて貰ったのですが、その日に思い立って出かけたので、
歩き始めたのは12:00からでした。
よろしかったら、その時のブログもどうぞ→湘南アルプス
意識はしていなかったのですが、同じような場所で写真を撮っていたのでびっくりしました。
コメント (6)
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オレンジ色の花たち(オニユリ カランコエ ランタナ サンタンカ)

2018-07-12 | 花・ガーデニング



オニユリ
ムカゴがあちこちに飛んで、思わぬ場所から咲いています。
これ以上、狭い花壇スペースを占領されても困ると思い、
昨年球根を掘り上げて捨てたのですが、そこからも咲いていました。
(2018.7.04撮影)



花の色や形が赤鬼のように見えることから鬼百合と
呼ばれるようになったそうですが、
私には英名のtiger lilyの方が納得できます。
(2018.7.07撮影)



カランコエ
マダガスカル島原産のベンケイソウ科の多肉植物

昨年秋に購入した3色植えを購入しましたが、
灰色かび病が発生し、この色の花だけが生き残りました。
(2018.6.30撮影)



ランタナ
クマツヅラ科の常緑小低木。中南米が原産
和名はシチヘンゲ

白、黄色、ピンクなどの花がありますが、
一番早くに咲いたのがこの色。
日当たりの悪い場所に置いてあったので花色が薄いですが、
鉢を移動したので、これからはもっと鮮やかで、
花色を変化が楽しいオレンジ系の花を咲かせるでしょう。
(2018.7.04撮影)



サンタンカ(キネンシス種)
アカネ科の常緑低木(鉢植え)
中国南部、マレー半島原産

ベトナムでこんもりとした木を覆うように咲いていた花を
思い出し、久しぶりに育てることにしました。
冬越しには最低温度が10度あるとベストだそうですので、
ちょっと大変かもしれませんが、挑戦してみたいと思います。
(2018.7.09撮影)
コメント (12)
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新日本舞踊・新作発表会&オリエンタルリリー・エンターティナー

2018-07-10 | おでかけ



7月8日(日)、卓球の友人Hさんがお稽古をされている
新日本舞踊・新作発表会に行って来ました。
新舞踊とは日本の伝統芸術である日本舞踊を
演歌、歌謡曲、民謡といった、馴染みのある曲に
振り付けて踊る、親しみやすい舞踊です。



演目は昼食を挟んで37番まで。
近頃は趣味の会の発表会でも入場料を払う場合が
多くなりましたが、無料の上お弁当や飲み物まで頂きました。

友人は男踊りを得意とされていますが、
今回は女踊りも交え、2曲踊られました。
発表会は2年毎に行われていますが、前回に比べ格段に上達
されているのが、素人目にもよくわかりました。

ラストは先生と妹さん、お弟子さんの3人で
「瞼の母」を踊られましたが、そのパフォーマンスに
会場の皆さんが涙していらっしゃいました。
私は人前で泣くことはめったにないのですが、
こらえきれず、思わずポロリでした。



帰りにはお花やお土産まで頂きました。



バラの香りに包まれて、余韻に浸っています。
楽しいひと時を過ごさせていただき、ありがとうございました。




オニユリとタカサゴユリ以外はすべてのユリが咲き終わって
いると思っていましたが、ダメもとで鉢に植えておいたエンターティナーが
木陰でひっそりと咲いていました。



エンターティナー
オリエンタルハイブリッドのユリ。
とても良い香りがします。
昨年の秋に夫が買ってきた鉢植えで、季節柄、随分長く
花を楽しんだ記憶があります。
花後に、球根を取り出し、一回り大きな鉢に植えておきました。
(2017.11.13撮影)



咲いたのは一輪ですが、とても綺麗です。
(2018.07.05撮影)



瑠璃茉莉(ルリマツリ)・プランバーゴ(白花)
水色のルリマツリはまだ咲いていません。
(2018.07.01撮影)
コメント (10)
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健康診断の結果と5ヵ月ぶりの健康チェック

2018-07-08 | 健康・スポーツ

先日、6月13日に受けた健康診断の結果が届きました。
我が家では8月から夫が後期高齢者となるので
以前勤めていた会社の健保からの検診はこれが最後となります。
特に恩恵を受けたわけではありませんが寂しい気もします。



2016年1月19日の血液検査で異常値(581㎎/dl)
を示した中性脂肪でしたが、
2か月間の食事療法で改善し、2016年3月25日の血液検査では
正常値の60㎎/dlとなりました。
あれから約2年3か月。
嬉しいことに、中性脂肪はずっと良い数字をキープ、
LH比も1.4なので問題なさそうです。

最近はやや食べ過ぎているので、体重は昨年より0.7㎏増加しましたが、
BMIは21.6 と標準値内を示しているので、良しとしましょう。

問題は視力と聴力。
視力は両眼とも0.7以下(右0.4 左0.6)
聴力は右の高音が聞き取り難くなっていました。
これは老化によるものなので、不自由を感じたら、
耳鼻科を受診するよう担当医からアドバイスを受けましたが、
今のところ特に不自由は感じていません。
ただ家族のものからは、テレビの音量が大きくなったと言われています。



糖尿病も要注意
HbA1cが5.6あります。
これ以上悪化しないよう、食事管理はちゃんとしなくては。
私は30年来の高血圧で、塩分制限などの食事療法は続けていますが、
なかなか改善せず、薬でコントロールしています。
糖尿病にでもなったら、動脈硬化は一気に加速します。


7月3日、通院のついでに健康保険センターに寄り、
健康チェックを受けてきました。
前回が2月9日だったので約5ヵ月ぶりです。



ここでの体重は健康診断時より1.6㎏多いですが、
健康診断の時は前日の夜9時以降は食事や水を飲んでいないことや、
衣服の重さの差もあるかもしれません。

血管年齢は前回より2歳若く、健康度Aは前回と同じでした。
骨健康度も良い骨塩量:判定Bで前回と同じ。
脳年齢は記録用紙がなかったのでメモしてきましたが、
前回と同じ59歳でした。
体組成も前回とそれほど差がないと思います。

理想的な体のためには筋肉を維持し、
脂肪量を1.3㎏減らすこととありますが、
これはちょっと難しいかもしれません。


庭の花




購入時は黄色だった2年目のハイビスカス。
4月末に外に出してから、5輪の花が咲きました。
(2018.06.27撮影)



コボレダネからのサルビア・コネクシア・スカーレット
(2018.06.30撮影)


upを忘れていたプランター植えのマリーゴールド
(2018.06.19撮影)
コメント (10)
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ボタンクサギ ハイビスカス センテッドゼラニウム

2018-07-06 | 花・ガーデニング
ボタンクサギの花が咲きました。



満開のボタンクサギ
ボタンクサギはクマズラ科の落葉低木、
名前の由来は葉の異臭と、お花が牡丹に似ていることから
付けられたそうですが、
葉や茎を触ったり、折ったりしない限り、臭いはしないとのこと、
観賞用にはとても美しい花だと思いました。
(2018.7.03撮影)



咲き始め
(2018.7.01撮影)



この花は2014年に挿し木をし、2015年7月から開花しました。
地下茎が地中を横に這い、増殖するので、
我が家のように鉢に植えたままだと広がれず、年々退化するようです。

今年の花はこの花と下↓の蕾の2つだけ。
花は咲き始めてから3日間で満開になりました。
(2018.7.02撮影)



ボタンクサギの蕾とアリ
アリとアブラムシは相利共生の関係にあるそうです。
共生ではなく、アリがアブラムシを食べてくれるのが一番なのですが。
(2018.7.03撮影)



ハイビスカス・フィジアン
今季に入って花は9輪咲きましたが、
4輪同時に咲いたのは初めて。
小ぶりですが、可愛いハイビスカスです。
(2018.7.04撮影)


センテッドゼラニウム2種
センテッドゼラニウムの香りには、蚊が嫌う成分が入っているそうです。
我が家の場合、蚊が多すぎて、蚊よけ効果はそれほど感じられませんが、
小さな可愛い花や、茎や葉から漂う芳香には癒されます。



アップルゼラニウム
今までは白花が中心でしたが、可愛い桃の斑入りの花も
咲くようになりました。
(左2018.02.15撮影)(右2018.7.04撮影)



ローズゼラニウム
6月初めに買ったポット苗から、2回目の花が咲きました。
(2018.7.04撮影)



メロンを頂きました。
一球2㎏以上ある大きなメロンです。
食べごろになったので食べましたが、極上の美味しさでした。
Nさん、どうもありがとうございました。
コメント (14)
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紫の花いろいろ

2018-07-04 | 花・ガーデニング



ブットレア
フジウツギ(ゴマノハグサ)科の落葉低木で中国が原産。
細かい花が房状に咲き、その芳香が蝶を誘うため
「バタフライブッシュ」の別名もあります。

育て初め11年目。
木の成長が早く、あっという間に大きくなるので地植えに
するのは考えた方が良いわわよ、と言われたのですが、
我が家の土にあわないのか、それほど大きくならず助かっています。
(2018.06.19撮影)



セイヨウニンジンボク
クマツヅラ科・ハマゴウ属の耐寒性落葉低木
原産地:南ヨーロッパ 西アジア 
別名:イタリアニンジンボク チェストツリー  
花期 7~9月
(2018.06.21撮影)



(2018.06.25撮影)



葉の形が朝鮮ニンジンに似て、西洋から渡来した
のでこの名前がついたそうです。
枝の先に可愛い唇形の小さな花を密集させて咲き、
微かな芳香を放ちます。

鉢植えだったのですが、鉢から根が出て、庭植状態になっています。
(2018.06.27撮影)



志野(フロリバンダFloribunda)
四季咲き中輪のバラ。花形は剣弁高芯咲き、花径は7㎝ぐらい。
濃厚な香りがする。

鉢植え→庭植→そして今年からまた鉢植え
どのようにしても、木は大きくならず、花も少ししか咲きません。
(2018.06.21撮影)



夕霧草
キキョウ科の常緑多年草(一~二年草扱い)
原産地:地中海沿岸

鉢植えで育て始めて2年目。
寒さに弱いので、冬は外の無加温簡易温室で管理。
昨年はコンパクトに咲きましたが、今年は花茎が間延びし、
乱れ咲きしています。
(2018.06.26撮影)



ストレプトカーパス
南アフリカ原産イワタバコ科の多年草。
花言葉は「信頼にこたえる」
購入したのは2012年7月。育て始めて6年が経過しました。
(2018.06.30撮影)



花壇の花
イソトマとメランポジウム
(2018.06.26撮影)



矮性アガパンサス
ユリ科の常緑多年草で草丈は開花時でも60~70㎝。
葉も細く、花も小さめです。
花の咲き方がクンシランに似ていることから
ムラサキクンシランとも呼ばれています。
(2018.06.26撮影)



庭に植えて13年以上にはなると思いますが、何年たったのかは覚えていません。
沢山咲いたので切り花にしました。
(2018.06.28撮影)



ポリジ
ムラサキ科 ルリヂシャ属の一年草
別名をスターフラワーと呼ばれていますが、
その名の如く、透明感のある青い星形の花が印象的です。
コボレダネで3年連続咲いています。
(2018.7.02撮影)

コメント (8)
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オリエンタル系のユリ ニンフ&コンカドール

2018-07-02 | 花・ガーデニング

大好きなオリエンタルリリー・ニンフが咲きました。
一鉢は、2008年の秋にサカタより球根を取り寄せ、
あと一鉢は2014年の秋に球根を取り寄せて鉢植えにしたので、
育て始めてから10年目と4年目になり、
ユリの中では寿命が長い方だと思います。
どちらのユリも球根は掘り上げず、ずっと同じ鉢のままです。

名前のニンフはギリシャ神話で美しい乙女をした妖精のこと。
花は香りが良く、大きくてゴージャスです。

(参考:2014年7月 2つのオリエンタルリリー・ニンフ



10年目のオリエンタルリリー・ニンフ
一番花は同時に2輪咲きました。
(2018.06.19撮影)



今年は7輪開花しましたが、
7月1日ですべての花は咲き終わりました。
(2018.06.21撮影)



4年目のオリエンタルリリー・ニンフ
蕾は2つつきましたがしたら、開花は一輪のみでしたら。
(2018.06.27撮影)


コンカドール
コンカドールはオリエンタルリリーとトランペットリリー
のかけ合わせで出来た園芸種で、別名:イエローカサブランカと呼ばれる、
豪華な大輪の花を咲かせる香りの良いオリエンタル系のユリです。

2013年の秋、大きな球根を3個取り寄せ、
8号プラ鉢に1球、9号スリット鉢に2球植えましたが、
8号プラ鉢の方は2年間しか花が咲きませんでした。



コンカドール
最初の1輪は6月30日に開花。
(2018.07.01撮影)



2輪目は7月2日に開花。
今年の開花はこの2輪のみでした。

5年間、開花しましたが、そろそろ寿命かと思っています。
2018.07.01撮影)



この画像は花が初めて咲いた2014年7月のもの。
花は全部で17輪咲きました。
(2014.07.06撮影)




ストケシア・ホワイトスター
キク科ストケシア属の耐寒性宿根草 別名ルリギク
原産地は南カロライナ~ルイジアナ州。
暑さ、寒さに強く、病害虫の発生もほとんどなく、育てやすい植物です。

紫の花は20年くらい育てていますが、
白花を見るのは初めて。庭に植えました。
(2018.06.27撮影)



矮性霞草(ジプシーホワイト)
(2018.6.25撮影)



今年初めてアゲハ蝶の写真を撮りましたが、
翅がボロボロに破れ、半分以上ありませんでした。
懸命に蜜を吸い、フラフラしながら飛んでいく蝶を見て、
感心すると同時に、もうそんなに頑張らなくてもいいんだよと、
言ってあげたい気分でした。
コメント (14)
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