浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「御垂訓」~心の扉~

2018-12-12 00:40:35 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご講演ラジオ放送より


心の扉―1

主題:尽くすことは自分を幸せにする。 

先の続き・・・

先日、豊かな暮らしをされている
若い奥さんが相談に来られました。
この家のお婆さんが九年間寝ったきりで、
奥さんが世話をされています。
かなり疲れておられます。

ところがお婆さんのほうでは、
一言の感謝もない、
そこで私は何の為に
お婆さんの世話をしているのか、
辛いと言って相談されるのです。

私はお婆ちゃんが喜んでくれても、
くれなくても、あるいは謗っても、
あなたは精一杯尽くしなさい。

喜ぶか喜ばないか、
また感謝されるかどうかは
関係ないのです。
自分ができる限り尽くしてみなさい。

やがて、あなたはあれだけ
難しいお婆ちゃんに
よくあれだけのことをさせて貰えた。
と、思う日が来ます。

自分自身の心に満足と
喜びが生まれます。
これはお婆ちゃんの為に
するのとは違うのです。
自分自身の為にするのです。
こうお話ししました。
奥さんは心が楽になったと
言って帰られました。


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「御垂訓」

2018-12-12 00:16:28 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~


       講演 八

  「実在の世界にあって諸々の諸霊を善導する
         光の天使なり」

先の続き・・・

そのためには、まず自分の心を
曇らせる原因であり、
私たちを不幸にする原因である想念行為を
はっきりと把握することですね。
腹を立てないこと、愚痴をこぼさないこと、
人様を恨んだり憎んだりしないこと、
人の悪口を言わないこと、
不要の心配をくよくよしないこと、
心配をしないで神様にゆだねることです。

心配することの好きな方は
ちょっとなにかありますと、
すぐに「先生、癌と違うでしょうか」と言って
こられます。
私はお医者さんとは違いますから
知りませんけれども、
「そんなものと違います」
と言えば、そんなものは無くなるのです。

癌が消滅した方はいっぱいありますね。
「癌とは違う」と言えば、
そんなものは消えるのですね(笑い)。
ですから、皆さんもそう言えばいいのです。
お友達が癌でしたら、「それは違う」と
言いましたら、癌が消える場合があります。

癌と違うだろうかと言って、
癌の想念を心に持つから癌ができてしまいます。
癌などは無いと思えば、
無くなる場合が多いのですよ。
しかし、全部は無くなりません。
私たちは皆、神の子ですけれども、
無くなる人はたくさんありますが、
消えない人もあります。
やはり、これはお一人お一人の
心のあり方が関係すると思いますね。


 ~ 感謝・合掌 ~


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