悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

情けない朝刊のトップ記事

2007-01-21 19:51:51 | Weblog
 日曜日の朝刊とはいえ一面トップの記事が「『納豆で減量』実験捏造」にビックリ。納豆が異常に売れていることは「欠品して申し訳ない」という納豆メーカーの謝罪広告で、テレビ番組が影響していることを知り、上手な宣伝をするものだと感心していた。

 それにしても平和な国なんだな。全国紙一斉の休刊日に腹が立ち、いっそのこと毎週日曜日を休刊にして月極め料金を下げろと、考えているだけに、こんなトップ記事を見るとその感をさらに深くする。

 定年を迎え家にいるようになって一番驚くのはテレビのくだらなさ、レベルの低さだ。世の中の諸悪の根源はテレビではないかとさえ思う。私だけではなく地域の友人達のほとんどは「テレビは見ない」という。

 過日たまたま素晴らしいテレビ番組があるよと話題になった。珍しいと思ったらいずれも深夜で、視聴率を気にしなくてもよいのであろう真夜中だ。録画でもしなければ見ることができない。

 今回の実験捏造記事に、例によって識者(?)のコメントがあり「視聴者の多くは『メデイアは正しい流すもの』と信じている」とある。ご心配無用。もともと信じてなんかいませんよ。

 そして解説では「今回の問題で、関西テレビのみならず、放送界全体が失った信頼は計り知れない。正確な事実を伝えるという原点に立ち返り、製作過程の監視体制の強化が求めれれる」という。

 のん気なものだ。視聴率競争する中で本当に正確な事実を伝えるテレビ番組があると記者は本気で考えているのだろうか。ニュースやワイドショーなどの番組に、もっと深い問題がるのではないですか?

 いずれにしても放送局の問題というよりも、こんなことを信じる視聴者に100%の責任があると思う。謝罪なんかしなくてもよいから、テレビ局の社長さん、自社のゴールデンタイムの番組をしっかりとご覧になったら如何。
コメント
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