大雨でゆっくりとした一日

　勢力はさほど大きくないのに、雨台風は各地に洪水などの被害を与えている。佐倉市でも午前８時からの１時間に６５㎜の雨が降った。１時間の降雨量としては観測史上最高だそうで、旧市内で床上浸水や道路が冠水する被害が出ている。

　ユーカリが丘はがけ崩れや洪水の心配はないが、一時的に土管の流水量を超えた雨水が道路に溜まった。近くに大きな調整池があるので時間の経過で処理されていくのだが、排水溝から水を噴出してしまう。

　不謹慎なことだが昨夜の震度４の地震、この大雨と、来月末に防災訓練を控えているので危機意識を持つ人が増えるだろう。参加者が増えるかも。もっとも防災は地震しか想定していないのだが―。

　この大雨のため公園で行う太極拳は中止。月曜日の午前中は会議もないのでゆっくりと過ごした。小降りになったところで今日発売の文藝春秋９月号を近くのセブンイレブンで購入。

　政権交代前夜として民主党関連の記事がメーンだが、石川遼くんのお父さんが書いた「石川遼が感じたタイガーまでの距離」が面白かった。全英オープンは残念ながらタイガーウッズとともに予選落ちしてしまい、悔しい思いをしている。

　遼くんは高校生だがほとんど学校に行くことができない。これで卒業させて良いのだろうかと思っているのだが、お父さんもそのことは気にかけていて、遠征するたびに時間をやりくりして現地の勉強をしているという。

　英語の上手な遼くん。スコットランドではヨーロッパの石の文化と、日本の木造の文化との違いを感じたという。ヨーロッパに行って同じことを感じた私は６０歳を過ぎてから。歴史にも興味を持つようになるだろう。海外を含めて遠征に、お父さんがいつも一緒とは知らなかった。