感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

住まいの温熱環境と人の健康

2013-12-11 20:39:00 | ファースの家
昨日まで「しんちゃん」、「まっちゃん」が通っていた岡山市中区の浴室リフォーム現場ではユニットバスの組立てが行われるという事で、今日は大工さんたちは現場を空けた一日。

その為、今日は会社に隣接している加工場で私と「まっちゃん」は倉敷市粒江で屋根の改修工事に向けての小屋組材を加工。

予め手配しておいた材料に墨付けして仕口や取合い部分を刻んでいきます。

屋根の上での工事という事で天候の事などを考慮すれば、現地での加工は無駄な時間がかかる事は間違いありません。

その為に極力、現場での加工をなくしスムーズな現場作業を行なう為にも何処まで下準備が出きるかが今回の工程の重要なポイントになります。

其れでも新築とは違い、現地の状況を含めて屋根を加工し組立てせねば成らない為に、新築以上に難しい工事になるのは明らかな事という事でしっかりと加工する部分は加工。

取合い部分などは現地合わせという事で準備を進めていきます。

さて、「しんちゃん」には備前アルミ建材さんから依頼された障子建具の改造加工を行ってもらいます。今回は和室に使う障子紙の貼った建具に猫ちゃん用の扉を作る造作。

猫ちゃんが通る扉の付いた建具はある程度は想像できますが、実際には見た目や納まり、使用方法に対する性能、建具本体の基本性能など全てが一定のレベルまで達することが重要。

その為に細やかな加工を多く要する仕事だけに非常に困難で手間のかかる仕事ですが、黙々と作業をしてくれる「しんちゃん」が夕方には無事に完成させました。

後は実際に猫ちゃんが通ってくれるかを祈るだけと運に任せねば成らない所は些か不安でもありますが・・・

そんな日の午前中には、「ファースの家」のシステムを開発販売するファース本部、福地建装さんの福地社長さんが来社。毎回、様々な事をお話してくれる社長の話は本当に勉強になります。

今回は住環境と人の健康の関連性について健康・省エネ住宅を推進する国民会議幹事会で調べているデーターを持って色々な住まいと健康についてのお話をしてくださいました。

データーを見ながら住まいと健康の関連性をみていくと如何に住まいの温熱環境が大切なのかが明確に見えてくるのです。

こうした観点からも高性能な住宅のメリットが多く見られ、家に携わる者として此れから先に本当にお客さんに住んでもらいたい住宅のあり方を再認識できたのは大きな収穫。

ついつい当たり前に考えていた自分たちが行わねば成らない「家づくり」の想い。そんな地域の工務店の想いが具体的に暮らす人に届く「ファースの家」を今後もお薦めしていかねばと強く感じました。

そんなファース本部、福地社長のブログは下記の文字をクリックしてください。

福地脩悦・全国・人の旅 社長日誌

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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