浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「御垂訓」~心の扉~

2018-12-03 00:49:03 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―1

主題:苦しみは自分の心の中から生まれる

 
おはようございます。
長尾弘です。
爽やかな朝のひと時いっしょに
心の夜明けを迎えましょう。
人はよく悪口を言うことがあります。
あの人はこんな人ですよ。
内緒ですよ。
人に言ったらあきませんよ。
と、陰口をたたきます。
もう翌日にはむこうの耳に入っています。
そこでまた、
あのひとはいやらしい。と、なります。

自分が悪口を言われたければ、
人の悪口を言えばいいのです。
必ず、人から悪口を言ってもらえます。
言われたくなかったら
絶対言わないことです。
目の前の僅かなことに心を動かされ、
罪が罪を作り不幸を呼んでいくのです。
全ての人に対して悪口など
言わない心があれば、
人から愛されるでしょう。

これは神様を信じることにも
繋がるのです。
よく神様を信じると言いますね、
では神様とはどんな方で
どこにおられるのでしょう。
宝くじに当たりたい時に、
お参りに行くのが神様でしょうか、
神様はこの宇宙の調和全てを
作られたわけですから、
私たちの環境全て、
人も物も全部神様です。

つまり神様を信じるとは、
自然を信じ、
人を信じることになります。
ですから、運が良くなるように祈って
たまたま良い結果が出たからと言って
それで神様を信じると言っても
これは違うのです。
身のまわりのもの全てを
神様と思うことが
神を信じることです。



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「御垂訓」

2018-12-03 00:25:49 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~


    講演 八

「この段階は神仏の心と己の心の調和度による
      光の量の区域なり」

先の続き・・・

太陽のお話は、
高橋信次先生のあまりにも
有名なすばらしいお話でした。
私はこの話を聞かせて頂いて、まず思いましたことは、
「ああ、神様というお方はものすごく優しくて、
私たちがどんな罪を犯しても許して下さり、
絶対に罰をお当てにならない」ということでした。

このことをはっきり掴ませていただいた時、
その有難さと、大安心の中に在らせていただくことを
知りました。
「我は神なり」と大きく悟りましても、
日々の実践ができていなかったら、これは神とは
いえません。
本質は神ですよ。

人間は全部本質は神様と全く同質同根の生命を
頂いていますから、お一人お一人がちゃんと皆、
内には偉大な神の分け御霊を持っておられます。
ですから、私は人様が来て下さいました時は、
必ず合掌をして拝ませてもらいます。
「ああ、よく来てくれました。有難うございました」
「どうぞお気をつけて帰って下さい」と言って、
お一人お一人の内なる神に手を合わせているのです。

皆さんは神の分け御霊であり、太陽の心を
実践していただいた時、
神を自分から現わされる道具となっているのです。
自分が日々の生活で、どれだけ神を体験するか、
慈悲と愛を他に与え、自分を犠牲にしてでも他を
生かす生活をしているか、またすべての方を差別せず、
求める心を持たない生活をしているかです。
求める心は神の御心に背きます。


   ~ 感謝・合掌 ~


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