佐倉市「はつらつ生活チェック」

　市の高齢者福祉課介護予防班からアンケート用紙が届き、39項目の質問に「はい」「いいえ」の答えを記入して返送するよう求めてきた。目的は住み慣れた地域で、元気ではつらつとした生活ができるように介護予防事業として取り組んでいる一環だ。

　はっきりと言えば隠れ認知症患者の早期発見ということだろう。元気な友人の中にはこんなもったいないことに金を使って―、と文句を言うものもいるが、認知症（特にアルツハイマー）も早期発見なら進行を遅らせることが出来るというから、私は意義のある調査だと思うのですぐに回答した。

　確かに「バスや電車で1人で外出できますか」とか「日用品の買物をしていますか」と聞かれると、「何だよ当たり前だよ」と思う。でもそれが健康だからできることで、困難を伴う人もいるのだろう。

　ただ「お茶や汁物等でむせることがありますか」や「以前は楽にできていたことが今ではおっくうに感じられる」の質問には答えに困る。まれにだがむせることはあるのだから。良いと思うのは3年前に同じ質問で調査をしており、その時の内容と比較をして返送してくれるという。

　高齢者の相談窓口である地域包括支援センターの担当者とも、会議で度々お会いする。さらに親しくしておいて、私と話をしていて異常を感じたら遠慮なく指摘してもらえるようにしておきたい。

　39の設問の内一か所だけ身長と体重の数字を記入する回答欄がある。10年程前に計った170㌢と記入したが、軟骨の老化で多分2㌢ほど低くなっていると思う。今年の健康診断で一度計っておきたい。