浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「御垂訓」

2018-12-02 01:04:34 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~


    講演 八

 「この段階は神仏の心と己の心の調和度による
        光の量の区域なり」

先の続き・・・

「無知」というのは、
仏教では「無明」といいまして、
明りが無いことです。
明りが無いから、
人は暗闇にさまようようになっています。
神様の御心を自分が行い、
実践させていただくというのは、
すべての人を好き嫌いしないで、
すべての人を好きになることです。

これが神を体験させてもらうことです。
お日様からいまだかつて
請求書が来たことはありません。
地球が頂いている熱カロリーは、
一秒間に石炭二百万トンを燃やすほどの
ものすごいものだそうですが、
お日様からの請求書は来ません。
神様からも請求書は来ないのです。
ただ与え給うのみの御心です。

そうであれば、
私たちもただ与えさせていただくだけの
実践をさせていただきました時、
その時間は自ら神を体験していることになります。
自ら神を現すのです。
これが「神と私たちとの調和度」ということです。
どれだけ自分の心が神様に近づいたかということは、
行いをもって決まるのです。


   ~ 感謝・合掌 ~


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