松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

一日平均の乗降客が500人の鉄道会社

2017年09月15日 | 日記

 紀州鉄道の表示に、紀州の和歌山県にはJR紀勢本線しか大きな線路はないはずなのにと、調べてびっくりしました。
 JR御坊駅から海岸の方に向かる鉄道会社で、営業キロ2・7キロの日本一短い営業路線でした。
 現在の紀勢本線が、大阪から和歌山市まで走っていたのを、太平洋側を伸ばす工事が行われる計画で、御坊の町中を線路が走らないので町の有志が資金を出し合い、港の近くの人口密集地から国鉄の駅までの線路を造って列車を走らせたそうです。
 昭和39年には、1日32往復で1年間に105万人が利用していましたが、現在は1日24往復で1日の乗客500人で、年間18万人の利用者だそうです。
 時刻表は、6時05分始発~20時30分終電車と6時15分始発~20時44分終電車でした。
 片道を時速平均20㌔で運行して、8分で到着するそうです。
 運営は、旅行会社やホテルを経営している会社で、鉄道の赤字分は他の事業で賄っているそうです。

 綾瀬市のコミニティバス1号車~5号車の年間合計利用者は殆ど同数の18万人でした。
 綾瀬市内で走らせると、相模鉄道などの名前は使用されているので、神奈川鉄道というのでしょうか?。
 営業不振で、廃業しないで続けてもらいたいものです。
 
 


有害鳥獣の捕獲

2017年09月15日 | 農業
 2016年度の綾瀬市の有害鳥獣の捕獲は、カラス473羽、ハクビシンやアライグマ等72頭が猟友会の射撃やオリで捕獲されました。
 猟友会の話では、カラスなどは猟友会員の服を見ただけで逃げているそうです。
 ハクビシンやアライグマは、夜間に畑の作物を荒らしていますが、昼間は畑から離れて山林や人家に隠れていると思われます。
 捕獲された有害獣の10倍以上が隠れていると思われます。
 農作物の被害を減らすためにも,捕獲が急がれます。
 昨年度、貸し出しオリを2台追加購入しました。












寒天紀行、南国薩摩藩で寒天工場?

2017年09月15日 | 赤旗記事より
 赤旗新聞で、全国の寒天を紹介する寒天紀行が面白いです。
 前回までは、山奥の寒天製造所から、原料の天草(てんぐさ)や出来上がった寒天を輸送する道路の橋に寒天橋の名前が付いた場所を紹介していました。
 第3回の今回は、江戸時代薩摩藩だった宮崎県都城の山奥で、製造していた工場跡の紹介です。
 鹿児島県甑島列島等の薩摩西海岸で採れた天草を、山奥の都城の山奥で寒天に加工して、鹿児島湾から密貿易で琉球を経由して、清国やロシアに売っていたそうです。
 19世紀初頭、薩摩藩8代藩主の時代、当時の薩摩藩は500万両(現在の5千億円)の借金を抱えていたそうです。その借金返済のために行った密貿易でした。
 

 南国薩摩藩で寒天の製造に驚きました。この地域は昔は相当冷え込んだ場所でした。
 寒天を日本国内で販売するのでなく、外国に密貿易する判断に驚きました。
 今後の連載に期待します。