感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

開発より30年経った今でも色褪せない住宅性能を持つ「ファースの家」

2018-01-12 20:03:51 | ファースの家
大寒波の襲来に岡山県南でも随分と冷え込みました。

自宅の温度計では外気温は氷点下5℃となっており過去数年で此処まで寒くなった記憶がないほどの冷え込み。

その為、今朝は水道管の凍結などの相談に午前中はひっきりなしに電話がかかってくる状態。

とは言え、ここまで冷え込むと通常は凍らない水道管も凍結してしまう結果に・・・

寒冷地に暮らす人なら事前の予防策などを実施するのでしょうが温暖地に暮らす私たちにとってはその知識がなく今朝の状態を向かえてしまいました。

しかし、ここで慌てて水道管の凍結を溶かそうと熱湯などをかけてしまうと水道管の破裂の可能性もあります。

ご不便だとは思いますがここは無理をせずに自然に溶けるのを待つか、ドライヤーなどの温風でゆっくり解凍するようにしていただきたいもの。

今夜も同じく冷え込むようなので今夜は水道栓を少し開いて水を出しっぱなしにしておくのも凍結防止の方法でもあり、この辺りの事はインターネット上にも色々と参考になる記事もあるので一読してみてください。

さて、そんな中でも進んで行く、「はやしの家づくり物語」。

現場の方は昨日とほとんど変わらない布陣で工事が進んでおりますが何分にもこの寒さに、中には塗装や左官工事ができない現場もあるようです。

この手の仕事に使う材料の中には氷点下2℃を過ぎると使用できない材料が多くあり、日中は良くても日没以降は気温が下がる事が想定される場合は避けるべき。

無理に工事をしてしまって後で不具合が出ると困るのはお客様。

切羽詰まった工事計画の場合でもこうした場合は工期の延長もご理解いただきたいと思います。

写真は我が家のファースシステムのコントロールパネルですが、今朝の7時での段階ではありますが外気温が氷点下5℃となっておりますが・・・

家の中はトイレや押入れの中まで21.5℃となっておりまして快適な室温に本当にありがたい、更にある専用材をつかっている事で調湿効果も期待でき室内は程よい湿度となっており温度計以上の暖かさを感じることができます。

おかげで今年の冬も私は家の中ではTシャツと短パンというラフな格好で過ごさせていただいております。

彼是、30年近く前に北海道の福地建装さんが開発した「ファースの家」ではありますが、こうした温熱性能は30年経った今でも色あせる事がなく、暮らす人の快適な生活を守ってくれます。

「ファースの家」と言えば、岡山県に暮らす私たちには余りなじみのない住宅ではありますが、インターネットなどで調べると様々な情報が出てくると思いますので興味のある方は一度、調べてみてはいかがでしょうか?

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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