大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

播但線 溝口駅!

2019年04月30日 | 

兵庫県姫路市香寺町にあるJR西日本の溝口駅は、山陽本線の姫路駅と山陰本線の和田山駅とを結び陰陽連絡路線の役割も担っている全線単線の播但線の駅(65.7km)です。
もともとは播但鉄道の一般駅として1898(明治31)年3月28日に開業しましたが、その後、山陽鉄道を経て国鉄播但線の駅となりました。

相対式ホーム2面2線を有していて列車交換可能駅な業務委託駅です。
1930(昭和5)年に建てられた木造駅舎がリニューアルされているものの下りホーム(和田山方面行きホーム)にあり、上りホームへは跨線橋で連絡していましたが、2016(平成28)年4月より上りホームにも請願改札口が設けられたので、跨線橋を渡らずに姫路方面へ連絡が可能となりました。

2017(平成29)年度の1日の平均乗降人員は3,466人で、これは起終点駅を除く播但線の全16駅中3位です。

溝口駅が属する播但線は、兵庫県の中央部を流れる市川・円山川に沿って山陽本線と山陰本線を結ぶ陰陽連絡路線ですが、普通列車は電化区間の姫路駅 - 寺前駅間と、非電化区間の寺前駅 - 和田山駅間で運行系統が分かれており、1998(平成6)年3月14日のダイヤ改正以降は全線を通して運行される列車は、特急「はまかぜ(大阪~ 香住・浜坂・鳥取)」のみです。

  <溝口駅の年表>

 ・1898(明治31)年3月28日:播但鉄道の一般駅として開業
 ・1903(明治36)年6月1日:播但鉄道が山陽鉄道に譲渡され、同鉄道の駅となる
 ・1906(明治39)年12月1日:鉄道国有法により山陽鉄道が国有化され、国鉄の駅となる
 ・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により播但線となり、同線の駅となる
 ・1930(昭和5)年 :駅舎改築
 ・1962(昭和37)年3月1日:貨物取扱い廃止
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
 ・1991(平成3)年4月1日:福知山支社から福崎鉄道部の管轄に変更される
 ・2005(平成17)年10月1日:駅の委託業務をジェイアール西日本交通サービスからJR西日本福知山メンテックに変更する
 ・2007(平成19)年7月1日:みどりの窓口開設
 ・2010(平成22)年6月1日:福崎鉄道部が廃止され、福知山支社の管轄に戻る
 ・2013(平成25)年8月1日:駅構内終日全面禁煙化
 ・2016(平成28)年3月26日:ICカード「ICOCA」の利用が可能になる
 ・2017(平成29)年3月25日:駅舎がリニューアルされる、駅前ロータリーが完成

 
(駅 名 標)

 
(姫路方面を望む)

 

 
(溝口駅駅舎)

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2014(平成26)年1月2日


和歌山線 千旦駅!

2019年04月29日 | 

和歌山県和歌山市和佐関戸にあるJR西日本の千旦駅は、関西本線の王寺駅と和歌山駅とを結んでいる全線単線の和歌山線(87.5km)の駅として、1952(昭和27)年10月1日に開業しました。

和歌山方面に向かって左側に配置された単式ホーム1面1線のみを有する無人駅で駅舎はありませんが、ホームの入口付近に簡易の自動券売機が設置されています。

2017(平成29)年度の1日の平均乗車人員は194人で、これは起終点駅を除く和歌山線の全34駅中28位です。

当駅から徒歩5分程の所にある和佐児童遊園には、「松下幸之助生誕の地」の石碑があります。

千旦駅が属する和歌山線は現在、関西本線と接続する王寺駅から高田駅までの間は大阪方面からの直通列車が多く運転されていますが、高田駅~和歌山駅間は線内のみのローカル輸送に徹する形となっています。 また、和歌山線はかつて、東京駅に直通する急行「大和」の寝台車(和歌山線内では普通列車に連結して運転)や、紀勢本線の白浜方面に直通する急行「しらはま」、その後身の急行「紀ノ川」といった優等列車が運転されていましたが、いずれも国鉄分割民営化までに廃止されてしまい、現在は普通列車・快速列車のみ運転されています。

  <千旦駅の年表>

 ・1952(昭和27)年10月1日:国鉄和歌山線の旅客駅として開業
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
 ・1991(平成3)年4月1日:和歌山支社の管轄から橋本鉄道部の管轄に変更される
 ・2009(平成21)年6月1日:橋本鉄道部が廃止され、和歌山支社の管轄になる
 ・2010(平成22)年6月28日:簡易の自動券売機が設置される

 
(駅 名 標)

 
(和歌山方面を望む)

 
(ホームへの入口)


 撮影年月日:2016(平成28)年8月13日


可部線 安芸飯室駅(廃駅)!

2019年04月28日 | 

広島県広島市安佐北区安佐町にあったJR西日本の安芸飯室駅は、横川駅から三段峡駅までの60.2kmを結んでいた国鉄可部線の一般駅として、1936(昭和11)年10月13日に開業しました。
しかし、同線の非電化区間だった可部駅~三段峡駅間(46.2km)が2003(平成15)年12月1日に廃止されたことに伴い、安芸飯室駅も廃駅となりました。

島式ホーム1面2線の他に留置線も有していて列車交換可能な無人駅でした。
開業時に建てられた平屋建ての駅舎がホームの南側にあり、廃止時まで健在でした。そして駅舎とホームは下り線を渡る通路で結ばれていました。

2003(平成15)年度の1日の平均乗車人員は40人でした。

廃止前の可部駅~三段峡駅間で列車交換が可能な駅は、当駅と加計駅の2駅のみでした。

ちなみに、廃止後の現在も駅舎は残されており、2015(平成27)年に駅舎を使用してカフェがオープンし、地元野菜と雑貨の販売も行われています。

  <安芸飯室駅の年表>

 ・1936(昭和11)年10月13日:国鉄可部線の終着駅として開業
 ・1946(昭和21)年8月15日:可部線が布駅まで開通したことにより、途中駅となる
 ・1960(昭和35)年6月1日:貨物取扱い廃止
 ・1984(昭和59)年2月1日:荷物取扱い廃止
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
 ・1991(平成3)年4月1日:広島支社の管轄から可部鉄道部の直轄に変更される
 ・1991(平成3)年10月30日:駅の無人化
 ・2003(平成15)年12月1日:可部線の可部駅~三段峡駅間が廃止されたことに伴い、廃駅となる

 
(駅 名 標)

 
(可部方面を望む)

 

 
(安芸飯室駅駅舎)

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2003(平成15)年6月21日


南海電鉄 孝子駅!

2019年04月26日 | 

大阪府泉南郡岬町にある孝子駅は、難波駅と和歌山市駅とを結んでいる南海電鉄南海本線(64.2km)の駅です。
もともとは南海鉄道の臨時駅として1910(明治43)年に開業しましたが、その後、1915(大正4)年4月11日に常設駅となりました。

相対式ホーム2面2線を有する無人駅です。
小さなコンクリート製の駅舎が上りホーム(難波方面行きホーム)にあり、下りホームへは構内踏切で連絡しています。

2017(平成29)年度の1日の平均乗降客数は133人で、これは南海電鉄の全100駅中93位です。 また、南海本線の中では45駅中45位で、最も利用客が少ない駅です。

この孝子駅は大阪府最南端にある駅で、大阪府と和歌山県の府県境に位置しており、南海本線の駅の中では最も停車する列車の本数が少ない駅です。
また、北隣のみさき公園駅とは4.4km離れており、南海本線では駅間距離が最も長い区間です。

孝子駅が属する南海本線は、大阪市~和歌山市間の都市間輸送を担う近郊路線ですが、空港線を経由する関西国際空港へのアクセス路線、さらには、和歌山港線を経由する和歌山港へのアクセス路線の性格も帯びており、和歌山港 - 徳島港間を運航する南海フェリーと本州四国連絡ルートを形成しています。

  <孝子駅の年表>

 ・1910(明治43)年:南海鉄道の臨時駅として開業
 ・1915(大正4)年4月11日:南海鉄道の常設駅となる
 ・1944(昭和19)年6月1日:戦時体制下の陸上交通事業調整法に基づき、南海鉄道が関西急行鉄道と合併して近畿日本鉄道となり、同鉄道の駅となる
 ・1947(昭和22)年6月1日:近畿日本鉄道が旧・南海鉄道の路線を南海電気鉄道に分離譲渡したことにより、同鉄道の駅となる
 ・1999(平成11)年4月1日:スルッとKANSAI対応カードの取り扱い開始
 ・2006(平成18)年7月1日:ICカード「PiTaPa」・「ICOCA」の利用が可能になる
 ・2011(平成23)年4月1日:駅構内終日全面禁煙化
 ・2012(平成24)年4月1日:駅ナンバリングの導入
 ・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始で Kitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、nimoca、はやかけん、SUGOCAが利用可能になる

 
(駅 名 標)

 
(踏切上から和歌山市駅方面を望む)

 
(難波駅方面を望む)

 
(孝子駅駅舎)

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2013(平成25)年12月15日


関西本線 永和駅!

2019年04月25日 | 

愛知県愛西市大野町郷西にあるJR東海の永和駅は、名古屋駅から亀山駅・奈良駅を経てJR難波駅に至る全長179.6kmの関西本線の善太信号場として1927(昭和2)年6月1日に開設し、その後、一般駅に昇格して永和駅となりました。

相対式ホーム2面2線の他に中線も有する、列車交換可能な業務委託駅です。
木造駅舎が下りホーム(四日市方面行きホーム)側にあり、上りホームとは跨線橋で連絡しています。

2017(平成29)年度の1日の平均乗降人員は2,384人です。

当駅から南へ徒歩15分程の所に、近鉄名古屋線の冨吉駅があります。

  <永和駅の年表>

 ・1927(昭和2)年6月1日:国鉄関西本線の善太信号場として開設
 ・1928(昭和4)年2月1日:一般駅に昇格して永和駅となる
 ・1959(昭和34)年10月15日:貨物取扱い廃止
 ・1984(昭和59)年2月1日:荷物取扱い廃止
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる
 ・1992(平成4)年11月 :みどりの窓口の営業開始
 ・2006(平成18)年11月25日:簡易型の自動改札機が設置され、ICカード「TOICA」の利用が可能になる
 ・2008(平成20)年3月29日:JR3社によるIC乗車券の新連携サービスの提供開始により、「Suica(モバイルSuica含む)」・「ICOCA」の利用が可能になる
 ・2009(平成21)年3月14日:ホームが終日全面禁煙となる
 ・2013(平成25)年3月12日:IC乗車カード全国相互利用開始により、PASMOなども利用可能になる
 ・2018(平成30)年3月 :駅ナンバリングの導入

 
(駅 名 標)

 
(名古屋方面を望む)

 
(跨線橋から四日市方面を望む)

 
(左は1991年8月16日撮影:永和駅駅舎:右は2017年1月7日撮影)

 
(駅 舎 内)