おぢのニセコ山暮らし

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日本獣医師会の会長が「獣医は足りてる」というのに、総理のお友だちの「加計学園」が新設のなぜ?

2017年05月18日 | Weblog

午前6時の気温はプラス4度と少々寒い。

ではありますが、スカッと青空のお天気で気持ちがよろしい。

予報によると、きょう1日晴れのお天気で、日中の最高気温は22度になるそうだ。

ご当地もいい陽気になってまいりました。

さて、

安倍総理のお友だちが理事長を務める加計学園問題でござる。

標記のように、日本獣医師会の会長は獣医は足りているというのに、獣医学部を新設するという。

家畜が減って、おかげで獣医が余っておるのに、獣医学部を新設するって、どこが国家戦略か?

東京新聞電子版によると、獣医学部というのは全国16大学にあるそうだ。

でもって、文科省はこれまで50年以上にわたって獣医学部の新設を抑えてきた。

なぜかご存知か?

ニッポン国の人口減少に伴って、これによりペットの数も減り、犬猫病院などの動物病院も、その経営が不安定化する事態が起きておるためですわ。

「家畜の減少」と「ペットの減少」のダブルパ~ンチだ。

獣医を増やしたいなら、その前に、家畜を増やす「国家戦略」が必要ではないのかね?

ご当地でも、とある動物病院が2年ほど前に閉院しておる。

全国的にも、動物病院はどんどん減っており、従って獣医師の需要は減ってきておるのが実情だ。

日本獣医師会の蔵内勇夫会長は新年のご挨拶で以下のように述べておる。

「内閣府に設置された内閣総理大臣を議長とする国家戦略特別区域諮問会議で,議論されてきたことの一つに獣医学部新設があります.獣医師の需要動向をみましても,地域偏在や職域偏在はあるものの,全国的観点から獣医師数は不足していませんし,平成 19年に農林水産省で行われた獣医師の需給調査においても,今後,獣医師が過剰となる場合や不足する場合のシュミレーションを行いましたが,不足するという結論になっていません.過去 50年間,獣医学部が設置されてこなかったのは,その必要がなかったからであります」

さらに、

「全国的見地から獣医師が不足していないので,なぜ新たに獣医師養成大学を設置するのか理解できません」

…と述べてるんだなぁ~

おかしくないかね安倍総理!!

日本獣医師会の会長さんが、獣医は足りておって、「獣医師養成大学を設置するのか理解できない」としておるのに、「国家戦略特別区域諮問会議」(安倍晋三議長)は獣医学部の新設を認めたわけ。

どこが国家戦略か???

獣医を増やす前に、ブランド牛なんかを増やす国家戦略の方が先ではないの?

家畜が減って、ペットが減って、なんで「国家戦略」で獣医を増やすのか、とりあえず意味不明でござる。

自民党という組織は、日本獣医師会のような業界団体から強い要請を受けて、その意向に従って学校を新設したり、学部を増やしたりするもんだ。

これがいいか悪いかは別問題として、「業界団体の利益代表」がそもそも自民党の体質でござる。

ところがギッチョン、こと獣医学部に関しては、業界団体が設立に反対しておって、文科省も右へならへしておった。

これをひっくり返したのが、「国家戦略特別区域諮問会議」(くどいけど議長は安倍晋三さん)であり、今回の加計学園でござる。

安倍総理が規制改革の一環として導入したのが国家戦略特区ですわ。

上記にるる書きました通り、総理のお友だちの強い要請で獣医学部が新設されたと思うのが当たり前田のクラッカー!!

安倍総理は国会で「加計学園から私に相談があったことや、圧力が働いたことは一切ない」と関与を否定しておるけど、どう見ても大ウソでござる。

最後にあらためて日本獣医師会の会長のご意見を掲載いたします。

「特に,今回,獣医学教育及び獣医師職域の現状及び将来の在り方について,十分な検証も行わず,本会等関係者が意見を述べる機会もないまま,一方的に獣医学部の新設が決定されたことはきわめて遺憾であります」

安倍総理も文科省も、このご意見をどう受け止めるのかねぇ、、、

加計学園問題、今後の成り行きがたいした見ものですわ!!

ちなみに、森友学園も、加計学園も、その名誉校長は「安倍昭恵さん」だということは、しっかり申し添えておきまする。

森友学園も、加計学園も、どっからどうみても安倍総理と「ずぶずぶの関係」でござる。

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5 コメント

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安倍総理の味方では無いけど (てび)
2017-05-25 01:22:26
>ニッポン国の人口減少に伴って、これによりペットの数も減り

50年前からずっと人口が減り続けてるわけでも無いでしょう。ロジックがおかしくはないですか?
Unknown (おぢ)
2017-05-26 06:15:37
てびさん、おはようございます。

>50年前からずっと人口が減り続けてるわけでも無いでしょう。

そのとおりですね。

そういう意味では、既得権益を確保しようという「獣医師会」が規制をかけて新規参入を阻んでいたのは事実でしょう。

実際、「ペットブーム」といわれた頃は、獣医師不足が言われておったようです。

それも2011年ごろまでの話だと、ある獣医師から聞いております。

しかし、近年は動物病院も上記の「人口減少にともなうペットの減少」で経営も厳しくなり、潰れるところも出てきておるのが現状だそうです。

「国家戦略」なんぞというたいそうな名称で、獣医を増やす意味はないのが、いまのニッポンの実情のようです。

前川さんも会見で「極めて希薄な根拠の下、規制緩和が行われた」と申しております。

国家戦略会議の名の下に、実は友人のための規制改革ではどもこもなりません。





初めまして (通りすがり)
2017-06-12 11:01:28
〉そういう意味では、既得権益を確保しようという「獣医師会」が規制をかけて新規参入を阻んでいたのは事実でしょう

私が思うに、それしかないと思います…。
医師が増えすぎて困るのは医師だけですしね。

また、ペットの獣医師は把握していませんが、畜産動物(牛など)の獣医師は明らかに足りていません。

そういった点もあり、四国にとっては新設が長年の悲願だったのです。でも既得権益者と、それらと「ずぶずぶ」の官僚が阻止していた。その岩盤のように硬い規制を政治主導で打ち破った訳です。

そもそも、役人や業界団体に(というか誰であっても)、「獣医師の供給が適切かどうか」という未来の需給は読めるはずがありませんので、規制などせずに市場原理にまかせるしかありません。

旧民主党も多くの国民も求めていた「官僚と既得権益による規制を、政治主導で打ち破る」を安倍政権は実行した訳です。

その過程で安倍総理の友人が得をしたのは事実なので、国民感情からしても学校選定のプロセスは透明にすべきだと思いますが、それと「岩盤規制突破の功績」は別問題として語られるべきだと思います。
Unknown (おぢ)
2017-06-14 14:55:30
通りすがりさん、こんにちは。

気が付きませんですいません。

「岩盤規制」の突破というといかにも頑張ってます安倍内閣ですが、実態はどうでしょう?

トップダウンの戦略特区ですが、先日も書きましたが、少子化で大学経営が怪しいときに「岩盤規制」の突破ってトンチンカンだと思います。

規制阪和は大事なことだとは思いますが、少子化の中で大学増やすってどうにもおかしな話。

国家戦略というなら、もっとやるべきことはあると思うけどねぇ、、、

獣医師に関しては、北大人獣共通感染症リサーチセンターの喜田教授がいうところの「既存の獣医学部の統合で教育を充実させるべき」のような気がします。

なにせペット医師はやりたいけど、でっかい動物の獣医を田舎なんぞでやりたくないのが学生の本心ですわ。

だから家畜の獣医師が足りないわけで、そこをどうにかするのが正しいけど、それが加計学園って話ではないでしょう。

そこは違うと思います。


なるほど (チョコ)
2017-06-24 21:34:51
とても勉強になりました。
加計学園問題はどう見てもおかしいですよね。
何がどうおかしいのか、具体的にわかりやすく示して下さってありがとうございます。

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