近つ飛鳥博物館からの帰り、道に迷っているうちに「道の駅」ありました。
建物の前できれいな白い花が目に留まりました。
売っているおっちゃんは、「ジャスミンや、匂いかいでみて」
「匂いせぇへん」と大阪のおばちゃん2人が口を揃えて言いました。
「まけてくれたら買おうかなぁ~」
ってことで50円値引きしてもらって500円で買いました。
ほんとのジャスミンは大好きです。
花は見たことありませんが、毎日ジャスミンティーを飲んでいます。
ローズが「精油の女王」ならジャスミンは「精油の王」といわれるぐらいです。
大量の花からほんのわずかな精油しかとれない上に、
ジャスミンの花が香りを強める夜に花摘みをしなければならないので、
その労力も加えて大変高価なものになります。
このジャスミンはモクセイ科です。
一方このマダガスカルジャスミンは、ガガイモ科だそうです。
マダガスカル島の原産なので、英名がマダガスカル・ジャスミン。
花屋では略してジャスミンと呼ばれているらしい。
「本物のジャスミンと混同されるから、やはりステファノティスとよびたい」
京都大学名誉教授の塚本洋太郎氏は提言されています。
マダガスカルジャスミンで調べてわかったこと。
①葉は対生し、光沢ある濃緑色、革質で厚く、ツバキの葉に似ている
②花は筒状で、6~7輪が散形状に集まって咲く
③ときには長さ10cmくらいの卵形の果実をつける
④白い花に芳香があり、ブーケなどに使われる
⑤名前に反し、ジャスミンの仲間ではなく、しかも有毒植物である
⑥白い汁液に触れると、人によってはかぶれるので注意する
ときには実をつけるらしいから、この先観察が楽しみです。