カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

中国に関する醜聞 209 朴槿恵の罷免

2017年03月22日 08時12分08秒 | アジア

ここでは「中国の醜聞」を集め、必要に応じて出典やリンクも用意しましたが、 事の性質上「既にリンク切れ」となっているならご容赦ください。


韓国・朴槿恵大統領の罷免 中国も高い関心  

news24 2017年3月10日  


中国の報道官が

「朴政権がTHAAD配備を決めたので両国関係の悪化を招いた」とします。

しかし私のみるところ、そもそも中国が見せかけだけの言動で北朝鮮の跋扈(ばっこ)を許したことが原因であり、中国に「なぜ韓国がTHAAD配備を決意したか」について自分の責任を認めることなど100%あり得ず、「朴政権が中国・韓国関係を悪化させた」というのは、一方的な落語のような言い分でした。

中国が北朝鮮を思いのままにコントロールできないことから、韓国がやむを得ず選んだ道に違いないのですが、韓国の擬似左翼勢力はそれでも、北朝鮮・中国にすり寄ろうとしており、それだけは許せないとする擬似右翼勢力と激しい対立を見せています。

自分の責任を棚に上げ、韓国を制裁する中国のおぞましさを感じる人は、私だけではなさそうです。

とはいえ私が「韓国びいき」だなんてことも、あり得ませんね(笑)。これが韓国・中国にはあり得ない視点でした!


中国外務省の耿爽(コウソウ)報道官は10日の記者会見で「大統領の罷免は、韓国の内政問題でありコメントしない」とした上で「隣国として韓国は政治の安定を保つよう望む」と述べました。

またコウ報道官は「朴氏が中韓関係の発展に尽力したことは評価するが、任期中に最新鋭の迎撃ミサイルシステムTHAADの配備を決定したことには断固反対するとし、韓国に対して両国民の利益と両国の大局を重んじ、中国の関心事に配慮し、配備の手続きを停止するよう望む」と述べました。:上海東方衛視 NHKBS1 2017/03/11 


中国共産党が

朴槿恵の罷免は韓国の国内問題なのでコメントを避ける、としながら韓国の国内問題で米製THAADミサイルを配備したのに対してもう口を酸っぱくして経済制裁し続けるというのが、まるで落語のようにおもしろいとは思いませんか。

しょせん中国の言う「安定を望む」からみえてくるのは

韓国が中国の言いなりになることが「政治の安定だ」

でした。

中国の場合、例外なく「自分中心の思考」で物事をとらえることにご注目を。

こんな不可解な中国の言動に対して

何も言えない韓国を見ていると、やはり朝鮮半島が「暴力的な中国」との緩衝地帯なんだなと思ってしまいます。

よって1000年以上に渡って朝鮮半島諸国が瀬戸際外交を続けてきたのにはわけがあったのですね。

とはいえ

私が中国に対して「ほんの少しでも理解を示す」なんてことも、まったくあり得ません(笑)。

旧ソ連にとって

旧東欧諸国は緩衝地帯であり、これがなければ共産主義はなり立ちませんでした。共産主義国が直接そうでない国々と国境を接するなんてことは、あり得なかったのです。

それを考えると、韓国のこの瀬戸際外交は、新羅時代からの大国による嫌がらせ・制裁・暴力に慣れ親しんだところに源がありそうな気がして、まさに緩衝地帯だと思うのです。

さてさて、皆様はどう思われますか。


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