浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「御垂訓」~心の扉~

2018-12-25 01:21:29 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―1

主題:心の調和

 
先の続き・・・

このように心の持ち方を、
心の調和を、お話することによって、
様々の苦しみや問題が解決します。

心の調和、これは何ものにも勝る
幸福への道でしょう。
野山に種を蒔けば、芽が出ます。
成長し、花が咲き、実りがあります。

しかし、
せっかく端正を込めて育てたものでも、
心、悪しき人がちょっと、
失敬しようかと、持って行く場合もあります。

ところが、心の中に蒔いた種は、
誰も盗めません。
あなたの心の中で育ち、
あなたの人生に実りがあるのです。

だから、もし、悪い苦しみの種を蒔けば、
これを誰も取り去ってくれません。
悪い苦しみの種とは不調和です。

宇宙の調和、大自然の力、
つまり神様に背く心です。
調和、心の調和をあなたの中で
育ててください。



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「御垂訓」

2018-12-25 00:16:08 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~
     
        講演 九

 「光の天使すなわち諸如来諸菩薩様のことなり」


先の続き・・・

このことが形式として現されている一例が、
比叡山の千日回峰の行です。
アチャリアの位になるのに、
千日間山の中を走り回って、
一週間飲まず食わずで、
厳しいきびしい肉体修行をなさいます。

勿論、精神修行も入っていますけれども、
厳しい千日回峰の修行を経て、
初めてこの世的な大阿闍梨という位を
授けられるという形で現されています。
これはお坊さんのことであり、
このしきたりに従って厳しい
修行をなさった方を阿闍梨といいます。

心の世界の阿闍梨とは、
どれだけ日々の生活の中でよき行いを積み、
どれだけ多くの方を救ったか、
どれだけ多くの方を目覚めさせたか、
また喜びを与えたか、ということによって、
阿闍梨の魂の段階に至ることができます。

お坊様は千日回峰をなさって、
阿闍梨という位を持たれるのですけれども、
私たちは毎日の生活で善行を
実践すればいいのです。
そうすれば阿闍梨になれます。

そしてもう一段上がれば、
今度はアラハン(羅漢)ですね。
アラハンの位に心が上がっていきます。
さらに菩薩です。
光の天使菩薩様はすべてを
生かそう生かそうとなさる
意識まで高められたお方です。
そして如来へと進化向上されます。


   ~ 感謝・合掌 ~


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