久しぶりの日差しと青い空

 スーパーコンピューターを駆使しても、長年の経験と勘を総動員しても、それでも予想が難しい、いま時の天気なのでしょうね。

 ここ一週間、梅雨明けはまだかまだかと10日間予報を見ているのですが見るたびに変わる予報。それでも見えてくるのは8月1日の梅雨明け。
 
 先週は散歩途中で雨雲が近づいて来たのでいつもの折り返し地点のずっと手前で退散、Uターンしてしまいましたが明日は大丈夫かな?

 横浜の住宅地に残された里山の四季の移ろいを毎週撮影し掲載しているblog「恩田の森Now」。ただいまは7月26日に撮影した写真を5点掲載いたしております。二時間だけ梅雨晴れ間となった森の様子をご覧いだけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori

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#梅雨明け間近 #久しぶりの日差し #久しぶりの青空

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ホントに来て欲しいの?ホントに行っていいの?

 昨日の朝日新聞朝刊に岩手県と新潟県とがそれぞれ「我が県へどうぞお出かけください」との一面広告を出しておりました(横浜市内で配られた版で確認)。

 東京都発着の旅行がGo toトラベルキャンペーンの対象外にされ、当てにしていた東京からの旅行者が少なくなるであろうことを見越して「良いところですから補助がなくてもお出かけください」、あるいは対象となる首都圏の神奈川、埼玉、千葉県民に向けてのプロモーションなのか。

 全国各地の観光産業が壊滅的な打撃を受けていることはもちろん承知している。お客さんに来てもらわないことには観光産業が成り立たない、このままでは倒産・廃業が続出すると云う危機感も理解できる。だからと行って毎日100人、200人、300人の感染者が出ている首都圏から来た観光客を新潟県の、岩手県の皆さんは本当に温かく迎えてくださるのでしょうか。

 東京、神奈川、千葉、埼玉のナンバーのクルマで出かけて嫌がらせをされることはありませんか? 「何しに来た!」「帰れ!」と云われるようなことはありませんか? 云われる前に、私だったら(私が感染していると仮定して)感染させたりすることでご迷惑をおかけする可能性がある中で、そもそも出かけたりはいたしません。

 お客さんには来て欲しい、でもウイルスを持ち込まれるのは困る。苦渋の選択の中での一面広告であったのでしょうね。観光客が持ち込んだものかどうかはわかりませんが、岩手県で初めてコロナ感染が確認されたと報道されたその日の朝刊に「どうぞ岩手におでかけください」の広告が出たのはなんとも皮肉な話である。 

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、今が盛りの鹿の子百合。

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#鹿の子百合 #カノコユリ #Go toトラベル #岩手県 #新潟県

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今年最後の紫陽花

 二週間ほど前にも同じことを書いたような気もするのですが、今日は今年最後の紫陽花です。例年ならとっくに梅雨が明けてかんかん照りの日が続き、紫陽花などはすっかり干上がっているはずなのですが、今年は7月も終わろうと云うのにいまだ雨続き。だからなのでしょうね、紫陽花がまだ頑張って咲いておりました。

 10日間予報によれば傘マークがつくのは31日までで、その後はお日様マークが並んでおります。と云うことは8月1日に梅雨明けということになるのでしょうか。過去70年の記録を見ると、関東地方での梅雨明けが8月までずれ込んだことが4回あるようですが(最近では2007年の8月1日)、今年も記録的に遅い梅雨明けとなることは確実ですね。

 梅雨が明けたら明けたで真夏日、猛暑日が続いて人間はうんざりするわけですが、農作物のことを考えると、さすがにお日様が欲しい時期。梅雨明けが待ち遠しです。

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#長梅雨 #紫陽花 #アジサイ

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アメリカネリの花

 アメリカネリの花です。アメリカネリとは聞きなれない名前ですが、これが和名です。英語名Okra、カタカナで書くとオクラです。アオイ科ですので、同科のハイビスカスや木槿の花によく似ていまね。私たちが食べているオクラの実は長さ10センチ程のものですが、放っておくと20センチ以上にもなります。ただし、そうなると硬くて食べられたものではありません。私たちは実に若い身を摘んて食べていると云うことになります。きゅうりと同じですね。

 オクラの花は野菜の花の中でも最も美しいものの一つですが、郷秋<Gauche>思うに野菜の花で一番美しいのが豌豆、そして次がオクラですね。

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#オクラの花 #アメリカネリ #美しい野菜の花

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ワルナスビ

 茄子に似たこの花は「悪い茄子」と命名された、アメリカ合衆国南東部原産の雑草の花です。道端や畑の隅で勢力を広げつつあります。

 茎や葉に鋭いとげがあり触れると痛いです。地下茎でも繁茂するので耕耘機などですきこむと、切れた地下茎の一つ一つから芽が出てかむしろ増殖の勢いが増します。熟した果実はミニトマトに似て美味しそうなのですが有毒物質を含んでいるので動物や人間が間違って食べたりすると大変なことになります。除草剤も効きにくいため、一度生えると完全に駆除するのが難しい厄介者、「悪い茄子」です。

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#ワルナスビ #要注意外来生物

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F2メダカ

 住人がいなくなって一年以上の蓮鉢に久しぶりに10数匹のメダカを入れたのはふた月程前のことでした。最初は元気に泳いでいたメダカたちでしたがそのうちに少しずつその数が少なくなりひと月ほど経った頃にはほんの3、4匹になっておりました。そのメダカたちの姿もいつの間にか消えてしまい、また(何年経っても花が咲かない)寂しい蓮鉢に戻ってしまいました。

 が、今日、その蓮鉢の中で「つーいつい」と泳いでいる小さなものがいるのを見つけたのです。なんとメダカです。ひと月前に死んでしまったメダカが、死ぬ前に卵を産んでいたのです。数えてみるとどうやら4匹程いるようです。新しい環境に馴染めなかった親は死んでしまいましたが、この蓮鉢で生まれた子供たちには長生きしてもらいたものだと暫し「つーいつい」を眺めていた今日の朝でした。

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このとこと雨続きでずっと行けておりません(^^;

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#メダカ #メダカの学校 #水にながれてつーいつい

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不気味な物体

2020年7月25日

 道路の縁石の隙間から姿を現しているらしい黄色い不気味な物体。同じ隙間から草(雑草)が生えていますが、それとは別物で隙間から顔をのぞかせています。キノコもしくはカビの親玉?

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このとこと雨続きでずっと行けておりません(^^;

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#不気味な物体 #キノコ? #カビ?

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ミッフィーは同級生

画像は新聞掲載の広告より

誕生65周年記念【ミッフィー展】
2020年7月23日(祝・水)〜8月11日(祝)〜
2020年7月23日(祝・木)〜 8月10日(祝・月)
*入場日時指定制
会場:松屋銀座 8階イベントスクエア(東京都中央区銀座3-6-1)

 コロナ禍により開催が延期されておりました「誕生65周年記念【ミッフィー展】」が昨日より開催されております。入場日時指定制となっておりますので下記サイトで詳細をご確認ください。
https://miffy65.exhibit.jp/

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このとこと雨続きでずっと行けておりません(^^;

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#Nijntje Pluis #ナインチェ・プラウス #うさこちゃん #ミッフィー #Miffy #ディック・ブルーナ #Dick Bruna

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【7日間ブックカバーチャレンジ Day:7】

 「7日間ブックカバーチャレンジ」7日目、最終回は「セロ弾きのゴーシュ」です。ちくま文庫が「宮沢賢治全集」として全10冊、角川文庫が「宮沢賢治全童話」として全9冊をそれぞれ出版しており(していた。最新情報は?)、この中で読むことができます。私が持っているのは角川文庫版(飯野和好氏によるカバーも味わい深い)で、角川からは「宮沢賢治詩集」も出ております。ちくまからは賢治の弟の宮沢清六氏の「兄のトランク」も出版されており、賢治作品の理解を深めるのに役立ちます。

  生前にはほとんど評価されることがなかった賢治の作品ですが、そのどれもこれもが年月を経ると共にますます存在感と輝きが増す、名作特有の資質を持っています。執筆当時にはなかなか理解されなかった独自の世界に時代が追いついてきたと云う事でしょうか。21世紀は無論のこと、次の世紀にも引き継がれていくことは間違いない名作ですね。って、わざわざ郷秋<Gauche>ごときが云うまでのこともないのですが。

 賢治の作品が読まれるようになると同時にたくさんの解説本や絵本も登場しています。私の手元にも十数冊ありますが、もちろん賢治自身の作品ほどの魅力を持つものは少ないですね。宮沢賢治作品の研究をしようというなら別ですが、作品を読み込んでその言葉のひとつ一つを自分なりに味わえばそれで良い、それこそが読書の醍醐味と云うことですね。

※以下は最終日に当たり、Facebookのタイムラインに書いたものです。
 「『7日間ブックカバーチャレンジ』のミッションはこれにて終了です。考えてもみれば、blogには日々駄々文を書き続けておりますが、Facebookのタイムラインに直接長々と書き込むのは初めてであったかも知れません。せっかく書いたので、少し手を入れて(誤字脱字修正も)blogにも掲載したいと思います。その折にはニュースフィードで再度のお目汚しとなりますがお許しください。」

#宮沢賢治 #セロ弾きのゴーシュ #郷秋<Gauche>

【7日間ブックカバーチャレンジ】については7月17日掲載のblogをご参照ください。
https://blog.goo.ne.jp/gauche7/e/3c77c1e13e3e63c3435ecb30b2d0f499
#7days #7bookcovers #BookCoverChallenge

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【7日間ブックカバーチャレンジ Day:6】

 6日目は私の音楽の原点、玉川学園の「愛吟集」(玉川大学出版部発行)です。
写真の青い表紙の愛吟集は1970年初版発行の第19刷(1985年)ですが、1973年から愛用してボロボロになっているのは(元)アイボリーの表紙のものです(汚損甚だしいので掲載を自粛いたしました)。

 玉川学園の創立まもない1930 年頃から受け継がれてきた愛吟集ですが、現代的な体裁・内容になったのが写真の1970年版で、その後1997年に改訂(二)版、2005年に三版となり、現在はこれが使われております。私の手元にある最新版(緑表紙)の奥付には「2019年9月5日 改訂第三版16刷発行」と記されております。約300曲が収録された歌集ですが、小学生から大学生、そして卒業生までもが同じ歌集(愛吟集)を持って音楽を楽しむと云う意味では実に稀有な歌集と云えるでしょうか。

 玉川学園の音楽は学園の創立者である小原國芳が岡本敏明(国立卒、音楽教育者・合唱指導者)と共に作り上げたもので「生活音楽」「『どじょっこ』から『第九』まで」と云われておりますが、文字通り「どじょっこふなっこ」(混声四部です)や「蛙の合唱」からヘンデルの「ハレルヤコーラス」、ベートーヴェンの交響曲第九番「合唱」の合唱部分までもが掲載されております。

 学生時代には文字通り朝な夕なこの愛吟集で歌っておりました。もちろんほとんどの曲が混声四部です。この愛吟集を通して私の音楽感と音楽観が形作られたのだと云っても過言ではない、そんな「愛吟集」です。

 「愛吟集」の歴史と詳細は下記をご覧ください。
https://www.tamagawa.jp/introduction/enkaku/history/detail_10797.html

#玉川学園 #愛吟集 #合唱 #岡本敏明 #小原國芳

【7日間ブックカバーチャレンジ】については7月17日掲載のblogをご参照ください。
https://blog.goo.ne.jp/gauche7/e/3c77c1e13e3e63c3435ecb30b2d0f499
#7days #7bookcovers #BookCoverChallenge

 横浜の住宅地に残された里山の四季の移ろいを毎週撮影し掲載しているblog「恩田の森Now」。ただいまは7月12日に撮影した写真を5点掲載いたしております。梅雨の晴れ間となった森の様子をご覧いだけたら嬉しいです。

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【7日間ブックカバーチャレンジ Day:5】


 5日目は、村上春樹著 「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」 1985年6月15日初版 私の手元にあるのは1988年10 月25日発行の27刷 新潮社
現在は新潮文庫で入手可

 Day:3でご覧いただいた遠藤周作の「沈黙」同様、新潮社の「純文学書き下ろし特別作品シリーズ」として刊行されている。小説を純文学作品、大衆文学、ライトノベル、娯楽作品、いやこれはエンターテイメントだなどと分類もしくは格付けする必要はなく、読みたいと思った人が読みたいと思った作品を読めば良いと思うのだが、「純文学書き下ろし特別作品シリーズ」として刊行されたとなると、やはりそのような格付けであるのかと思ってしまうも方がおられるかもしれない。

 私は特に村上春樹氏のファンと云うわけではないが、彼の作品はほぼ全て読んでおります。やはり面白いし、実に現代的な小説なので。でも、彼の本質を知るためには全てを読む必要はなくて、「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」「ダンス・ダンス・ダンス」そして 「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」 を読めば十分です。と云っては熱心なファンに叱られるでしょうか。

 私はこれまでにも村上春樹氏については幾度も書いています。検索をかけたところ20件ほどヒットしました。私の彼および彼の作品の評価はこのようなものであると云うことで列記しておきます。Stay at Homeで時間が有り余っておられる方はのぞいてみてください。

同じだ・・・ 2017/03/20
フル・グランド? 2017/03/11
素晴らしき村上春樹ワールド 2017/03/08
世界の終わりとハードボイルドワンダーランド 2017/01/29
村上春樹氏は決してファンを裏切らない 2013/04/12
村上春樹氏の新刊 2013/02/17
村上春樹氏、落選 2012/10/11
村上春樹氏が最有力候補? 2012/10/10
村上春樹氏、原発を語る 2011/06/12
村上春樹氏、落選 2010/10/08
『1Q84』は比喩の見本帳もしくは『水戸黄門』 2010/06/30
1Q84 2010/04/17
村上春樹氏、記者会見に登場 2006/11/12
ノーベル文学賞 2006/10/12
物事には順序ってものがある 2005/12/12
東京奇譚集 2005/10/11
本というよりは、読書について 2005/09/06

#村上春樹 #ハルキスト #世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド

【7日間ブックカバーチャレンジ】については7月17日掲載のblogをご参照ください。
https://blog.goo.ne.jp/gauche7/e/3c77c1e13e3e63c3435ecb30b2d0f499
#7days #7bookcovers #BookCoverChallenge

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【7日間ブックカバーチャレンジ Day:4】

 4日目の今日は、水原秋櫻子編 俳句小歳時記(ハンディー版) 1987年初版(私が愛用しているのは1990年2月21日発行の第5刷) 大泉書店

 水原 秋櫻子(みずはら しゅうおうし、1892(M.25)年10月9日 - 1981(S.56)年7月17日)は、日本の俳人、医師・医学博士。本名は水原 豊(みずはら ゆたか)。松根東洋城、ついで高浜虚子に師事。短歌に学んだ明朗で叙情的な句風で「ホトトギス」に新風を吹き込んだが、「客観写生」の理念に飽き足らなくなり同誌を離反、俳壇に反ホトトギスを旗印とする新興俳句運動が起こるきっかけを作った。「馬酔木」主宰。(Wikipediaより)
 ちなみに、俳号の最後に「子」(「し」と読む)がつくのは男性。俳号の末尾が「女」となるのが女流である。ただし近年の女性俳人は「女」が付かない普通の女性名の方が多いようだ。

 私の父は田舎の小さな俳句結社の役員を長く務めていた。そんな父が「潔も俳句をやってみないか」と云って渡してくれたのがこの小歳時記(季語集)である。愛蔵用の綺麗な装丁のものもあるが、父は吟行の折に携帯できるようにと丈夫なビニール装丁のハンディー版を選んでくれたようだった。

 爾来30年、俳句を詠むことはなくなったけれど季節感を大切にする感覚は身につき、撮った草花の写真のキャプションを書くときなどには手持ちのいくつかの植物図鑑やWikipediaに記載された科学的な説明だけではなく、この歳時記に記された草花の心情的・文化的側面を参考にするのが慣いとなっている。

#俳句 #季語集 #歳時記 #水原秋櫻子

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【7日間ブックカバーチャレンジ Day:3】

 3日目の今日は、遠藤周作の「沈黙」。この本について多くを語れるほど未だに我がものとできないでいることを白状する。と云うことで、新潮社の純文学書き下ろし特別作品として刊行された時のケースに記された著者の言葉をここ転載し、本書の紹介としたい。

 「数年前、長崎ではじめて踏み絵を見た時から、私のこの小説は少しずつ形をとりはじめた。長い病気の間、私は摩滅した踏み絵のキリストの顔と、その横にべったり残った黒い足指の跡を、幾度も心に甦らせた。転び者ゆえに教会も語るを好まず、歴史からも抹殺された人間を、それら沈黙の中から再び生き返らせこと、そして私自身の心をそこに投影すること、それがこの小説を書きだした動機である。 遠藤周作」

 45年前、遠藤周作は当時大学生であった私が住んでいたのと同じ多摩丘陵の南端に位置する大学町の山の上に住んでいた。その証拠に私は大学町の居酒屋(たしか「薩摩」と云った)で二度、大蔵と云うラーメン屋で一度、出版社の担当者らしき方と飲み喰いしているところに遭遇している。今にして思えば話しかけてみれば良かったかと思ったりもするけれど、気心知れた編集者と飲んでいる時のそれは氏にとっては迷惑以外の何物でもなかったことであっただろうな。

 ちなみに「狐狸庵物」の中では「柿生の里」に住んでいるとされていたが、それはその名がいかにも草深い里の庵を思わせるからだろう。「柿生の里」は小田急線柿生駅周辺を連想させるが、そのようなわけで実際に住んでいたのは二駅先の町であったのです。

 「沈黙」遠藤周作著(第二回谷崎潤一郎賞受賞作品)新潮社刊 1966年3月30日初版(私の手元にあるのは1975年5 月20日発行の50刷)。現在は新潮文庫版で入手可。

#遠藤周作 #沈黙

【7日間ブックカバーチャレンジ】については7月17日掲載のblogをご参照ください。
#7days #7bookcovers #BookCoverChallenge

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【7日間ブックカバーチャレンジ Day:2】

 昨日の「里山物語」からガラリと変わって今日はクルマ本。ただし並みのクルマ本ではありません。

 20世紀後半からから21世紀初頭にかけて西にポール・フレール(1917年1月30日-2008年2月23日。フランス生まれのベルギー人)、東に小林彰太郎(1929年11月12日-2013年10月28日)と云う二人の傑出したモータージャーナリストがおりました。

 ポール・フレールはフェラーリF1のドライバーにしてル・マン24時間の勝者(フェラーリ・250TRを駆る)、一方の小林彰太郎は世界に冠たる自動車誌「CAR GRAPHIC」の創始者・編集長です。そのポール・フレールが著し小林彰太郎が訳したのが今日ご紹介するのが文字通りハイ・スピード・ドライビングのための古典的名著「ハイスピード ドライビング」です。

 公道において、さらにはサーキットにおいてより速く走るテクニックを身につけることは日常においてより快適かつ安全にドライブすることに貢献します。例えば冬のある日、交差点の路面の一部が凍結していてコーナリング中のクルマの尻が外に振られたとしたら、その時にどうすれば良いのか。何もせずクルマの動くままにしていたとすれば、恐らくは他の車などにぶつかってしまいますが、サーキットでより速くより安全に走るためのテクニックをマスターしておけば難なくクリアすることも可能です。そんなテクニックを運動力学の理論を交えながら教えてくれるのが本書です。

「ハイ スピード ドライビング」ポール・フレール著 小林彰太郎・武田秀夫訳 二玄社発行 1966年7月16日初版

 本書は既に廃刊となっておりますが、現在は改訂版である「新ハイスピード・ドライビング」ISBN4-544-04044-2が入手可能。もっとやさしく読みやすい「はしる まがる とまる -もっと楽しいクルマの運転」ISBN978-4-544-04093-7も二玄社から刊行中です。

 ポール・フレールの死後、ベルギーGPが開催されるスパ・フランコルシャンサーキットのスタブロ・コーナーが「Courbe Paul Frère(ポール・フレール・コーナー)」と改名され、彼の名誉を讃えた記念碑が設置されています。また、ホンダのCR-X 1.6 SiRのハンドリングを絶賛し自らの日常の足として長く愛用したことでも有名。

写真はオリジナルの「ハイ スピード ドライビング」。モノクロームに見えるかも知れませんが、カラー写真です。

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#7days #7bookcovers #BookCoverChallenge #ハイ スピード ドライビング#ポール・フレール #小林彰太郎 #二玄社 #CG

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【7日間ブックカバーチャレンジ】の詳細については7月17日掲載のblogをご参照ください。

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【7日間ブックカバーチャレンジ Day:1】

 初日にご紹介するのは「里山物語」。著者:今森光彦 発行所:新潮社 発行年月日」1995年11月25日 ISBN 4104085014

 「里山」と云う言葉が市民権を得たのはこの写真集以降ではないかと思っているのですが、実は「里山」よりもそれと対になる「里地」の方が人の気配が強く感じられ私にとっては面白いのです。

 著者の今森光彦氏は1954年生まれで琵琶湖畔仰木地区に居を構える写真家。得意分野は昆虫ですが、その虫たちが住む里地・里山の木々、草花を見る目は常に優しい。私の「恩田の森」での撮影活動は氏の「里山物語」に強く影響を受けていることは間違いありません。里山のスケールが違い過ぎてはおりますが。

#里地里山 #今森光彦 #横浜の里山 #恩田の森

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 本稿は2020年5月6日から12日まで、Facebookに掲載した「7日間ブックカバーチャレンジ」の初日の記事に加筆・修正したものです(以後Day 7まで同様)。Facebookのタイムラインへの直接投稿であったためblog読者の皆さんにはご覧いただいておりませんでしたのでここに再掲する次第です。

★「7日間ブックカバーチャレンジ」について★
 インターネットにおける「バトン」の一つ。
 2020年2月から新型コロナ感染症が世界的に拡大し、我が国においても感染拡大防止のために4月7日に緊急事態宣言が発令されました(5月25日に解除)。この間は「不要不急」の外出自粛(Stay Home)が強く求められ、多くの飲食店や(食料品や日用必需品を除く)小売店、コンサートホールや遊興施設が閉鎖され、事業所の多くでもテレワークが展開されるなど「巣篭もり」生活が強いられましたが、「7日間ブックカバーチャレンジ」はこの間に流行ったバトンの一つです。

 インターネットにおける「バトン」は2000年頃から存在しておりましたが「7日間ブックカバーチャレンジ」は、新型コロナのパンデミックにより多くの人が自宅での「巣篭もり」が半ば強制され、有り余った時間の中でのささやかな楽しみ、気晴らしとして短期間集中的流行ったものです。

 「7日間ブックカバーチャレンジ」の趣旨は、「読書文化の普及に貢献するためのチャレンジ」で、参加方法は好きな本を1日1冊、7日間投稿するとされ、ルールは
①「本についての説明はナシで表紙画像だけアップ」
②その都度1人のFB友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いする。
と云うものでした。

 「バトン」は古くは「不幸の手紙」、ネット時代になってからのチェーンメイルに類似するものであり、私自身が好むものではありませんでしたが、「巣篭もり生活」の中で比較的時間があったこと、好きな「本」に関するものであったこと、古くからの友人から回ってきたバトンであったことから受けてみたものである。

 ただし、「読書文化の普及に貢献するため」なのであればその本の基本データと、紹介する人なりの感想なりがなければ読んでみようと云う気も起こらないのではないか、半ば強制さされたのでは次の方が迷惑だろうと考え、ルールは①②ともに無視した上で私なりの7冊を紹介したものです。

以上、3年後には忘れ去られてしまうであろう、2020年春の日本において発令された新型コロナ感染症(COVID-19)のパンデミックによる緊急事態宣言発令下において流行った「7日間ブックカバーチャレンジ」の概要について記しました。

#7days #7bookcovers #BookCoverChallenge #7日間ブックカバーチャレンジ #新型コロナ感染症(COVID-19) #緊急事態宣言下における巣篭もり生活

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