手数王こと、ドラマーの菅沼孝三氏が、レッスン日の予定を「タンタタ」「ンタタタ」とごくふつーに呼んでいる、と言う話を、以前書いた(ような気がする)。どういうことかというと、一カ月の木曜のある日付が、たとえば……
3 ○
10 ×
17 ○
34 ○
で、○の日がレッスン日、×の日がお休みの日だったとすると、上記の場合がまさに「タンタタ」なのであります。ごく簡単なリズムパターンで一月分の予定が把握できるすごい通信システム(プロトコル?)なのだ。このぶんなら3年分ぐらい軽いかもしれない。
詳しくは夫のブログ、以下記事をご覧ください↓(2009/6/11追加)
ほぼ週刊イケヤ新聞ブログ
「ドラマーたちはスケジュールを、リズムで考えている」
どうも、ドラマーにとっては、世の中の大半はリズムでできている、らしい。
ヒビキが最近、どうも俳句というものが好きらしく、街で交通標語、たとえば……
気を付けよう 車のあとに また車
のようなやつを見つけても、早速読んで、
「あ、これ、俳句じゃん」
などと言ったりするものだから、私としちゃ、そこはオトナに
「五七五ではあるけれども、これは俳句ではない。なぜなら、俳句とは、五七五という形式をそなえ、かつ「季語」のあるものだからだ」
などと正解を答えてしまうわけのだが、それこそがウカツというものなのだった。
今朝、夫と、ヒビキが五七五にするどいのはなんでだろうねえ、痛快小坊主の新しい展開だろうか……といった話のなかで、私はすかさずヒビキは日本語の把握にすぐれているからだ、という趣旨のことを言ったのだが、そこで夫、
「五七五は、8ビートなんだよ」
たぶん、それが正解だ。だからこそヒビキは、その分かり方が尋常でないのだ。そして、だからこそ面白いのだ。
あーそうでしたか、五七五は、8ビートなのか。
古池や 蛙とびこむ 水の音
タタタタン タタタタタタタ タタタタン
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