浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「御垂訓」

2018-12-01 00:27:49 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~


    講演 八

「この段階は神仏の心と己の心の
   調和度による光の量の区域なり」 
                    
先の続き・・・

神は差別をなさいません。
「ああ、あの人は好きだけど、この人は嫌いだ。
この人はもう大嫌い。顔も見たくない」と、
よくおっしゃいますまけど、ひどい人になったら、
「あんな嫌な奴のほうへ
向いてしょんべんもしたくない」と
言われるのです。

あいつにしょんべんをやるのももったいない
というような気持でおりますと、
これは自分自身が苦しいはずです。
憎い人が多ければ多いほど自分が不幸です。
太陽の熱、光はどんなものにもいっさい差別を
なさらない、すべてのものに同じだけの熱と光を
与え給います。

神の慈愛というものも、私たちに対して全く
差別なしに与えられているのです。
それを私たちは自覚できなかったのです。
無知なるゆえに、その大いなる神の愛と慈悲を
教えてくれる人がいなかったので、
知らなかったのですね。
知らないということは無知です。


  ~ 感謝・合掌 ~


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする