![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/7f/72556ed2b0bd247bd2248bf35ba7b694.jpg)
のんびり気軽にさんぽがてら。
本日はお気楽企画、「遠野へ行こう!」なのです。
えー、せっかくいくつか写真を撮ったので、掲載してみようと思いました。
そんな訳で、いつも以上に調べごとをしておりませんので、これからの↓記述は鵜呑みに信じないように(笑)
あ、写真は全て本物ですが、本文と合致しておりませんので、ご注意を。
(→ 米印が写真の説明ね)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_please.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/f1/8cc8badb9c2a5f14229cec66f90dd5a5.jpg)
※1遠野駅の河童さん
JR「遠野駅」の河童イラストです。本数少ないので気をつけて!
こないだ色々なものをすっ飛ばして、「超ヒーロー”マブリットキバ”」なんてやりました。
なんでそんなんからやったんでしょうね。
…まぁ、通常ならば民話の町としてよく知られている岩手県は遠野市です。
行った記念に「聴耳草紙」という五百ページ以上もある文庫本にて、いわゆる昔話を読んでおりますが…なんというか、これが色々とスゴイんですよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/1e/f6c20d42d44f9d81fb04620665bcc92f.jpg)
※2ポスト上の河童さん
ポスト上にも鎮座されております。ものすごいデフォルメっぷりです。
まず1つ。
なんだか、よーわからんお話があること。
お話にはいくつかのパターンがありまして、
1) めでたし・めでたし系
なんらかイイ行いをしたがため、お金持ちになったという類のもの。
2) いましめ系
悪いことすると大変なことになるよー、という上と正反対なもの。
3) 元ネタ系
~という名前の由来、なぜこうなってしまったのかという起源みたいなもの。
4) よーわからん系
…そう、4番なんですよ。
たまに、何が言いたいのかよくわからんのがあります。
例えば「観音の申子」というエピソード。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/ca/1f184ffe7130d2f47afaf07498a42e7a.jpg)
※3駅前に河童さん
気楽に談笑中なのです。ちょっとリアルちっくね。
子がなかったおじいさんとおばあさんは、観音さまに願掛けをしておりました。
信心深いので観音さまは子を授けますが、いい歳なので育てることもままならず、観音さまが引き取って育てるのです。
成長した子は全国に旅へ出た結果、ある長者の家で住み込みの火焚き仕事を始めるのね。
その長者さんの家には、娘が二人おりました。
ある日の祭に出てイイ男を見かけた長女は、恋わずらいとなって寝込んでしまいます。
すると長者さんの元に観音さまが現れ、住み込みの男に意中の者がいるというのでした。
長者さんは家人に次々と見舞いをさせたところ、最後に残った汚らしい火焚きの男が残るのです。
彼を風呂で綺麗にして会わせたところ、まさしく彼がその男だったのでした。
イイ男っぷりに一目惚れをした次女も結婚を申し出て、争奪戦となるんですが…一計を案じた彼によって長女が嫁となり、目出度く夫婦になったのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/76/5ddbbf7c2d8666083153413b7788473d.jpg)
※4交番前にも河童さん
交番前にもおります。実はこのすぐ近くにもいるんですが…。
まぁ、だいたいそのまんま。
何が言いたいのか、よー分かりません。
もう1つ。
やたらと残酷であるということ。
ちょっと昔に「グリム童話は残酷だった」という系統が流行りましたが、こちらもそんなん。
まぁ、日本書紀だっけか?
そちらも似たり寄ったりな、酷いものでした。
人の命というものが軽い、儚いものだったという証拠でしょうかね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/f4/27b2ee737f0e4522d9fbfd3c501793cb.jpg)
※5自販機にも河童さん
こりゃ、仕入れ担当者のお遊びかなぁ。
…と、そんなこんなで画像と無関係なことをつらつらと述べてみました。
たまには、昔話の世界にどっぷり漬かってみるのもいいのではないでしょうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_night.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/de/5f6a4daa79aa907e47b228ee447b3aff.jpg)
※6土産も河童さん
地酒のボトルも河童なのですよ。はう!
※ちなみに、最上段↑写真は噂の「カッパ淵」です。
いかにも河童がでてきそうでしょ?
今回紹介した写真以外にも、町のあちこちに河童がおります。
探してみるのが楽しいですよ。
[住所] 遠野市土淵町土淵7-50 カッパ淵
★駅からバスで30分くらい。
[関連記事] 【神社・日本の神さま・など特集】
⇒ 仏像の種類 (お父さんのための仏像講座) [前編] [後編]
⇒ ちょっと特殊な仏像 「鉈彫仏」
⇒ 大天狗像 大雄山最乗寺 (神奈川)
⇒ お寺と神社
⇒ 本地垂迹ってなんだ? (仏教・神道)
⇒ 本地垂迹のややこしい話 (仏教・神道)
⇒ 蔵王権現 (本地垂迹・権現) 仏像編 信仰編
⇒ 八幡大菩薩
⇒ 稲荷神社 (前編 ・ 後編)
⇒ 曼荼羅ってなんだろう
⇒ 鳳凰像 (平等院)
⇒ こまいぬ[狛犬]
⇒ 三猿について (日光東照宮) (庚申信仰)
⇒ 身代わりの手白猿 (滋賀・西教寺)
⇒ 大魔神(海洋堂)
⇒ 六芸神(東京・浅草)
⇒ 超ヒーロー「マブリットキバ」 (岩手県・遠野市)
⇒ サトちゃん菩薩立像 (全国・薬局店頭)
⇒ 重文 ピョンちゃん天立像 (全国・薬局店頭)
⇒ 重文 ケロちゃん観世音菩薩坐像 (全国・薬局店頭)
⇒ 国宝 オノデン坊や権現立像 (東京秋葉原)
⇒ 戦女神 アテナ (ギリシャ神話)前編 後編
⇒ ハヌマーン (ラーマーヤナ)
⇒ 手水のつかいかた (上野・清水堂)
⇒ 全自動・御手洗所 (東京・大円寺)
⇒ 無料・公衆電話 (天龍寺)
⇒ お寺と亀 (川崎大師・平間寺)
⇒ 水琴窟 (京都・妙心寺退蔵院、正法寺)
⇒ 曼荼羅ってなんだろう
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本日はお気楽企画、「遠野へ行こう!」なのです。
えー、せっかくいくつか写真を撮ったので、掲載してみようと思いました。
そんな訳で、いつも以上に調べごとをしておりませんので、これからの↓記述は鵜呑みに信じないように(笑)
あ、写真は全て本物ですが、本文と合致しておりませんので、ご注意を。
(→ 米印が写真の説明ね)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_please.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/f1/8cc8badb9c2a5f14229cec66f90dd5a5.jpg)
※1遠野駅の河童さん
JR「遠野駅」の河童イラストです。本数少ないので気をつけて!
こないだ色々なものをすっ飛ばして、「超ヒーロー”マブリットキバ”」なんてやりました。
なんでそんなんからやったんでしょうね。
…まぁ、通常ならば民話の町としてよく知られている岩手県は遠野市です。
行った記念に「聴耳草紙」という五百ページ以上もある文庫本にて、いわゆる昔話を読んでおりますが…なんというか、これが色々とスゴイんですよ。
聴耳草紙 (ちくま文庫)佐々木 喜善筑摩書房このアイテムの詳細を見る |
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/1e/f6c20d42d44f9d81fb04620665bcc92f.jpg)
※2ポスト上の河童さん
ポスト上にも鎮座されております。ものすごいデフォルメっぷりです。
まず1つ。
なんだか、よーわからんお話があること。
お話にはいくつかのパターンがありまして、
1) めでたし・めでたし系
なんらかイイ行いをしたがため、お金持ちになったという類のもの。
2) いましめ系
悪いことすると大変なことになるよー、という上と正反対なもの。
3) 元ネタ系
~という名前の由来、なぜこうなってしまったのかという起源みたいなもの。
4) よーわからん系
…そう、4番なんですよ。
たまに、何が言いたいのかよくわからんのがあります。
例えば「観音の申子」というエピソード。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/ca/1f184ffe7130d2f47afaf07498a42e7a.jpg)
※3駅前に河童さん
気楽に談笑中なのです。ちょっとリアルちっくね。
子がなかったおじいさんとおばあさんは、観音さまに願掛けをしておりました。
信心深いので観音さまは子を授けますが、いい歳なので育てることもままならず、観音さまが引き取って育てるのです。
成長した子は全国に旅へ出た結果、ある長者の家で住み込みの火焚き仕事を始めるのね。
その長者さんの家には、娘が二人おりました。
ある日の祭に出てイイ男を見かけた長女は、恋わずらいとなって寝込んでしまいます。
すると長者さんの元に観音さまが現れ、住み込みの男に意中の者がいるというのでした。
長者さんは家人に次々と見舞いをさせたところ、最後に残った汚らしい火焚きの男が残るのです。
彼を風呂で綺麗にして会わせたところ、まさしく彼がその男だったのでした。
イイ男っぷりに一目惚れをした次女も結婚を申し出て、争奪戦となるんですが…一計を案じた彼によって長女が嫁となり、目出度く夫婦になったのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/76/5ddbbf7c2d8666083153413b7788473d.jpg)
※4交番前にも河童さん
交番前にもおります。実はこのすぐ近くにもいるんですが…。
まぁ、だいたいそのまんま。
何が言いたいのか、よー分かりません。
もう1つ。
やたらと残酷であるということ。
ちょっと昔に「グリム童話は残酷だった」という系統が流行りましたが、こちらもそんなん。
まぁ、日本書紀だっけか?
そちらも似たり寄ったりな、酷いものでした。
人の命というものが軽い、儚いものだったという証拠でしょうかね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/f4/27b2ee737f0e4522d9fbfd3c501793cb.jpg)
※5自販機にも河童さん
こりゃ、仕入れ担当者のお遊びかなぁ。
…と、そんなこんなで画像と無関係なことをつらつらと述べてみました。
たまには、昔話の世界にどっぷり漬かってみるのもいいのではないでしょうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_night.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/de/5f6a4daa79aa907e47b228ee447b3aff.jpg)
※6土産も河童さん
地酒のボトルも河童なのですよ。はう!
※ちなみに、最上段↑写真は噂の「カッパ淵」です。
いかにも河童がでてきそうでしょ?
今回紹介した写真以外にも、町のあちこちに河童がおります。
探してみるのが楽しいですよ。
[住所] 遠野市土淵町土淵7-50 カッパ淵
★駅からバスで30分くらい。
[関連記事] 【神社・日本の神さま・など特集】
⇒ 仏像の種類 (お父さんのための仏像講座) [前編] [後編]
⇒ ちょっと特殊な仏像 「鉈彫仏」
⇒ 大天狗像 大雄山最乗寺 (神奈川)
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⇒ 本地垂迹ってなんだ? (仏教・神道)
⇒ 本地垂迹のややこしい話 (仏教・神道)
⇒ 蔵王権現 (本地垂迹・権現) 仏像編 信仰編
⇒ 八幡大菩薩
⇒ 稲荷神社 (前編 ・ 後編)
⇒ 曼荼羅ってなんだろう
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⇒ 超ヒーロー「マブリットキバ」 (岩手県・遠野市)
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⇒ 重文 ピョンちゃん天立像 (全国・薬局店頭)
⇒ 重文 ケロちゃん観世音菩薩坐像 (全国・薬局店頭)
⇒ 国宝 オノデン坊や権現立像 (東京秋葉原)
⇒ 戦女神 アテナ (ギリシャ神話)前編 後編
⇒ ハヌマーン (ラーマーヤナ)
⇒ 手水のつかいかた (上野・清水堂)
⇒ 全自動・御手洗所 (東京・大円寺)
⇒ 無料・公衆電話 (天龍寺)
⇒ お寺と亀 (川崎大師・平間寺)
⇒ 水琴窟 (京都・妙心寺退蔵院、正法寺)
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