大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

播但線 野里駅!

2019年08月31日 | 

兵庫県姫路市西中島にあるJR西日本の野里駅は、山陽本線の姫路駅と山陰本線の和田山駅とを結び陰陽連絡路線の役割も担っている全線単線の播但線の駅(65.7km)です。 もともとは播但鉄道の一般駅として1894(明治27)年7月26日に開業しましたが、その後、山陽鉄道を経て国鉄播但線の駅となりました。

高架の島式ホーム1面2線を有していて、列車交換可能な業務委託駅です。

2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は3,676人で、播但線の駅の中で最も利用客が多い駅です。

野里駅が属する兵庫県の中央部を流れる市川・円山川に沿って山陽本線と山陰本線を結ぶ陰陽連絡路線ですが、普通列車は電化区間の姫路駅 - 寺前駅間と、非電化区間の寺前駅 - 和田山駅間で運行系統が分かれており、1998(平成6)年3月14日のダイヤ改正以降は全線を通して運行される列車は、特急「はまかぜ(大阪~ 香住・浜坂・鳥取)」のみです。

  <野里駅の年表>

 ・1894(明治27)年7月26日:播但鉄道の一般駅として開業
 ・1903(明治36)年6月1日:播但鉄道が山陽鉄道に譲渡され、同鉄道の駅となる  
 ・1906(明治39)年12月1日:鉄道国有法により山陽鉄道が国有化され、国鉄の駅となる  
 ・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により播但線となり、同線の駅となる
 ・1952(昭和27)年8月5日:福知山鉄道管理局から大阪鉄道管理局の管轄に変更される
 ・1964(昭和39)年10月1日:貨物取扱い廃止
 ・1984(昭和59)年4月1日:大阪鉄道管理局から福知山鉄道管理局の管轄に変更される
 ・1984(昭和59)年10月1日:北へ約400m移転し、高架化される
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
 ・1991(平成3)年4月1日:福知山支社から福崎鉄道部の管轄に変更される
 ・2003(平成15)年8月8日:みどりの窓口の営業開始
 ・2005(平成17)年4月1日:駅の業務委託化
 ・2007(平成19)年8月1日:窓口の営業時間を変更(6時55分~21時)
 ・2010(平成22)年6月1日:福崎鉄道部が廃止され、福知山支社の管轄に戻る
 ・2013(平成25)年8月1日:駅構内終日全面禁煙化  
 ・2016(平成28)年3月26日:IC乗車カード「ICOCA」の利用が可能になる

 
(駅 名 標)

 
(和田山方面を望む)

 
(姫路方面を望む)

 
(野里駅駅舎)

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2016(平成28)年12月30日


山陰本線 末恒駅!

2019年08月29日 | 

鳥取県鳥取市にあるJR西日本の末恒駅は、京都駅から山陰地方の日本海沿岸の各都市を経由して山口県下関市の幡生駅に至る全長673,8kmの国鉄山陰本線の旅客駅として、1928(昭和3)年9月11日に開業しました。

相対式ホーム2面2線を有していて列車交換可能な無人駅です。
かつては上りホーム(北口・鳥取方面行きホーム)側に木造駅舎がありましたが解体されてしまい、現在は駅舎はありません。

2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は1,022人で、これは起終点駅を含む山陰本線の全160駅中38位です。

この末恒駅は神話「因幡の白兎」で有名な白兎海岸の最寄駅で、快速「とっとりライナー」の一部が停車します。

  <末恒駅の年表>

 ・1928(昭和3)年9月11日:国鉄山陰本線の旅客駅として開業
 ・1947(昭和22)年9月1日:貨物取扱い開始
 ・1962(昭和37)年10月1日:貨物取扱い廃止
 ・1972(昭和47)年2月10日:駅の無人化(簡易委託)
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
 ・1991(平成3)年4月1日:第2次鉄道部の発足に伴い、米子支社の直轄から鳥取鉄道部の管轄に変更される
 ・2010(平成22)年3月 :南口側の歩道が整備され、スロープが設置される

 
(駅 名 標)

 
(米子方面を望む)

 
(京都方面を望む)

 
(上りホームにある待合室)

 
(駅北口、かつては駅舎がありました)

 


 撮影年月日:2015(平成27)年6月28日


神戸電鉄粟生線 葉多駅!

2019年08月27日 | 

兵庫県小野市葉多町字家ケ内にある葉多駅は、鈴蘭台駅から粟生駅までを結んでいる神戸電鉄粟生線(29.2km)の駅として、1952(昭和27)年4月10日に開業しました(開業時は神戸電気鉄道)。

4両分の有効長をもつ単式ホーム1面1線のみの無人駅で、ホームの小野寄りにプレハブの駅舎があります。

2018(平成30)年度の1日の平均乗降客数は234人で、これは起終点駅を含む粟生線の全20駅中17位です

この葉多駅は、神戸電鉄の管理駅では最西端の駅です。

葉多駅が属する神戸電鉄粟生線は、鈴蘭台駅~木津駅間の急峻な50‰の勾配を越え、神戸市西区から三木市を中心に広がる住宅地と神戸市の中心部を結ぶ通勤・通学路線で、1990年代初頭までは輸送人員が伸びていましたが、1990年代後半から路線バスとの競合などが影響して輸送人員は激減し、2000年代に入るとついに路線の存続が困難な状態に陥りました。 その後も慢性的な赤字を抱えて状況は悪化の一途を辿り、危機的な状況が続いています。

  <葉多駅の年表>

 ・1952(昭和27)年4月10日:神戸電気鉄道粟生線の駅として開業
 ・1988(昭和63)年4月1日:社名が神戸電鉄に変更され、同社の駅となる
 ・2007(平成19)年4月1日:ICカード「PiTaPa」の利用が可能になる
 ・2011(平成23)年3月1日:駅構内の喫煙コーナーを廃止し、駅構内終日全面禁煙化
 ・2014(平成26)年4月1日:駅ナンバリングの導入
 ・2015(平成27)年3月3日:IC乗車カード全国相互利用開始によりKitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、nimoca、はやかけん、SUGOCAが利用可能になる

 
(駅 名 標)

 
(小野方面を望む)

 
(踏切上から粟生方面を望む)

 

 
(葉多駅駅舎)

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2016(平成28)年5月4日


関西本線 加美駅!

2019年08月26日 | 

大阪府大阪市平野区にあるJR西日本の加美駅は、名古屋駅から亀山駅、奈良駅を経てJR難波駅に至る全長179.6kmの関西本線の駅です。 もともとは国鉄の自働車(蒸気動車)専用乗降場として、1909(明治42)年4月1日に開業しました。

6両分の有効長をもつ相対式ホーム2面2線を有する直営駅で、1963(昭和38)年4月に建てられた橋上駅舎があります。

2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は18,222人で、これはJR西日本に属する関西本線の全31駅中10位です。

当駅から北東へ約100mの所に、2008(平成20)年3月15日に開業したおおさか東線の新加美駅があります。

  <加美駅の年表>

 ・1909(明治42)年4月1日:国鉄の駅として開業
 ・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定に関西本線となり、同線の駅となる
 ・1931(昭和6)年7月8日:当駅~平野駅間に正覚寺信号場(初代)が開設
 ・1939(昭和14)年10月15日:正覚寺信号場(初代)が廃止
 ・1941(昭和16)年7月25日:当駅~平野駅間に正覚寺信号場(2代目)が開設
 ・1961(昭和36)年12月10日:正覚寺信号場(2代目)が廃止
 ・1963(昭和38)年4月1日:現在地に移転
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる  
 ・1988(昭和63)年3月13日:路線愛称の制定により、「大和路線」の愛称を使用開始  
 ・2003(平成15)年10月1日:コンコースの喫煙コーナーを廃止  
 ・2003(平成15)年11月1日:IC乗車カード「ICOCA」の利用が可能になる  
 ・2006(平成18)年1月21日:IC乗車カード「PiTaPa」の利用が可能になる  
 ・2008(平成20)年3月29日:JR3社によるIC乗車券の新連携サービスの提供開始により、「Suica」「TOICA」の利用が可能になる
 ・2009(平成21)年7月1日:ホーム上の喫煙コーナーを廃止して、駅構内終日全面禁煙化
 ・2009(平成21)年10月4日:大阪感情・大和路線運行管理システム導入
 ・2010(平成22)年12月1日:組織改正により、大阪支社の管轄から近畿統括本部の管轄に変更される
 ・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始により、PASMOなども利用可能になる
 ・2014(平成26)年9月  :バリアフリー化工事が始まる
 ・2015(平成27)年11月28日:エレベーターの使用を開始
 ・2016(平成28)年1月13日:バリアフリー化工事がすべて完成
 ・2018(平成30)年3月17日:駅ナンバリングの導入
 ・2018(平成30)年11月30日:みどりの窓口の営業が終了
 ・2018(平成30)年12月1日:みどりの券売機プラスの営業を開始

 
(駅 名 標)

 
(踏切上からJR難波方面を望む)

 
(加美駅駅舎・南口)

 
(駅 舎 内)

 
(加美駅・北口)


 撮影年月日:2019(令和元)年6月2日


能勢電鉄 畦野駅!

2019年08月25日 | 

兵庫県川西市東畦野にある畦野駅は、川西能勢口駅と妙見口駅とを結んでいる能勢電鉄妙見線(12.2km)の駅として、1923(大正12)年11月3日に開業しました(開業時は能勢電気軌道)。

8両分の有効長をもつ相対式ホーム2面2線を有する無人駅で、橋上駅舎があります。

2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は7,817人で、これは妙見線の全14駅中2位です。

畦野駅が属する能勢電鉄妙見線は、もともとは妙見山の能勢妙見堂への参拝客を当て込んで建設された路線で、線形の悪い山間の路線を単行の小型車が行き交うようなローカル色の強い路線でしたが、1960年代に入ると沿線の宅地開発が進んだことにより人口が増加したことに伴ってニュータウン路線へと変貌を遂げ、現在では、能勢妙見堂の参拝客よりも、通勤・通学客の利用が主となっています。

  <畦野駅の年表>

 ・1923(大正12)年11月3日:能勢電気軌道の駅として開業
 ・1974(昭和49)年5月19日:現在地に移転
 ・1978(昭和53)年10月1日:社名が能勢電鉄に改称され、同社の駅となる
 ・1996(平成8)年3月20日:「スルッとKANSAI」対応共通磁気カードの自動改札機での取り扱い開始
 ・1997(平成9)年11月17日:運行を開始した特急「日生エクスプレス」の停車駅となる
 ・2004(平成16)年8月1日:IC乗車カード「PiTaPa」の利用が可能になる  
 ・2006(平成18)年1月21日:IC乗車カード「ICOCA」の利用が可能になる  
 ・2010(平成22)年    :バリアフリー化工事が完成し、エレベーター・多機能トイレ・2段式手すりが設置される
 ・2013(平成25)年12月21日:駅ナンバリングの導入    
 ・2014(平成26)年12月 :駅名標を刷新    
 ・2016(平成28)年6月10日:交通系IC乗車カード全国相互利用開始により、Kitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、nimoca、はやかけん、SUGOCAが利用可能になる

 
(駅 名 標)

 
(妙見口方面を望む)

 
(畦野駅駅舎・東口)

 
(駅 舎 内)

 
(畦野駅駅舎・西口)


 撮影年月日:2018(平成30)年5月3日