カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

佐藤天彦「名人位」を防衛

2017年06月07日 07時49分50秒 | 将棋

将棋名人戦7番勝負で

挑戦者である稲葉陽が2勝3敗で佐藤天彦名人に追いつめられた昨日2017/06/06の第6戦2日目で、佐藤がじわじわと有利を拡大して勝利を収め、結局4勝2敗で佐藤天彦が名人位を防衛しました。 

初のタイトル挑戦で期待させた稲葉で

実際最初の4番勝負では、交互に後手が勝ち2勝2敗でした。

しかし3番勝負になり佐藤が2連勝し、結局4勝2敗で佐藤が名人位を初防衛したということです。 


さすがの佐藤天彦名人と思われましたが、その佐藤でさえ、先日将棋ソフトPonanzaに2戦して2連敗となっております。

佐藤天彦名人 VS Ponanza 電王戦第2局

日刊スポーツ 2017年5月20日 

棋譜(YouTube) 

人間対コンピュータですが

「人間-ロボット」のサッカー試合なら大した話題にはならないと思いますが、「人間-コンピュータ」のチェス・囲碁・将棋の試合となると俄然話題になるのは、なぜなんでしょうね。

コンピュータソフトが

過去の厖大な棋譜を蓄えている点ではチェス・囲碁・将棋で一致しており、人間の若い頃の修行と変わりがありません。ただし莫大な費用を使って人間を凌駕しようとする試みが完成を迎えつつある昨今、これがようやく終わりかけているのに注目する必要があります。

一方プロの棋士たちやアマチュアの愛好家が、読みの訓練のためコンピュータを利用することは、これからも続くことでしょう。 

さてさて、皆様はどう思われますか。


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