僕の家内は招き猫が好き

個人的なエッセイ?

「星~終わりのテーマ」

2021年06月21日 | Music
月忌回向でお会いする方々とお話をしていると
色々なことを感じます。

朝6時にお寺を出て高速道路を走ります。

夜が明けるのもすごく速くなり、
一年で一番、お昼の長い季節になりました。

朝の7時になると気温が上がり、
エアコンなしでは汗が止まりません。

今日も暑くなりそうです。
私は頭の上にタオルを載せました。

「恥ずかしいからやめなさい」
人の視線が気になるのか家内が左右を気にします。

ハゲ頭は汗が流れ落ちるから、
タオルを載せないと作務衣が汗で汚れてしまう。

髪の毛がないとつらいのです。

居酒屋が店を開いた、と喜ぶ檀家さんがいます。

気を付けて飲んでくださいね。
できれば飲まない方が・・・。

心の声は言葉として
口からは出ることはありません。

デリケートな部分だから・・・。
難しい。

ワクチンを2回接種したから
テニスをする。

もう2回接種したんですか。
うらやましい。

家内が死んでしまったから、
毎日がつらい。

ただ耳を傾けるだけで、
なにも言えませんでした。

月忌回向が終わると、外は夏。
肌を刺す暑さが待っていました。

嬉しい顔。
さみしい顔。

人それぞれの心の声。

「流れ星が ひとつ
 夜空に消えゆく

 さよならも言わず
 かなたへ消えゆく

 今日の帰り道で
 君と逢えたら・・・」

梅雨の合間。
夜空に星が浮かびます。

かすかな光を放ちながら
一生懸命生きている。

日本のどこかで夜空を見上げる、あなたへ。
星に何を願いますか?

◆ 参考文献 「星~終わりのテーマ」 井上陽水 Uta-Net

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