誰にも醜聞があります。たとえそれが、事実であろうが、なかろうが(笑)。
ここでは最近の「韓国の醜聞」を集めてみました。疑惑を感じた方は、リンクをたどってくださいね。
歴史を忘れた? 朴槿恵大統領「顕忠日記念演説」
・・・・基本的には朝鮮戦争がテーマになります。死んだ軍人の数の「桁」が違うからです。よって、軍事政権時代を生きた私のような人には、反共の日でもあります。
しかし、その軍事政権のリーダーだった人の娘さんでもある朴槿恵大統領の2014年顕忠日記念演説に、妙な部分がありました。
『今年は我々の政府の要請で、中国ハルビン駅で安重根義士記念館が開館され、シアン(西京)の光復軍第2部隊表示石を設置した。今後も先烈の愛国精神を称える事業を着実に推進して後世が祖国のために犠牲になった意味を再確認することができるようにする』
やはり、彼女は自覚がないようですね。あれは中国が安重根や光復軍を尊敬して作ったものではありません。あれは、韓国を日米から中国側にシフトさせるための「餌」です。
朝鮮戦争の時、中国軍の介入があったことを、朴槿恵大統領はもう忘れたのでしょうか。日本を悪く言えれば、反日関連の発言ができればそれでいいと、あの歴史をもう忘れてしまったのでしょうか。
4年前、習近平主席(当時副主席)は、朝鮮戦争を「正義の戦争」だと称えました。2010年10月25日、中国軍の韓国戦争参戦60周年を迎え、朝鮮戦争参戦兵(中国兵)たちを集めての「抗米援助戦争参戦60周年座談会」でのことです。
彼は、「偉大な抗米援助戦争は平和を守り侵略に対抗した正義の戦争だった」、「世界の平和と人類の進歩を守った偉大な勝利だ」と自慢気に話しました(2010年10月25日、聯合ニュース)。
そんな彼が暗殺犯の記念館を作ったことがそんなに嬉しかったのでしょうか。千年経っても被害者のままで日本への恨みは消えないという朴槿恵大統領。なぜ、中国のことはわずか4年で忘れてしまうのでしょうか。
歴史も沈没事故も、とりあえずその場しのぎ。ちゃんと反省しない韓国です。それでは、韓国民族に未来はないでしょう。:P.188-189 シンシアリー「韓国人による沈韓論」扶桑社2014年9月22日初版第3刷発行
シンシアリーの指摘するとおり
中国は、たくさんの撒き餌(マキエ:魚を集めるためにまくエサのこと)をして、韓国が接近するよう仕込んでいますが、まんまとそれに引っかかった魚が韓国でした。
世界中から、長い間その閉鎖性を指摘されてきた中国が、北朝鮮をも見放した結果、もう残りは韓国しかありません。誰も助けてくれません。
よって韓国のよって立つ「反日国是」にヨイショし、この国を喜ばせるために中国が援助して建てたのが中国国内の2つの展示物であり、それを「後世が祖国のために犠牲になった意味を再確認することができるようにする」と韓国に都合のいいピントはずれの解釈をさせたのが狡猾(こうかつ)な中国。韓国にとって、これ以上の「もののあはれ」はありません(笑)。
何よりも興味深いのは
- 大戦後の朝鮮戦争。中国が北朝鮮を支援して参戦、アメリカや国連軍などが参戦して韓国を支援した争いでした。戦争のきっかけ(原因)を相手側に求めるのが常ですが、共産国家の拡張主義からして、しかもその後も北朝鮮がしばしばちょっかいを出していますから、北朝鮮が先に仕掛けた戦争だったのではないか、と私は見ています。
- そしてこの朝鮮戦争のことを「正義の戦争」とした副主席時代の習近平でしたが、この中国と「正義の戦い」をしたあと軍事クーデターで実権を握った大統領朴正煕の娘が現在の韓国大統領朴槿恵であるというおもしろさ。
- つまり、朝鮮戦争を闘って、今なお休戦中が60年も続く朝鮮半島で、かつての敵「中国」の作戦にすっかりはまり込んだのが、韓国でした。韓米軍事同盟を結んでいる韓国が、中国に限りなく接近してどっちつかずのあいまいな姿勢を取る韓国は、どうもイカレているようです(笑)。
- 本来ならば、韓国が現在存在し得るのは、中国・北朝鮮軍の南下を防いだ連合国の「正義の戦い」のおかげなのでしたが、今では「敵側の中国に限りなく接近」しつつあります。
- そういえば先年、韓国がベトナム戦争従事者を「世界平和の維持に貢献したベトナム戦争参戦勇士」としたことに対して、ベトナムから「われわれは被害者だ。なぜ世界平和のためだったのか」と猛烈な抗議を受けました。何も考えることなく安易にお題目のように「正義のため」「平和のため」を連発していると肘鉄を食らうという見本で、まだまだ韓国為政者は成熟しておらず、まるで小学校高学年の児童のよう。
- 互いが「正義のため」とし、「平和のため」と思って闘うのが「戦争」なのでしょう。互いに相手から見れば「平和のため」ではなく「侵略者」だったのですから。
- 韓国自らの存立を否定するような習近平の「朝鮮戦争は正義の戦い」に反論できないまま、ベトナムからは「ベトナム戦争が世界平和のためとは何事か」と反論される韓国。どっちつかずのあいまいな態度をとり続ける限り、こんなもんであり、やむを得ませんね。
- 自分は、被害者なのであり加害者ではあり得ない、と信じるのは結構なことですが、信仰がいつも正しいとは限りません(大笑)。まさか「自分が加害者だった」とは。
- 根底から歴史認識を揺さぶられてしまったのが、今の韓国でした。あの攻撃性は、被害者ではなく、加害者そのものなんですが、気が付いていないようです。小学校時代に「自分は大変ないじめ被害にあった」と叫ぶのは結構なことですが、「ひょっとしたら自分が加害者だったのでは」という思考がどこにも見られないのでは、「未熟」と指摘されてもしかたがないでしょう。
中国で韓国非難が殺到、韓国人男性が中国でMERS感染確認・・韓国ネットは「SARSの時は中国も迷惑かけた」「日本に無視され、中国に怒られ…」
韓国メディア・イートゥデイは29日、中国に出張した韓国人男性が、現地で中東呼吸器症候群(MERS)に感染していることが確認され、中国人ネットユーザーから韓国の保健当局に対する非難が殺到していると報じた。:FOCUS-ASIA 2015年5月30日
MERSで大打撃 成長率2%台に鈍化の懸念も
【ソウル聯合ニュース】韓国は今年、中東で発生した感染症、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの流行により経済に深刻な打撃を受けた。多くの人でにぎわっていた繁華街は閑散とし、中国人をはじめとする多くの外国人観光客が韓国旅行をキャンセルした。 :韓国聯合ニュース 2015/12/23
近年の流行病としては2つあり、共に世界的に広がりました。特に韓国や中国で深刻だったようです。
SARS(サーズ 重症急性呼吸器症候群)
2012年頃ロンドンで騒がれ、その後中国では死者600人以上という世界最大の被害を出しています。
MERS(マーズ 中東呼吸器症候群)
韓国でWHOの発表以前に「収束」宣言するも、すぐに再び患者が発生し「収束」していなかったことが判明。韓国では2015/12に正式に「終了」したのですが、実際には「2度目の収束」で、死者は30人以上。
簡単に人が移動できる時代ですから、どういった国でも起こり得る感染症ですが、それにしても韓国は、いつものことながら、行政が機能しておりません。
限界寸前の朴政権 米国がTHAAD配備めぐり猛圧力 外務省パニック情報も…
中央日報(日本語電子版)は今年2月、以下のスクープを報じた。
昨年7月、ソウルで行われた中韓首脳会談で、習近平国家主席は「米国が韓国にTHAADを配備する場合、韓国は主権国家として当然の権利を行使し、反対の意思を表明してほしい」と朴氏に“通告”していたという。「米国の要求を拒否しなければ、韓国は『主権国家』ではない」と断じたに等しい。
・・・・
中国は「踏み絵」を踏ませるつもりなのか、今年9月に開催する抗日戦争・世界反ファシスト戦争戦勝70周年記念行事に、朴氏を正式招待している。韓国大統領府は態度を表明していない。:夕刊フジ 2015年5月23日
韓国が板挟みで悩んでいますね。何も判断しないまま、中国とアメリカの両方に笑顔を振りまいてきた当然の帰結と言えます。
- アメリカが韓国に対し、北朝鮮対策として防衛ミサイル設置を強く要求し、中国共産党は韓国に対し「主権国家ならば拒否せよ」と迫ります。
- もしも韓国が「主権国家」だとするならば、どちらの主張も「韓国の主権」を脅かす踏み絵。中国の「主権国家ならば・・・・」そのものが「韓国の主権」を無視していて、中国共産党が演じている矛盾多い行動の一環です。
- もちろん中国共産党は、アメリカのいう「北朝鮮」対策はまっかな偽りで有り、対「中国」であると見破っています。
それでも私は、
世界に冠たる孤立国家・一党独裁国家・やがて崩壊しようとしている中国共産党に、幸あれと祈らずにはいられません。
中国共産党が崩壊したあと、新しく「新中国」として再出発するしか、この国に幸せは訪れないだろうと、誰もが考えています。もう国としての体(たい)をなしていないからです。
【寄稿】韓国の国益を害す歪んだ対日認識・・・・
自閉的対外認識と名分論に始まった対日関係の悪化は、韓国の国益を深刻なまでに害しているため、対日関係を早急に正常化し、安倍政権に堂々と対抗するのが賢明だ。
中国とも引き続き近しくすべきだが、帝国としての中国に傾倒しすぎるのは韓半島の独立と市民的自由にとって有害だ。中国に対する韓国の発言権は、米国と日本を「利用」する時に大幅に強まるからだ。
近隣諸国の吸引力を制御する強い決断と知恵だけが悲劇的な歴史の繰り返しを防ぐ。結局は「歴史は繰り返すのか」という開かれた問いにつながる。終わらないその問いに答えられるのは、私たち韓国人だけだ。
:尹平重(ユン・ピョンジュン)韓神大学教授 朝鮮日報日本語版 2015/05/24〔元のリンクが切れたため別のリンクを貼っております〕
これまでの
95%ほど変だ・思考が狭すぎる、というのとは違って、上記引用の説では、確かにまだいびつさが残るものの、それなりに立派な主張をしていると思いました。
韓国人が何か日本について述べる時には、いくらそこに普遍性とか客観性、はたまた「意味」などがなくても、枕詞のように常に「日本の危険」「日本による侵略」「歴史認識」について触れなければなりません。もう理屈抜きの感性と言えます。
しかし上記では、一方的に中国へ流れている韓国を憂えているところも見られ、健康的なのかもしれません。またこういう主張を掲載できた朝鮮日報も、立派だと言わざるを得ません。
例によって韓国ではいつも「風見鶏」ふうで
- 調子のいい時には、国を挙げて「反日」をあおり
- 調子が悪くなれば、「反日」は韓国の国益にならないとつぶやく
では、あまりにも見苦しいと言わざるを得ません。
韓国では
- それ以外の意見を禁止し〔まるで中国共産党の報道規制〕
- 国家をあげて一色に塗りつぶす〔まるで北朝鮮のマスゲーム〕
- 都合がいい場合に限って(利用できるとみた場合)国内の異論を根拠として攻撃する
いいかえると
- 客観性がまったくない
- 自分だけに正義があると信じ込む
ことに、全体主義的な危険を感じ、「内戦が絶えない国よりややマシなレベル」くらいの未熟さを感じるのでした。日本でいえば400年前の戦国時代でしょうか。自分が生きるためには、相手を殺さねばならないという信念に、似ています。
もちろんのこと韓国は、「法治国家」ではないし「先進国」とも言えませんし「民主主義国家」でもありえず、依然として、儒教による「改善」拒否を徹底した人治国家、と言えます。