与那国町長選挙の結果です。
尤も石垣島在住の私には、与那国町長選挙の「選挙権」がないにもかかわらず3回も電話調査があり(いずれも留守電で出ず)「与那国町長選挙にいくかどうか」うるさいのでした(笑)。
与那国町長選挙(2017年08月06日)投票率92.93%
候補者 投票数 占有率
外間守吉 609 51.2%
糸数健一 581 48.8%
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総数 1,190 100.0%
差 28 2.4%
1年ほど前のイギリス国民投票の結果です。
イギリス国民投票(2016年6月23日)投票率 72.21%
投票数 占有率%
離脱 17,410,742 51.89%
残留 16,141,241 48.11%
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総数 33,578,016 100.00%
差 1,269,501 3.78%
これらをつぶさに見ると、与那国町長選挙も、イギリスの国民投票も、「51%-48%」なのです!
与那国では継続方針に変わりがなさそうですが、イギリスの場合EU離脱という大変革が起りそうです。そしてこの両者の結果が「奇跡的に一致した」のです(笑)。
- 町長選挙(保守同士)では現職外間が新人糸数に勝ち
- イギリスの国民投票では、EU離脱派が残留派に勝った
のはご承知の通りです。
投票の差は、「28」と「126万」
占有率で言えば共に「3%」の差でした。
そしてこの「3%」をどうとらえるかが分かれ目です。
- 同じ「3%」ですが28票と126万票に違いがある←本当にそう?
- 3%の解釈
①「僅差」「分断した」・・・・・・負けた陣営が言いそう
②「圧倒的な勝利」・・・・・・勝った陣営が言いそう
③作為的な解釈を入れずに、坦々と事実を報道する
え?、そういうお前はどちらがマシと思うか、ですか。
前者は視野狭窄症(しやきょうさくしょう)そのものですし、後者は先をみるだけの大言壮語のホラ吹きであり歩いているうちに足元の石ころで転んでしまいそうですから、私は両方ともイヤです(笑)。
これらから安易に何かを導き出そうとするのはいけませんが
沖縄のメディアを見ていると、どうしても報道する側に自らキャンペーンをはろうとする意図が見えてきます。これは「見え隠れする」の段階を越えて、自社にとって価値があると判断すれば、惜しげなくキャンペーンを展開するようです。
こういう
「3%」から何らかの結論を出すのは読者であり、報道に携わる人が結論を出してはいけない
と私は思うのです。
しかしここ沖縄や朝鮮半島では、「無知」で何も判断できない人のために、報道する人が何かを判断してやらねばならないようです。
都道府県の中で、沖縄県の公立学校の学力が6年間も最下位を続けているのが何かを暗示しているとは思いませんか。
そしてこれが言論統制につながり多様性を欠く元となり、結局はその地域の人たちを萎縮させているのですね。
さてさて、皆様はどう思われますか。