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ときめきの日々を過ごしたい

飯山の棚田風景

2017-06-06 07:05:55 | Weblog

 

 

      福島の新田棚田の早苗かな

 

 

 

 

 

北信州の棚田は何処にと思い立ち「信州北信の棚田」と検索すると、以前から知り尽くしていた、飯山市瑞穂地区の「福島新田」の棚田と木島平村の馬曲温泉で名を成した「木島平村馬曲地区の棚田」が目に入ってきた。先ずは「福島新田棚田」ですが、この棚田の大きな特徴は、田圃の捌きは、全て村人と飯山東小学校の生徒と、心ある全国の人々の「ボランティア」で運営されていることです。飯山市東小学校の生徒は、春の田植えと、実りの秋の稲狩りをボランティアで手伝った御礼として、村人は東小学生の給食の一年中の「米飯」を切らさぬように、精米までして届けてあげると聞く、「福島新田」の人々の温かい精神に感銘するのみです。

                    眺むるや郷の棚田は青田はじめ

  

 

 

 

 

また、右の棚田は、家内の生まれ育った郷の棚田である。義兄さんの話では、以前はもっと広かったようですが、御多分にもれず、平面の数倍以上の手がかかる棚田のため放置が進んでいることのようだ。無責任の立場の私としては、放置田圃をオーナー制度にでもして、是非とも棚田の景観を残していただきたいが、何かと忙しい時代、福島新田のようにリーダーをとる勇気ある人が現れないものかと思う。義兄さん達の若かりしころのように「馬曲温泉」を掘り当てた勇気とバイタリティーあるリーダーの現れることを強く望む私である。