おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

核のごみ最終処分場は、1800キロ離れて、住民のいない、太平洋プレート上の「南鳥島」でしょう!!

2024年05月04日 | Weblog

寒くて目が覚めた午前5時。

スカッと晴れてますが、気温はなんと零度だ。

そそくさと薪ストーブに火を入れたところです。

写真は昨日の羽鳥モーニングショーだ。

3月23日に高知県でスタートした桜前線は、5月3日にゴールの釧路に到着。

ご当地のサクラもそろそろ終わりです…

さて、

経済産業省は2日、第3回地層処分技術作業部会を開いたと北海道新聞電子版が伝えております。

原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けて、お近くの寿都町と神恵内村で行われている文献調査の報告書案を審議する会議だ。

候補地決定の第2段階「概要調査候補地の選定」を巡って委員から疑問の声が出たという。

ようは「安全性に影響を与える断層や火山の評価に修正を求める声が相次いだ」そうだ。

報告案では、寿都町と神恵内村の一部は概要調査候補地としている。

だけど、火山学を専門とする専門家の大学教授からは、断層や火山の評価について修正を求める声が相次いだ。

ほかにも、地質学者ら約300人が「国内に地層処分の適地はない」とする共同声明を去年10月に出している。

今年3月29日に開かれた経済産業省の審議会についても、NHKが伝えております

これは「核のごみの地層処分の技術的な方法を検討する」会合。

その席上、「国内に地層処分の適地はない」とした地質学者はこう述べた。

北海道教育大学名誉教授の岡村聡さんは、

「日本は、複数のプレート境界の影響で地下の変動が激しく、地層での処分にはそもそも適していない」

北海道大学名誉教授の小野有五さんは、

「過去の地震の経験から、断層が動いた場合には広い範囲で地下が変形すると考えられ、日本の多くの場所が不適切だと考えるべきだ」と主張した。

ド素人のおぢでさえ、地震大国ニッポンに「核のごみ」を安全に処分する場所などないと思う。

ついこの間の能登半島地震でも、震源となった珠洲市に2つの原発計画があった。

住民の反対運動でポシャったけど、ここを安全な土地だとして原発を計画していたのはどこの誰だ!!

今回の地震で、候補地だった珠洲市高屋町ではほとんどの建物が倒壊、海からも陸からも通行不能となった。

住民の反対運動のおかげで、「第2のフクシマ」は避けられた。

ことほど左様、原発の立地も、核のごみの地層処分場も、国や電力会社が推進することは、怪しいにもほどがあるのだ。

何べんでも申しますけど、こと核のごみ処分場については本州から1800キロ離れた「南鳥島」がいい。

一般住民は住んでいない。

住んでいるのは自衛隊と気象庁と関東地方整備局の人員だけ。

だから町や村を二分し、地域の人間関係をズタズタにする対立もない。

しかもニッポンで唯一安定した太平洋プレート上にある。

地質学の専門家が「国内に地層処分の適地はない」というのだ。

核ごみを南鳥島で処分すれば、交付金もいらん。

「税金を有効に使って、なおかつ国の安全をちゃんと考えましょうよ!!」って話だと思うけど、どうよそのあたり???