響けブログ

音楽コドモから「音楽コドナ」へちょっと進化。ドラムとバイオリンと小鼓を弾く、ヒビキの音楽遍歴。

「五七五は、8ビートなんだよ」と夫は言った。

2009-06-10 | ドラム・パーカッション
夕暮れ

手数王こと、ドラマーの菅沼孝三氏が、レッスン日の予定を「タンタタ」「ンタタタ」とごくふつーに呼んでいる、と言う話を、以前書いた(ような気がする)。どういうことかというと、一カ月の木曜のある日付が、たとえば……

3 ○
10 ×
17 ○
34 ○

で、○の日がレッスン日、×の日がお休みの日だったとすると、上記の場合がまさに「タンタタ」なのであります。ごく簡単なリズムパターンで一月分の予定が把握できるすごい通信システム(プロトコル?)なのだ。このぶんなら3年分ぐらい軽いかもしれない。

詳しくは夫のブログ、以下記事をご覧ください↓(2009/6/11追加)
ほぼ週刊イケヤ新聞ブログ
「ドラマーたちはスケジュールを、リズムで考えている」


どうも、ドラマーにとっては、世の中の大半はリズムでできている、らしい。

ヒビキが最近、どうも俳句というものが好きらしく、街で交通標語、たとえば……

気を付けよう 車のあとに また車

のようなやつを見つけても、早速読んで、

「あ、これ、俳句じゃん」
などと言ったりするものだから、私としちゃ、そこはオトナに

「五七五ではあるけれども、これは俳句ではない。なぜなら、俳句とは、五七五という形式をそなえ、かつ「季語」のあるものだからだ」

などと正解を答えてしまうわけのだが、それこそがウカツというものなのだった。

今朝、夫と、ヒビキが五七五にするどいのはなんでだろうねえ、痛快小坊主の新しい展開だろうか……といった話のなかで、私はすかさずヒビキは日本語の把握にすぐれているからだ、という趣旨のことを言ったのだが、そこで夫、

「五七五は、8ビートなんだよ」

たぶん、それが正解だ。だからこそヒビキは、その分かり方が尋常でないのだ。そして、だからこそ面白いのだ。

あーそうでしたか、五七五は、8ビートなのか。

古池や   蛙とびこむ   水の音
タタタタン タタタタタタタ タタタタン



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