感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

ものづくりの過程に人の心は動くのかも・・・

2014-02-05 23:59:59 | ファースの家
昨日に引き続き今日も寒い一日となった倉敷市。

大工の「まっちゃん」は総社市総社の増改築現場で大工仕事に取り組み続ける日々。

今日から着工した倉敷市亀島の住宅の軒天井張り替え工事には大工の「小野くん」が向かって作業にあたってくれています。

「しんちゃん」は今日は社長と共にお隣、広島県の尾道へ外壁修繕の工事に取り組んでいる様子。

ここ数日、ひとりでの作業に相当にハードな現場が続いた「しんちゃん」に着いていった社長の親心に感謝。

私も午前中に見積書や請求書をお届けした後は午後から倉敷市連島で水道設備業者さんが手がける台所、浴室リフォーム工事の着工に立会い解体作業を手伝います。

後で復旧する予定の部分だけに材料などが再利用できる様に撤去してもらわねば成らない為に、現地でお手伝い。

こちらの工事も大工工事、外装工事、内装工事、建具工事などが当社の工事範囲だけに円滑な工事進行が出来るよう最大限の努力をしてまいりますので、どうぞ宜しくお願いします。

こうして当社の家づくり物語はどの現場も寒さにも暑さにも雨にも風にも負けることなく只、毎日コツコツと進んでいくのであります。

その地道な職人さんたちの努力の形が私たちがお届けする「家」の形。

私たちの考える「家」とは、売った買った。良かった悪かったなどの商品では在りません。

施主さんの夢や希望、家に対しての想いを形にする事は勿論。家づくりの職人さんたちの技術や努力、職人さんたちを取り巻く人間模様、その「家づくり」に関わる多くの人たちの「人と人」のヒューマンストーリー。

しかし、本当に私が知りたいのは「住宅建築という職業にあっての自分たちのつくる「家」とは?」の答え。

その意味を探せば探すほど、答えが見えなくなるのはまだまだ修行不足なのでしょう。

「一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語」・・・この文章は私が3~4年前に「自分」と「家」を心底、掘り下げて考えた1文。

しかし、あれから3年経った現在、この文章の先に見える答えが見つからず・・・

今日もその答えを探して懸命に自分の役割に励んだ一日もそろそろ店じまい。

写真はファースの家に装備される旧タイプのコントロールパネル。現在はタッチパネル式になりサイズも小さくスタイリッシュになっていますが、当社の事務所棟をリフォームした頃はこのパネル。

其れでも屋外、屋根裏、床下、室内と温度表示がされていて特に不便を感じることは無かったのです。

現在は左上が屋根裏の温度で21度、左下が床下の温度でやはり21度、右下が室内で22.5度、そして右上が外気温で1度となっています。

北海道で開発された工法で家全体をひとつの部屋として丸ごと温めたり冷やしたりするファースの家。

それでいて冷暖房費を抑える性能の高さは数々のファース工法専用部材にあるのです。

この部材のひとつひとつも人の手により開発されたもので開発元のファース本部でもある福地建装さんの努力の結晶なのでしょう。

人の手により生み出される数々の製品の裏には開発者や製造者の気持ちが見え隠れするもの。

家に限らず世の中にある人の手がつくり出した全ての「物」の裏には・・・何処まで行っても切っては成らない開発者、製造者たちの「ものづくりの物語」がある筈なのでしょう。

その物語に人の心は動くのかも・・・

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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