秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

清荒神@米谷清シ

2015-09-25 | 古代史のミステリー



米谷清シ=まいたにきよし
人名みたいですけど地名です。

宝塚市米谷清シ1番地に清荒神・清澄寺があります。

清澄寺は、平安時代初期に宇多天皇が万民農楽の世界を開く勅願寺として創建。
本尊は室町時代の大日如来坐像で国指定重要文化財。
今回の参拝でちゃんとお参りしましたが画像ありません。

寺地はここより東のきよしガ丘中央公園(売布きよしガ丘10番地)にあり、江戸時代に現在地に移っています。




聖徳太子が開いたと伝えられる日本初の中山観音・中山寺が東にあります。
元は現在の奥の院の位置で祀られました。




地図で売布きよしガ丘10番地を探してみました。
印は売布神社です。

まぁ~なんということでしょう!
中山寺奥の院-清荒神清澄寺-売布神社
一直線上にのるのを発見しました。

現在の清荒神と中山寺と売布神社は直角三角形の位置にある
ということはネットで散見します。

でも、古代の創建時にどうであったかが大事だと思います。



古くより米谷荘、米谷郷、米谷村として開けた米どころ。
売布神社のめふは、米谷が訛ったものだとか。

もともとこの地に祀れた神はどなただったのでしょう。





火の神、かまどの神、水商売の神としても信仰を集めている清荒神。
うちの台所で祀る荒神さんのお札は毎年こちらで賜りますが
いつもどなたかが代理参拝してくださり、早35年。

私自身は、1980年新居に荒神さんを祀るにあたり参拝して以来です。

かつての記録は
2011/6/1 荒神さんと三宝さん
なぜかこのブログの人気記事でたいてい10位以内に入ってます。


今回、突然の思いつきで中山寺から奥之院経由して清荒神へ下ってきました。

35年も過ぎて、やっと神々に関心もって参拝した清荒神で、眼神祠がとても気になりました。
 2015-09-21 清荒神がほかの神社仏閣と違ってたところ


家に帰り、「清荒神 めがみ」で検索しました。

そしてヒットしたのが→宝塚巡礼3

そこには以下のように書かれてありました。

眼神祠は、「ガンジンシ」と読むのですが、
もとは護法堂のちょうど裏にあり、当時は清水が湧き出していて、参詣の方々が柄杓でその水を汲み、眼を洗ったりしたそうです。
でも、僕は眼神をメガミ(女神)だと読みました。
本殿に奥にあり、聖水が湧いていたのですから・・・
そして、眼神祠の横には、龍王堂に善女龍王という全ての生命を守る水神様が祀られているのですから。
僕は、この眼神様が、ここの最大の聖地だと思います。


清荒神は、清の字が強調されるように水との関わりが強いです。
なので、水神、女神の信仰を感じます。




三宝荒神は火の神であり、…

なんでこうなったのでしょうね。

またまた引用させてもらいます。

天女の姿をした荒ぶる水神様は、
その清浄な神質から不浄や災難を除去する火の作用へと変換され、
水神から火神へと変容されたのだと思います。
三宝荒神様は、インド由来の護法神ではなく、日本独自の護法神です。

そこには、古い自然神への信仰から護国仏教への変遷の時期に埋没された女神の姿が浮かんできます。

常々僕は、役小角や空海は、この女神を封印し聖地を開山した目的は、神殺しではなく、女神の保護にあったと思っています。

女神の名は変わろうとも、その信仰は残っています。
その聖地は残っています。


彼らが、封印した信仰が、今、解かれてきています。

眼神が女神に戻る時、その封印は解かれ、気付いた人には、そこに女神への信仰が戻ってきます。
火の神の封印を解き、水の神が戻る場合もあります。



10 コメント

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今にして思えば (めねふね)
2016-04-26 18:03:31
ここもR176なんですよね。
ulalaさんが紹介してくれたサイトを見ながらあらためてR176をたどってて清荒神に気づき、あれ?たしかulalaさんのブログに...と。
「清」はいろいろなとこで事象ワードとして登場します。
水+青=青い水=原子炉冷却水とつながったことも。
熊本は有名な水の都。市の水道水は100%地下水だとか。水源は阿蘇山。
今回のは地震で火の事象のように見えますが、水の禊なんですよね。
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めねふねさんへ (ulala)
2016-04-27 11:05:54
普段利用している道が何号線かってあまり意識してないことのほうが多いです。
特に中国道は宝塚トンネルでめっちゃ混むのでその渋滞が気がかりなだけ。
去年秋、中山さんから清荒神、売布神社と歩いて、中国道を跨ぐ橋を渡りびっくり。
ここがあの渋滞のトンネルのとこだったのかと。
http://blog.goo.ne.jp/goo3820/e/64769b40fb402895364c911cf5bd9641

しかしこの記事書いたときは、R176に思い至りませんでした。
改めて地図見たら売布あたりから先日の新名神工事中の橋崩落事故現場あたりまで、中国道に176号線がからまるツルのようでした。
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Unknown (たぬき)
2016-08-24 16:16:50
清荒神。霊験日本第一清三宝大荒神王。
はある伝承では廣田神社の天照大神荒魂と同体。
由縁は、空海、又は天皇の后が廣田神社の御神体山である甲山(神山(コウノヤマ)に同じ)に分け入り寺(神呪寺)を建立しようしたら、
甲山の荒ぶる神が麁乱荒神と表れ出でて何かに付け大いに祟りをなし阻害するのを
空海は桜の一木(霊木)に観音像を刻み出して、
その法力を以て麁乱荒神(=甲山の神=廣田神社の神)をその観音像に封印なさり、甲山の鷲林寺に鎮め祀った云々。
のちに鷲林寺の観音菩薩の分霊を遷し祀ったのが宝塚の清荒神であるとか?

この話だと
清荒神/清三宝大荒神王=甲山鷲林寺の観音菩薩(本尊ではない)=甲山の麁乱荒神(空海により観音像に封印された)=甲山の荒ぶる神霊(荒魂、荒神)=甲山はもともと廣田神社の御神体山 =廣田神社の祭神は天照大神荒魂=瀬織津媛大神(清荒神の女神。善女龍神。本堂とお滝の不動明王)

撞賢木厳之御魂天踈向津媛之命。、、、向津媛之命がご本人。向(ムコウ)大王家(トミ、トビ大王家との二王家並立制)の日女(ヒルメ=巫女)の命。(ヒミコ)
六甲(ムコウ)はムコウの転嫁

位置的にも廣田神社(元の甲山)の奥の院の面持ち
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たぬきさんへ (ulala)
2016-08-24 21:53:28
初めまして、ですよね?
コメントありがとうございます。
甲山って関西学院大学のあるあたりでしょうか。
学生時代第二の母校と思えるほど、バトントワリングの練習で関学にはよく通いました。
廣田神社の御神体山とは知りませんでしたが、いろんなところでその神様に導かれてるのかもしれません。
「眼神が女神に戻る時、その封印は解かれ、気付いた人には、そこに女神への信仰が戻ってきます」
よくわからないながらも、なんかワクワクしますね。
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りひとさんへ (ulala)
2016-12-07 20:59:51
三宝さんと荒神さん、の記事に頂戴したコメント返しで、一番読んでいただきたいのがこの記事です。
その誘導としてここに返しさせてもらいます。りひとさんのお目に止まりますように。
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インフルのおかげ? (りひと)
2016-12-21 10:25:09
日頃は直感でこれってのしか見ません。けど今回うららさまの紹介記事全部あたってます。
おまけにうららさまのお墨付きですね。
調べるまでもなく色々な情報が記事の中に出てきましたし、またそれに付随する皆さまのコメントや記事などもかなり参考になりますね。

甲山には触れないつもりでいましたけど兜神社のお守りきたのでちょっと言ってみようかな?将門の家系系列がこの辺り関わっていそうに思いますね。私が探している若宮には将門も関わっていますので。

また水神のも話しもその通りです。お水が大事です。地形をもっとみてみますね。

またある方の記事なのですが、水神の女神というのも賛成ですね。若宮の後ろには女神がいるので(一心同体です)なので私は目に関わる若宮を探しています。女神は多分若宮がはっきりしないと怖くもなってしまうので。

目でいくと閻魔や百足退治など将門もかな?目がキーワードのなっています。その若宮はたいていやられちゃうんですよ。でも守ってくれる方もいるのは確かです。問題は仕事人でその仕事人もそこを退治出来るだけの力があるというのは?同族の可能性もあります。

目を突くのはかなり卑怯なのでそれは許されざる事で筋がある方はしない?日本人ならば良心が痛むはず。藤太は本当にしたのか?幸せに過ごせたようにも思えず。日本人が聞いて美談にならない事が歴史にはありすぎです。実際その時代の方に聞きたいです。

ただ卑怯な方法で何かした場合は、間違いなくそれを守る神が援護します。目の神はそういう役目があるはずです。

どなたかの意見でも目の神こそ大事だって言ってましたね。

目がないと判断が鈍るんですよね、判断出来ないようにさせたれたら終わりなのです。

一言主さんのように一言で判断するにも目は必要でしょう。なので目の神がきちんと表に出てきて目をやられちゃう一族を守る事さえ出来れば女神はとっても優しい方になるはずです。

この今回のセレクションの中の記事の中にも閻魔堂があるところがありましたね。妖怪ウォッチという子供のアニメでも去年は若い閻魔がでてきました。ギズモちゃんの記事の時は、私がうららさまに子供の映画でしたけどお伝えしたい話題がちょうど映画でやっていました。亡くなった猫が飼い主の幸せを思い、裏工作するんですよ。現世にいては出来ない事を、ひっそりで上手く誘導出来ないんですけど。なのでギズモちゃんも危険やそれ以外の情報もいっぱいコミュニケーションをとってくれるはずでずっと近くにいるって感じてありがとうって思っていると喜ぶ事でしょう。

ギズモちゃんはレベルアップを神に許されたんだと思いますよ。悲しむ事ばかりではなくさらなる違う世界のギズモちゃんの活躍をみてあげてくださいね。人間も見えたらいいのですが見えすぎると大変になるので現状がベストなんだと思いますよ。感じる能力は天下一品、うららさまのご活躍来年も応援しております。5225、4124
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ランキングの誘導から (りひと)
2017-05-10 21:42:34
本当人間にも神がいるんでしょうかねえ?かなり適切なヒントをタイミングよくくれるようにランキングが上がってきて再度読み返す事が出来る、ありがたい限りです。
で私目の神追ってますけど清瀧って付くと怖いというか何か代わってしまっているようで出来るだけ近づかないようにしてます。

この場所は宝塚という事で兵庫になるんですね?兵庫の津があった所だったっけ?お船で動いていた方が活動していたエリアなのは確かですね。

でランキングで上がってきているのは奈良なんですけど同じ清滝が地名としてあるのなら多分同じ関係者がいた可能性ありますね。

岡山と奈良(特に石舞台から南北辺りがその関係者が動いて初期の寺や遺跡に関わっているんだとは思います。時代的なものなのか?同時に栄えていたのか?ただ思うのは同じ勢力が好む地には同じ特徴があり、また同じ勢力に邪魔されてかき乱されるのも必然でしょうね。近江と大阪通らないといけないので近江大阪にも同じ勢力があったのも間違いないでしょう。大昔の事なので遺跡や古墳、そしていろいろな文化継承やその地にいる方の気質や名字など色々な共通点で見ていくと超面白いというか予想できないような展開もありそうですね。奈良の地形の方はかなり妄想浮かびましたよ。4791
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りひとさんへ (ulala)
2017-05-11 17:18:26
記事に載せた上の地図で、左下、宝塚駅のすぐ近くの川に武庫川とありますね。
いままで宝塚行っててもあの川が武庫川だとは今まで知らなかったです。
りひとさんのコメントで兵庫と書いてくださってたのでやっと気づきました。

地名も歴史も自分が興味持って注意してみないと、通り一遍の学校教育では見えないことありますね。

宝塚の近くの川西にご実家がある友人がいて、その方の一族が塩川家で、あの塩爺につながります。
どうやら多田源氏の家来というか一門みたいです。
その塩川家が東大阪から、和歌山は紀ノ川沿いの粉河寺にご縁があるのです。
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たぬきさん来てますね (りひと)
2018-11-23 10:33:14
たぬきさんもとっても凄い活躍してそうですね。

米谷はやっぱり目の神と関係してきそうですね。
私片目(コンタクトが消えちゃうの)になるとちても勘が冴えるというか目が見えていないからこそ感じる物も結構情報としてもありますね。

兵庫だと金属との関わりも外せないはずです。
やっぱり農具ですかね。そもそも金属は護りや祭事の為の道具として貴重な素材で作っていたはずで技術もそもそもそういう関係の方が土(型)や火や風と水とそして材料の金属に関わる全ての神に感謝して作っていたはずです。

ですが、これを民衆の為に農具として作ろうと少し格を下げてくれた立派な指導者もおそらく米の付く地なので出てきたはずです。それはその場合のみとの暗黙の了解があったはず。もともと神聖な儀式の中で生まれているはずなので。ヨーロッパでは錬金術でしょうね。

けどそれを自分の権力や主張を誇示する道具や目に付く者をやっつける道具として使い始めそれゆえ荒れた地になってくるのでしょう。そういう方が集まってくるはずですので。

本当残念ですよね。職人がいう事を聞くはずもなくおそらく職人集団ごと組織の下にくみ込まれたはず。そうじゃないとボイコット出来るはずなので。

地域活動でもそうなんですけど、これって上から言われていてもやるべき事なのか?キャパがないのにすべきなの?と思う事でも実際に難所で立ち上がる方々はボスの人柄に惚れた方ばかりです。
そうじゃないとそっぽ向きますからね。

そう思うとこの地にはおそらく新旧二人の指導者がいたはずでおそらく戦って結果新が入ってきた。とすると旧が本当の忖度しても自分たちを守ってくれるはずと思えるようなカリスマ性を持った方だったように思いますね。

最近の事件とも一致するし、ヒットラーも劣等感からの人格形成で美術以外に行ってしまったと思っています。

素材が違うんです。それを分からせるのも周りの人の助言です。お金をただ積んで動かないのが職人。なのでお金積まれてホイホイしたらもう職人じゃないんです。

トップじゃなくてもセカンドでもまたその下の執行部でもまたもっと下の下々でも今自分のポジションでの役割を全うしないといけないはず。

そこで安易に言わず任せたり自分の常識で黙っていたら多分素材違いのボスにも可哀想な展開が待っています。多分お金を集める事に執着しちゃうので。多分求めていたのはお金じゃ買えない物だったのだと思います。

なのでこちらのプログ等も色々な方がその都合でやってくるというのもとても意味ありますよね。
記事がないと集まれないし、一生出会わないかもしれませんので。

本当面白いですよね。世の中連休ですけど、また現世もやらなきゃいけない事いっぱいありますけどそれはやらないと困る時までほって置いて自由を満喫しております。

奈良と兵庫と考えると陸上ですけど、和泉市辺りだと兵庫の津と同じくらい大事な港あったかもしれませんね。だんじりあたりも気になります。

和泉と奈良の反対の事故多発道路と兵庫関連怪しくなりますね。自分のルーツにかかわる事だけやります。同じ関係や相乗効果も興味やコメントで出てくる事を望みますね。8632
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りひとさんへ (ulala)
2018-11-23 11:31:35
コメント頂戴した時、洗濯や掃除しながらつけっぱなしのTVチラ見。
放映されてたのは、蘇る天平の風ー興福寺中金堂、300年ぶりの復元

また後日にコメント返ししたら、きっとそれを忘れると思うので、先にそれだけでも書いときます。
法相宗の要となった僧侶の方々を、法相の柱として壁画にされたんだそうです。
僧の背景の群青色は、アズライトという貴石だそうで、吉野の金峯山寺で聞いたラピスラズリとちゃうな、あっちが間違えてたかなと思ったり(^^)

次に和泉の港ですが、和泉府中に信田森神社(葛葉稲荷社)があり、安倍晴明の母がこの信田の森の白狐という伝説あります。この辺りは渡来人いっぱい暮らしてた居住地だったとかで、母の白狐というのは渡来人かという説見たことあります。
泉大津から近いですし、池上曽根史跡もあって、現在の地形からは想像しがたいけど、茅渟の海に近かったのでしょう。

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