大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

関西本線 加佐登駅!

2019年10月31日 | 

三重県鈴鹿市加佐登一丁目にあるJR東海の加佐登駅は、名古屋駅から亀山駅・奈良駅を経てJR難波駅に至る全長179.6kmの関西本線の駅です。 もともとは関西鉄道の高宮駅として、1892(明治25)年2月6日に開業しました。

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線を有する無人駅です。
1891(明治24)年12月に建てられた木造駅舎が単式ホームにあり、島式ホームへは跨線橋で連絡しています。

2017(平成29)年度の1日の平均乗車人員は675人です。

加佐登駅が属する関西本線(JR東海に属する区間)は、愛知県から三重県の北勢・中勢地方を結び、名古屋駅~四日市駅間では近畿日本鉄道(近鉄)の名古屋線と並走しています。そして、名古屋駅 - 河原田駅間は紀勢本線に付随する路線と化し、伊勢・南紀方面に向かう快速や特急が通過する一方で、河原田駅~亀山駅間は通勤・通学輸送に徹しています。

   <加佐登駅の年表>

 ・1892(明治25)年2月6日:関西鉄道の高宮駅として開業
 ・1903(明治36)年2月1日:駅名が加佐登駅に改称される
 ・1907(明治40)年10月1日:鉄道国有法により関西鉄道が国有化され、国鉄の駅となる
 ・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により関西本線となり、同線の駅となる
 ・1982(昭和57)年5月17日:八田駅~当駅~亀山駅間が電化
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる
 ・2009(平成21)年3月14日:ホームが全面禁煙となる
 ・2012(平成24)年10月1日:駅の無人化
 ・2018(平成30)年3月 :駅ナンバリングの導入
 ・2019(平成31)年3月2日:ICカード「TOICA」の利用が可能になる

 
(駅 名 標)

 
(名古屋方面を望む)

 
(加佐登駅駅舎)

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2016(平成28)年3月20日


神戸電鉄三田線 二郎駅!

2019年10月29日 | 

兵庫県神戸市北区有野町二郎字細にある二郎駅は、有馬口駅から三田駅までを結んでいる神戸電鉄三田線(12.0km)の駅です。 もともとは神戸有馬電気鉄道の駅として、1928(昭和3)年12月18日に開業しました。

4両分の有効長をもつ単式ホーム1面1線のみの無人駅で、ホームの三田寄りにプレハブの小さな駅舎があります。

2018(平成30)年度の1日の平均乗車人員は193人で、三田線の中では最も利用客が少ない駅です。

二郎駅が属する神戸電鉄三田線は、有馬口駅で有馬線と、三田駅で福知山線(JR宝塚線)と接続しています。そして沿線は神戸三田国際公園都市など宅地開発が進んだため、大阪・神戸双方への通勤・通学路線となっています。

  <二郎駅の年表>

 ・1928(昭和3)年12月18日:神戸有馬電気鉄道の三田線の駅として開業
 ・1947(昭和22)年1月9日:神戸有馬電気鉄道が三木電気鉄道と合併して神戸三木電気鉄道となり、同鉄道の駅となる
 ・1949(昭和24)年4月30日:社名が神戸電気鉄道に変更され、同鉄道の駅となる
 ・1979(昭和54)年4月1日:駅名の読み方を「にろ」から「にろう」に変更
 ・1988(昭和63)年4月1日:社名が神戸電鉄に変更され、同鉄道の駅となる
 ・2007(平成19)年4月1日:ICカード「PiTaPa」の利用が可能になる
 ・2011(平成23)年3月1日:駅構内の喫煙コーナーを廃止し、駅構内終日全面禁煙化  
 ・2014(平成26)年4月1日:駅ナンバリングの導入
 ・2015(平成27)年3月3日:IC乗車カード全国相互利用開始で Kitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、nimoca、はやかけん、SUGOCAが利用可能になる

 
(駅 名 標)

 
(三田方面を望む)

 

 

 

 
(二郎駅駅舎)

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2016(平成28)年5月8日


三江線 石見川越駅!

2019年10月28日 | 

島根県江津市桜江町川越にあったJR西日本の石見川越駅は、山陰本線の江津駅と芸備線の三次駅とを結ぶ全線単線非電化の三江線(108.1km)の一般駅として、1931(昭和6)年5月20日に開業しました。
しかし、三江線が2018年(平成30)年4月1日に廃止されたことにより、廃駅となりました。

かつては相対式ホーム2面2線の他に貨物側線も有していて列車交換も可能でしたが、後に片側の線路は撤去されたので、廃止時は単式ホーム1面1線のみの無人駅でした。
開業時の1931(昭和6)年に建てられた木造駅舎は、駅の無人化後も解体されずに廃止時まで健在でした。

石見川越駅の利用者は少なく、2017(平成29)年度の1日の平均乗車人員は3人でした。

石見川越駅が属していた三江線は、陰陽連絡路線として1926(大正15)年9月から長い期間をかけて建設されましたが、全通したのは1975(昭和50)年8月31日で、その時すでに地域間流動は道路利用に移行していました。
従って、全通後も当初の目的だった陰陽連絡路線としての機能をほとんど果たすことはなく、優等列車の定期運転が行われたこともありませんでした。

  <石見川越駅の年表>

 ・1931(昭和6)年5月20日:国鉄三江線の終着駅として開業
 ・1934(昭和9)年11月8日:三江線が石見川本駅まで延伸したことにより、途中駅となる
 ・1955(昭和30)年3月31日:線路名が三江北線に改称されたのに伴い、同線の駅となる
 ・1975(昭和50)年8月31日:三江北線が三江線の一部となり、同線の駅となる
 ・1982(昭和57)年11月7日:貨物取扱い廃止
 ・1985(昭和60)年3月14日:駅の無人化
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
 ・1989(平成元)年12月16日:米子支社の直轄から浜田鉄道部の管轄に変更になる
 ・2018(平成30)年4月1日:三江線の廃止に伴い、廃駅となる

 
(駅 名 標)

 
(三次方面を望む)

 

 
(石見川越駅駅舎)


 撮影年月日:2008(平成20)年5月3日 


伊賀鉄道 依那古駅!

2019年10月27日 | 

三重県伊賀市にある依那古駅は、JR関西本線の伊賀上野駅と近鉄大阪線の伊賀神戸駅とを結んでいる全線単線の伊賀鉄道伊賀線(16.6km)の駅です。 もともとは伊賀鉄道(初代)の駅として、1922(大正11)年7月18日に開業しました。

かつては島式ホーム1面2線を有していて列車交換も可能でしたが、1977(昭和52)年に西側の線路が撤去されたので、現在は2両分の有効長をもつ単式ホーム1面1線のみの無人駅です。
木造駅舎がホームの西側にあり、ホームとは構内踏切で連絡しています。

2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は95人で、これは伊賀鉄道伊賀線の全14駅中10位です。

依那古駅が属する伊賀鉄道伊賀線は、上野盆地の城下町である伊賀市中心部と近鉄大阪線、JR関西本線を結ぶ路線で、全線が三重県伊賀市(旧上野市域)にあります。 そして赤字路線だったため、2007(平成19)年10月1日に近畿日本鉄道(近鉄)から伊賀鉄道に経営が移管されました。

  <依那古駅の年表>

 ・1922(大正11)年7月18日:伊賀鉄道(初代)の駅として開業  
 ・1926(大正15)年12月19日:社名が伊賀電気鉄道に変更され、同鉄道の駅となる
 ・1929(昭和4)年3月31日:大阪電気軌道が伊賀電気鉄道を合併したことにより、同鉄道伊賀線の駅となる
 ・1931(昭和6)年9月30日:大阪電気軌道が伊賀線を参宮急行電鉄に譲渡したことにより、同鉄道の駅となる
 ・1941(昭和16)年3月15日:参宮急行電鉄が大阪電気軌道と合併して関西急行鉄道となり、同鉄道の駅となる
 ・1944(昭和19)年6月1日:戦時体制下の陸上交通事業調整法に基づく戦時統合により、関西急行鉄道と南海鉄道が合併して近畿日本鉄道となり、同鉄道の駅となる
 ・1977(昭和52)年  :西側の線路を撤去し、交換設備の廃止
 ・2000(平成12)年3月15日:駅の無人化
 ・2007(平成19)年10月1日:近畿日本鉄道(近鉄)から伊賀鉄道(2代目)に経営が移管されたことにより、同鉄道の駅となる
 ・2019(平成31)年2月22日:「忍者線」の愛称を使用開始

 
(駅 名 標)

 
(伊賀上野方面を望む)

 
(伊賀神戸方面を望む)

 
(依那古駅駅舎)

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2018(平成30)年9月2日


阪和線 富木駅!

2019年10月25日 | 

大阪府高石市取石2丁目にあるJR西日本の富木駅は、天王寺駅から大阪府南部の各都市を経由して和歌山駅までを結んでいる阪和線(63.0km・羽衣支線を含む)の駅です。 もともとは大阪と和歌山を高速に結ぶことを目的に建設された阪和電気鉄道の富木停留場として、1940(昭和15)年3月1日に開業し、その後、駅に昇格しました。

相対式ホーム2面2線を有する業務委託駅です。
開業時の1940(昭和15)年に建てられた木造駅舎が下りホーム(和歌山方面行きホーム)の天王寺寄りにあり、上りホームへは地下通路で連絡していましたが、2011(平成23)年5月に上りホームにも駅舎(西口)が設置されたので、現在は線路両側から入場できるようになっています。

2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は8,002人で、これは起終点駅を含む阪和線の全36駅中23位です。

この富木駅は阪和電気鉄道が最後に宅地開発えお行った「富木の里住宅地」の最寄り駅として設置されたもので、高石市東部で唯一の鉄道駅です。

富木駅が属する阪和線は、大阪市南部のターミナルである天王寺から南へ伸び、大阪府南部の各都市を経由して和歌山市へ至る路線であり、JR西日本のアーバンネットワークの一角を形成しています。

  <富木駅の年表>

 ・1940(昭和15)年3月1日:阪和電気鉄道の富木停留場として開業
 ・1940(昭和15)年12月1日:阪和電気鉄道が南海鉄道に吸収合併され、南海鉄道山手線の駅となる
 ・1944(昭和19)年5月1日:南海鉄道山手線が戦時買収私鉄に指定されたことにより国有化され、国鉄阪和線の駅となる
 ・1952(昭和27)年1月10日:小荷物の取り扱いを開始
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
 ・1992(平成4)年11月1日:みどりの窓口の営業開始
 ・1993(平成5)年7月1日:阪和線運行管理システム(初代)の導入
 ・2003(平成15)年10月1日:ホームを除き、駅コンコースの喫煙コーナーを廃止
 ・2003(平成15)年11月1日:IC乗車カード「ICOCA」の利用が可能になる  
 ・2006(平成18)年1月21日:IC乗車カード「PiTaPa」の利用が可能になる
 ・2009(平成21)年7月1日:ホーム上の喫煙コーナーを廃止して、駅構内終日全面禁煙化
 ・2010(平成22)年12月1日:組織改正により、大阪支社の管轄から近畿統括本部の管轄に変更になる
 ・2011(平成23)年11月 :西口に駅舎が完成
 ・2013(平成5)年9月28日:阪和線運行システムを2代目のものに更新
 ・2014(平成26)年2月7日:みどりの窓口の営業が終了
 ・2014(平成26)年2月8日:みどりの券売機プラスが稼働開始
 ・2017(へ伊勢29)年3月7日:入線警告音(接近メロディー)を更新
 ・2018(平成30)年3月17日:駅ナンバリングの導入

 
(駅 名 標)

 
(天王寺方面を望む)

 
(踏切上から和歌山方面を望む)

 
(富木駅駅舎・東口)

 
(駅 舎 内)

 
(富木駅駅舎・西口)


 撮影年月日:2018(平成30)年7月29日