松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

落合地区の遊水池事業の地権者説明が始まりました。

2017年02月01日 | 水害・洪水対策
 市内を流れる準用河川比留川は、繰り返し洪水被害を受けています。
 比留川の下流域は、県が管理している蓼川、その下流域の引地川に繋がっています。
 比留川の洪水対策を私が繰り返し訴えて、20年以上前に東海道新幹線の下を流れる比留川のバイパス工事として、新たに新幹線の下に直径5メートル程度の水路が出来ました。
 毎日走っている新幹線の土盛りの下に、数年かけてトンネルを抜きました。
 当時の説明では、バイパス工事完成時期に合わせて、下流域の河川拡幅工事を県が進めるとの説明でしたが、河川のバイパス工事は完成しましたが、県が管理している下流域の河川拡幅や遊水池の工事が遅れているので、河川のバイパスを殆ど閉めている状態です。
 
 今回、遊水池を設置するのは、比留川の新幹線上流部分に、貯留量1万9000㎥(25mプール約40個分)を自然排水方式で行います。
 昨日夕方、落合自治会館で地権者説明会が開催されました。参加された地権者にお聞きしましたが、事業に反対される方は無かったようです。
 事業計画は、2月中に用地買収をお願いして、4月から工事を行い、来年の3月までには工事を完成したいと、市が地権者にお願いしました。
 今年度の水田耕作用に、農協を通じて苗の注文をされていた方が、今日(2月1日)に苗のキャンセルを行われているそうです。