僕の家内は招き猫が好き

個人的なエッセイ?

サクランボ

2021年06月23日 | 日記
山形からサクランボが送ってきました。
大学時代の友だちの家からです。

友だち本人は脳腫瘍ですでに他界しています。
30才の若さでした。

生前、この季節になると
毎年彼はサクランボを送ってくれていました。

すごく律儀な人間でした。

そんな彼の気持ちを引き継ぐように、
彼が他界した後もお母さんが毎年サクランボを送ってくれています。

サクランボを包んだ小箱が
「息子のことを忘れないで」
と言っているようで・・・。

すこし切なくなってしまいます。

日本を行き交う人の思い。
季節の贈り物。

サクランボを口に入れると、
甘酸っぱい香りが広がっていきました。

彼の笑顔・・・。
聡、元気にしてるかい。

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