韓国の外交部長官康京和がついに・・・・
康京和外相、米国のクアッドに「良いアイデアではない」:Yahoo 朝鮮日報日本語版 2020/9/26 livedoor
今まで隠し続けてきたのに・・・・
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- ついに康京和が中国側を表明。
- はっきり言えば、文在寅が大統領府を重視し過ぎていて、これに反発していたのですが、文在寅に寄り添うことになりました。そうしなければ地位が危なかったのでしょうか、それとも文在寅が大統領府以外を重視するようになってきたのでしょうか。
- 康京和は、かなり中国寄りのどっちつかずの立場を表明してしましたが、今回堂々と中国べったりを表明しました。もう後戻りできません。この期に及んで後戻りするならば、いま最悪の信用が、なくなってしまうのです。
- この信用を取り戻すには少なくともあと「10~20年」、悪くすると「50年以上」かかると思われます。
- それほどの重大局面にいま私たちが生きていることに思い至るべきなんでしょうか。
推測ですが
中国楊(ヤン)の恫喝が効いたのか、と思ってしまいます。先日(2020/08/22)訪韓しました。
韓国が、米韓軍事同盟(1953年発効)があるのに
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- 「北朝鮮監視団」にも参加せず
- 「クアッド」にも参加しない
というのは、政治と経済が混然一体となった現代なのに、「政治は米国、経済は中国」が瀬戸際外交の極致だと信じているようです。政治経済が分離できなくなってきたことに、まだ気が付いていないのを、かわいそうだと思うことなかれ。
本人は「真剣」なのですから、気が付くまでそっとしておいてあげるのが、いいでしょう。
韓国は、米国は冷戦思考を捨てるべきだとする中国とおなじく、冷戦思考そのものを死守しているようです。
康京和の二重基準を指摘することは、文在寅の二重基準を指摘するのに似て簡単ですが、意味がありません。矛盾をなくすどころか、矛盾を深めるように動く、それが韓国です。
中国~韓国の特長ですが
自分がどっぷり浸かっているものに(自分では気付かないものらしい)、相手もどっぷり浸かっていると錯覚し、それを外交に使う
ことが多く、言葉にも信頼性がない、のですね。
裏をかいている「つもり」なんでしょう。
韓国は、中立国を任じたいのでしょうが
外国には「中国 ≒ 韓国」と映っており、韓国の言う「中立」が、「文字通りの中立」ではなく、限りなく中国に近いことなど誰もが理解していることです。
ポンペオ国務長官の来韓(9月末~10月初旬らしい)を前に康京和が「米国のクアッドは良いアイデアではない」と言ったことは、それでなくても中国寄りだったのを、『中立国』を自認し、実質は更に中国寄りであるとはっきり示したものでしょう。
さらに10月に王毅の訪韓が実現すれば、韓国抱き込み作戦(中国の楊と王、米国のポンペオ)が始まり、既に中国に傾きつつある韓国をポンペオがどのようになだめるかでしょう。米国が失敗すれば、それこそ習近平の年内訪韓が実現し、名実ともに韓国は中国属国となり、来年早々には国連司令部を除いて在韓米軍が撤退し、韓米同盟同盟は崩壊するでしょう。
そうそう「韓国は法律無視の国」でしたね。
韓国は「法律無視」と言われると反発するでしょうが、時に法律を重視し、時にそれ以上を求める、それを「法律無視」というのです。
康京和は「他国の排除は良くない」としながら中国の顔色を見てクアッドに参加していませんが、50年以上も継続している米韓軍事同盟は他国を排除しないのでしょうか、それとも死守しますか(笑)。
言っていることが支離滅裂で、これだから信頼できないのです。
これこそ瀬戸際外交と言え、それ故に信頼性を欠く発言が多いのですが、ひょっとすると地政学的な条件で「瀬戸際外交」へ走らざるを得ないのかも。
ならば、取るに足らない朝鮮半島ですが、それが中国の近代化・民主主義化を阻んでいて、持ちつ持たれつの関係が続く限り、今の状態が続くのでしょうね。
クアッド(quad):
中国包囲網の一つでアジア版NATO。日米豪印の「4ヵ国」が基本国です。
クアッド・プラスに入りそうなのが、ベトナム・韓国・フィリピン・ニュージーランドなどです。
もしチベットやウイグルが中国を離脱すれば、当然これに入るかも知れませんし、そうなれば、マレーシアやインドネシアにも可能性が出てきます。
要するに中国に気兼ねしているASEAN(中国志向の独裁国が多い)ではだめだという考えです。
ところで紅白ですが
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- 共和党が赤(民主党が青)
- トランプの制裁する中国が赤
- 日本でも自公が赤(野党が青)
- 源平の闘いでは平氏が赤
- 年末の歌合戦では女性が赤
韓国はレッド(赤)チームに入ったようです。
しかし同じ赤でも、トランプか中国か、これが本当の瀬戸際外交・・・・。
さてさて、皆様はどう思われますか。