僕の家内は招き猫が好き

個人的なエッセイ?

許して、ちょんまげ

2016年12月17日 | 日記
  アーッ!
私は、叫び声をあげました。

 「どっ、どうしたの?」
家内が、毛布を跳ね上げ、飛び起きました。

  熱湯入りの「やかん」を持ったまま、脚立につまずいた。
  痛かったよ。

  それに、もう少しで、熱湯をぶちまけるところだった。
  あ~、びっくりした。

 「びっくりしたのは、こっちのほうよ。
  変な声をあげて、脅かさないでよね!」

  ヘイ、ヘイ、申し訳ございません。
  コーヒーを、飲みたかったもんですから・・・。

実は、先日も、コーヒーにお湯を注ごうとして、ストーブの上に置いていた「やかん」を落っことした前科のある、私
あの時は、足にお湯がかかって、やけどをしたことがありました。

熱湯まみれの靴下が、なかなか脱げなくて、足が真っ赤になってしまって、
家内に、すごく叱られました。

睡眠の邪魔をされて、腹ぬ虫のおまらない家内が、まだブツブツと、なにか言っています。

  ごめん、母ちゃん。
  許して、ちょんまげ。

私は、食卓テーブルの片隅で、音を立てないように、静かにコーヒーをすすりました。

ps
許して、ちょんまげ・・・って、いつの時代の言葉?(家内談)

  


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