~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~
講演 八
「この段階は神仏の心と己の心の調和度による
光の量の区域なり」
先の続き・・・
「無知」というのは、
仏教では「無明」といいまして、
明りが無いことです。
明りが無いから、
人は暗闇にさまようようになっています。
神様の御心を自分が行い、
実践させていただくというのは、
すべての人を好き嫌いしないで、
すべての人を好きになることです。
これが神を体験させてもらうことです。
お日様からいまだかつて
請求書が来たことはありません。
地球が頂いている熱カロリーは、
一秒間に石炭二百万トンを燃やすほどの
ものすごいものだそうですが、
お日様からの請求書は来ません。
神様からも請求書は来ないのです。
ただ与え給うのみの御心です。
そうであれば、
私たちもただ与えさせていただくだけの
実践をさせていただきました時、
その時間は自ら神を体験していることになります。
自ら神を現すのです。
これが「神と私たちとの調和度」ということです。
どれだけ自分の心が神様に近づいたかということは、
行いをもって決まるのです。
~ 感謝・合掌 ~