褒めまくる映画伝道師のブログ

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映画 スタンドアップ(2005) 世界初のセクシャルハラスメントを描く

2009年10月11日 | 映画(さ行)
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 だいたいセクハラと言う言葉が定着したのはいつぐらいからだろう
 日本では1989年に新語・流行語大賞に選ばれているみたいだ
 そういえば、むかしセクハラを描いた映画にディスクロージャーという映画があった
 しかし、あの映画は女性の年下の上司が、男性の年上の部下にセクハラを仕掛ける映画男性側から描いた映画だが、もう一つリアリズムも無く面白くなかった
 考えてみればあの映画はキャストが悪いね女性の上司にデミ・ムーア、男性の部下にマイケル・ダグラスと言うキャスティングでは、これがセクハラだと言われても説得力が全く無い
 しかし、今回紹介する映画スタンドアップは、1988年に実際に起きたセクハラを基に描かれている
 今回の映画は女性が、男性からセクハラを受け、世界で初のセクハラ訴訟問題を起こすストーリー
 流石に実話を基にしているだけあって、リアリティがあり、そして非常にセクハラ問題について考えさせられる
 確かに女性は大変だ僕はこの映画を観て考えさせられる事があっても、反省することは無いけれどね
 それではスタンドアップを紹介しよう
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 ジョージ(シャリーズ・セロン)は暴力夫から逃げ出して、故郷のミネソタ州の町に息子のトーマス(カーティス)と娘のカレン(ピーターソン)を連れて帰ってきた
 しかし、ジョージ(セロン)が10代のときに産んだ息子のトーマス(カーティス)は誰が夫かわからずにいた

 そんなジョージ(セロン)を母親のアリス(シシー・スペイせク)は優しく迎えるが、父親のハンク(リチャード・ジェンキンス)はジョージ(セロン)に対して冷たい態度をとる町の住人たちも10代で父親のわからない息子のトーマス(カーティス)を産んでいるジョージ(セロン)に対して、視線は冷たかった

 しかし、ジョージ(セロン)は親に頼らずに自力で生活しようと考えていたところ、この町のかつての知り合いのグローリー(フランシス・マクドーマンド)から、お金が貯まるまで、グローリー(マクドーマンド)の家に世話になり、しかもグローリー(マクドーマンド)自身が働いているところを仕事で紹介する
 自立するため鉱山で働くことになるが、鉱山での仕事は男社会そこで働く女性は男性に比べて極端に少なく、しかも男性たちは鉱山の仕事に対して女性が入ってくることを嫌っていた

 そして、ジョージ(セロン)は仕事場の男性から、そして会社ぐるみで嫌がらせを受ける
 彼女はついに会社に対して訴訟を起こす事に決めたこのミネソタに来ていた、元アイスホッケーの有名選手であり今は弁護士のビル(ウッディ・ハレルソン)に弁護人として頼むが、この前例のない訴訟事件に対して彼は戸惑いを受けるが、彼女の強い気持ちに対して、このミネソタというアメリカの北の炭鉱の町から世界初のセクシャルハラスメント訴訟を起こす
 しかし、ジョージ(セロン)と同じように、男性から被害を受けている女性たちはジョージ(セロン)の行動に対して、良い迷惑だと思っているそして、その裁判が進む過程においてジョージ(セロン)の少女時代の悪夢が明らかにされていく
 しかし、それでもジョージ(セロン)は勇気を持ってこの訴訟事件に対して、強い気持ちで臨むのだ

 セクシャルハラスメントには、僕も気をつけないとやばいね
 しかし、日本でもようやく男女雇用均等法が、ようやく社会に根付いてきたように思う
 例えば、電車に乗っていても女性車掌や駅の事務所に女性の姿が目立っている最初そんな女性の姿を見たときは少し違和感があったけれど、今では普通の光景として見るようになった
 そして女性が上司として働く会社も多くなってきていると思う

 これはあくまでも、僕が思う社会においての外側しか見ていない感想なので、内側では女性に対する差別、嫌がらせはまだまだあるのではないことか思う
 この映画は女性のための映画として作られている気がするけれど、実は男性も観ないといけない映画
 この男性上位の社会において苦しんでいる女性がいることを忘れてはいけないそれにしても、主演のシャリーズ・セロンだけれど、彼女の演技は素晴らしいね本当に綺麗な人だけれど、この映画では美貌をかなぐり捨てて顔が泥だらけにして、男性に向かっていくシーンなどは女優としてではなく役者としてのプライドが出ているね
 確かに昔のハリウッド映画には、美女ありきの世界だったけれど今のハリウッド映画も実は役者魂を持った女優たちがたくさんいる
 アンジェリーナ・ジョリーだって、チェンジリングで、凄い演技を見せていたからね
 しかし、今後もシャリーズ・セロンがどんな役にこれからもチャレンジしていくのか、今後の彼女の出演する映画は注目です

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2 コメント

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男として (にゃむばなな)
2009-10-12 15:30:50
ここまでセクハラをする男は、同じ男としても理解に苦しみます。
いくらなんでもやりすぎ以前に、男としての尊厳はないのか!って思いますもん。

というか、まず一人の男としてシャーリーズ・セロンみたいなぺっぴんさんにあんなセクハラなんかしないって。
にゃむばななさんへ (ディープインパクト)
2009-10-12 21:42:58
 コメントありがとうございます。シャリーズ・セロンは、確かに綺麗
 セクハラは日本だけの問題ではなく、世界的な問題だということがわかりました。
 イギリスの映画で、『この自由な世界で』と言う映画も少しセクハラの問題が描かれていたし、こういう社会的な映画は本当に考えさせられます。

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