浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「御垂訓」~心の扉~

2018-12-10 08:19:18 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―1

主題:人に尽くせば幸せな出会いがある。


先の続き・・・ 

どうすれば都合の良い
自分になれるかと言いますと、
尽くすことです。

とにかく、
精一杯心から尽くすことです。
相手にどう思われようと、
どうされようとも
ひたすら尽くすことです。

相手の立場を思いやる
ことも必要でしょう。
もし自分が相手の立場なら今、
何が必要なのか、
どうしてほしいのか、
親身になって
考えてみることも必要です。

決して親切の
押し売りではいけません。
それはかえって相手を
不愉快にさせ、
悪い出会いになるでしょう。

尽くすというのは、
してやるという心ではありません。
させて頂くという心です。

そうすれば、
相手の方は必ず
この人は必要な人だ
大事な人だと
思うようなってくるのです。

その時にはもう出会いは
素晴らしものになっています。
幸福な出会いです。

こうして考えれば
出会いの中で生まれる
不幸も幸福もみんな
自分の心の中にあるものです。

以前お話しましたが、
昔の日本では
一人前の人間になることは
人にとって頼もしい人間に
なることだと教えた
時代があったのです。
鎌倉時代のことです。

これが幸福な出会いを
生むことになるのを
無意識のうちにも昔の人は
知っていたのでしょう。

人に頼もしいと思われるためには、
誠心誠意尽くすことです。
その時、必ず周囲から自分も
尽くしていただけます。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「御垂訓」

2018-12-10 00:17:37 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

 ~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~


     講演 八

  「実在の世界にあって諸々の諸霊を
          善導する光の天使なり」

先の続き・・・

神仏と表裏一体のお方とは、
いったいどのようなお方であるか、
それは、そのお方がどれだけ神の御心、
太陽の御心を、日々の生活に実践したか、

太陽、神の御心をどれだけ
自分の言葉と行いをもって示し
現したかによって、神仏と表裏一体に
なれますね。

そういうお方は光明に満ち、
光り輝いておられます。
これもすべて光の量の区域です。
どれだけ明るいか、またどれだけ暗いかは、
良き行いをしてお日様の御心を、
どれだけ積み、
実践したかによってはっきり示されます。


   ~ 感謝・合掌 ~


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする