ここまで涙もろいとは…

今、巷で話題のアニメ映画…　その元となっている漫画やアニメが好きで映画館へ行く人が多い中、「“これだけ話題になるアニメって、どんなもんだろう？”と思って、何の予備知識もなく見に行った」と言う職場仲間の女性が、映画について“涙のなの字”も感じさせずに淡々と話していた。そこで私が「テレビの総集編を見たけど、何度も泣いてしまった」と言ったら、「例えばどんな場面で？」と聞かれたので、私は「最後…　倒された鬼が死ぬ直前に、人間だった頃のことを思い出して…（中略）　鬼になってからの悪行を振り返り…（中略）　その両親が出てきて…　ううっ…」と、説明しているだけで泣けてきてしまった。

昨日、いつもの床屋へ行ったら、そこでもそのアニメの話になり…　店主のお婆さんが「私も一度は見てみようと思って、テレビの総集編を録画しておいたんだけど…　見ないで消しちゃった」と言ったので、「いくら何でも…　ただ説明するだけで二度も泣くことはないだろう」と思った私は“最後の場面”を話し始めたのだが…　またもや泣けてきて言葉に詰まってしまったのだ。というか…　こうして日記を書くために思い出しただけで…　ううっ…　自分でも、ここまで涙もろくなっているとは思っていなかったので驚いているところである。（まさか、アニメは実話で…　その鬼はオマエの…　息子だったりして！？　ハハハ…）

以前、“「涙もろい」と言う職場仲間に対して「どっちが泣き虫か勝負したい」と思った”という話を書いた記憶があるのだが…　対決方法としては、“一緒に映画を見る”のが一般的だろうなぁ～　ん？　同じ映画を見るのは不公平じゃないかって？　加齢による涙もろさの強化（？）を考慮したら、年齢に応じたハンデが必要だって？　それならば、違う映画を別々の場所で鑑賞…　それぞれの場所に審査員を配置してのリモート対決か…（そんな審査員、誰がやってくれるんだよ！）

それと、細かいルールも決めなくてはならない。単純に、一秒でも早く先に泣いた方が勝ちなのか…　それでは、最初の数十秒で勝敗が決まってしまう可能性がある。やはり、映画を最後まで見て…　泣いた回数が多い方を勝ちとするのか、泣いていた時間の合計が長い方を勝ちとするのか、流した涙の量が多い方を勝ちとするのか…　あるいは、全て総合して勝敗を決めるのか…（本当にオマエは…　そうやって無意味なことを延々と考えるのが好きだなぁ～　ハハハ…）