大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

北陸本線 越前花堂駅!

2019年09月30日 | 

福井県福井市にあるJR西日本の越前花堂駅は、米原駅から金沢駅までを結んでいる北陸本線(176.6km)と越美北線(愛称名=九頭竜線、52.5km)の駅です。
もともとは越美北線の旅客駅として1960(昭和35)年12月15日に開業し、その後、福井国体秋季大会に合わせて1968(昭和43)年10月に北陸本線のホームが設置されました。

北陸本線は相対式ホーム2面2線、越美北線は単式ホーム1面1線の計3面3線を有する無人駅です。
平屋のコンクリート製の駅舎が下りホーム(金沢方面行きホーム)側にあり、上りホームへは跨線橋で連絡しています。 そして越美北線のホームには北陸本線の上りホームから連絡通路を通ります。

2017(平成29)年度の1日の平均乗車人員は476人で、これは起終点駅を除く北陸本線の全42駅中31位です

この駅から約300m西方に福井鉄道福武線の花堂駅があります。

越前花堂駅が属する北陸本線は、2015(平成27)年3月13日までは米原駅から新潟県上越市直江津駅までの路線でしたが、同年3月14日の北陸新幹線金沢延伸開業に伴い、並行在来線となる金沢駅~直江津駅間がJR西日本から経営分離され、石川県部分は「IRいしかわ鉄道」、富山県部分は「あいの風とやま鉄道」、新潟県部分は「えちごトキめき鉄道」と、それぞれ各県ごとに設立された第三セクター鉄道会社に移管されました。

  <越前花堂駅の年表>

 ・1960(昭和35)年12月15日:国鉄越美北線の旅客駅として開業
 ・1968(昭和43)年10月1日:北陸本線のホームを設置
 ・1984(昭和59)年4月1日:駅の無人化
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
 ・1995(平成7)年10月1日:金沢支社の管轄から福井地域鉄道部の直轄に変更になる
 ・2018(平成30)年9月15日:簡易型ICカード専用自動改札機が設置されたことにより、IC乗車カード「ICOCA」の利用が可能になる

 
(駅 名 標)

 
(北陸本線の福井方面を望む)

 
(跨線橋から敦賀方面を望む)

 
(駅舎・ホーム側)

 
(越前花堂駅駅舎)

 
(駅 舎 内)

 
(越美北線の駅名標)

 
(北陸本線のホームから少し離れたところにある越美北線のホーム)

 
(越美北線ホームへの連絡通路)


 撮影年月日:2015(平成27)年8月15日


近江鉄道 水口駅!

2019年09月27日 | 

滋賀県甲賀市水口町新町にある水口駅は、米原駅から貴生川駅までを結んでいる全線単線の近江鉄道本線(47.7km)の駅として、1900(明治33)年12月28日に開業しました。

構内踏切を挟んで千鳥式に配置された相対式ホーム2面2線を有する有人駅(平日の7時20分~8時50分のみ)です。
開業時に建てられた木造駅舎が下りホーム(貴生川方面行きホーム)側にあり、上りホームへは構内踏切で連絡しています。

2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は648人で、これは近江鉄道本線の全25駅中8位です。

水口駅が属する近江鉄道本線は、東海道本線や草津線のルートから外れた近江盆地の穀倉地帯を縦断する鉄道として、北陸から関西鉄道(現在の草津線)へ伊勢参詣への短絡路も兼ねて建設されました。 しかし、昭和40年代に入るとモータリゼーションが進み、鉄道の利用客は減少し始め、さらに昭和50年代後半になると国鉄側の貨物輸送の拠点間輸送化の影響を受けて近江鉄道の貨物輸送の縮減が進み、1984(昭和59)年9月にキリンビールの輸送、1986(昭和61)年3月にセメント原石の輸送、1988(昭和63)年3月に日本石油の輸送が廃止されて貨物輸送が全廃となりました。 ちなみに、2013(平成25)年3月16日からは、米原駅~高宮駅に多賀線多賀大社前駅間に「彦根・多賀大社線」(ラインカラー:      赤)、高宮駅~八日市駅間に「湖東近江路線」(ラインカラー:      青)、八日市駅~貴生川駅間に「水口・蒲生野線」(ラインカラー:      黄)の愛称が付けられました。

  <水口駅の年表>

 ・1900(明治33)年12月28日:近江鉄道本線の駅として開業
 ・2013(平成25)年3月16日:「水口・蒲生野線」の愛称を使用開始
 ・2017(平成29)年10月22日:台風21号による土砂流入の影響で日野駅~当駅間が不通になったことにより、営業休止
 ・2017(平成29)年11月1日:日野駅~当駅間が復旧したことにより営業再開
 ・2019(令和元)年9月15日:駅構内終日全面禁煙化

 
(駅 名 標)

 
(米原方面を望む)

 
(貴生川方面を望む)

 
(駅舎・ホーム側)

 
(水口駅駅舎)

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2018(平成30)年8月11日


赤穂線 伊里駅!

2019年09月26日 | 

岡山県備前市穂浪にあるJR西日本の伊里駅は、山陽本線の相生駅と東岡山駅とを瀬戸内海に沿って結んでいる全線単線の赤穂線(57.4km)の一般駅として、1958(昭和33)年3月25日に開業しました。

岡山方面に向かって左側に配置された単式ホーム1面1線のみをを有する無人駅で、開業時に建てられたコンクリート製の平屋の駅舎が健在です。

2017(平成29)年度の1日の平均乗車人員は213人で、これは起終点駅を除く赤穂線の全17駅中13位です。

伊里駅が属する赤穂線は、山陽本線の輸送力を補う代替・バイパス線として計画・建設された路線でした。 しかし、赤穂線が全通した時点で、並行する山陽本線は電化が完了し、輸送力の増強が図られた一方、赤穂線自身は単線で、かつ一部区間が非電化での全通であったため、当初想定されていた「山陽本線の輸送力を補う代替路線」ではなく、「地域住民のためのローカル線」という存在での開通となりました。 それでも、全通当時沿線に赤穂市・西大寺市の二つの市を抱えていたことから、大阪と山陽・九州方面を結ぶ優等列車の一部が当路線を経由していましたが、新幹線博多開業の1975(昭和50)年3月10日のダイヤ改正以降、定期の優等列車は設定されていません。

  <伊里駅の年表>

 ・1958(昭和33)年3月25日;国鉄赤穂線の一般駅として開業
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
 ・2018(平成30)年9月15日:ICOCA対応IC専用機の導入により、「ICOCA」の利用が可能となる
 ・2019(平成31)年4月1日:駅の無人化

 
(駅 名 標)

 
(播州赤穂方面を望む)

 

 
(伊里駅駅舎)

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2013(平成25)年4月10日


南海電鉄 北助松駅!

2019年09月24日 | 

大阪府泉大津市東助松町にある北助松駅は、難波駅と和歌山市駅とを結んでいる南海電鉄南海本線(64.2km)の駅として、1957(昭和32)年12月28日に開業しました。

相対式ホーム2面2線を有する有人駅で、上り・下りそれぞれのホームの難波寄りに駅舎があります。

2017(平成29)年度の1日の平均乗降人員は12,595人で、これは南海本線の全45駅中13位です。

この北助松駅は、沿線東側に建設が進められた公団助松団地の最寄り駅として設置されました。

北助松駅が属する南海本線は、大阪市~和歌山市間の都市間輸送を担う近郊路線ですが、空港線を経由する関西国際空港へのアクセス路線、さらには、和歌山港線を経由する和歌山港へのアクセス路線の性格も帯びており、和歌山港 - 徳島港間を運航する南海フェリーと本州四国連絡ルートを形成しています。

  <北助松駅の年表>

 ・1957(昭和32)年12月28日:南海電鉄南海本線の駅として開業
 ・1999(平成11)年4月1日:スルッとKANSAI対応カードの取り扱い開始
 ・2006(平成18)年7月1日:IC乗車カード「PiTaPa」「ICOCA」の利用が可能になる  
 ・2011(平成23)年4月1日:駅構内終日全面禁煙化  
 ・2012(平成24)年4月1日:駅ナンバリングの導入  
 ・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始で Kitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、nimoca、はやかけん、SUGOCAが利用可能になる

 
(駅 名 標)

 
(難波方面を望む)

 
(踏切上から和歌山市方面を望む)

 
(北助松駅・上りホームの駅舎)

 
(上りホームの駅舎内)

 
(北助松駅・下りホームの駅舎)

 
(下りホームの駅舎内)


 撮影年月日:2016(平成28)年12月11日