老害

 あえて名前は出しませんが、かつて我が国の首相も務めたこともある「爺さん」が、大臣の職にある女性を「おばさん」呼ばわりした上に「綺麗な方とは言わん」、とまったく失礼千万な発言。非難の嵐に晒されるや、その暴言を取り消すと云い出したようだが時既に遅し。

 思惑を「しわく」、低迷を「ていまい」、破綻を「はじょう」、踏襲を「ふしゅう」、未曾有を「みぞゆう」、有無を「ゆうむ」(などなど多数のため以下省略)と読むなど、中学生レベルの漢字も知らないジジイですから「頭が良い方とは言わん」が、昭和の時代さながらの錯誤かつ偏見に満ちた言葉で僅かな笑いをとって喜んでいるようなお方ですからね、今更発言をなかったことにしたところでこのジジイの評価はもはや変わりはしませんよ。昭和や平成の時代には活躍できたのかも知れませんが、今や悪弊そのもの。老害ジジイには早く引退してもらいたいものですな。


 と云う訳で今日のお口直しの一枚は、水仙。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは2月3日に撮影した写真を5点掲載しております。冬日和となった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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#時代錯誤 #差別意識 #差別発言 #ハラスメント #おばさん #美人 #不適切発言 #女性蔑視 #悪しき政治家 #麻生太郎

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郵便料金値上げ〜絶妙なタイミング

 一昨日、来年秋頃から封書(定形郵便)が84円から110円へ、ハガキが63円から85円に値上がりすると云う郵便料金変更が発表された。ハガキに至っては35%もの大幅値上げであるが、何と云うグッドタイミング。

 折しも2024年の賀状を作って書いて投函する時季です。これで2025年の年賀状投函数大幅ダウンは確実ですね。だってそうでしょう、「郵便料金値上がりにつき、年賀状は今年を限りといたします(させていただきます)」、と一言添える絶好のタイミングですから。

 諸般の事情を理解できないでもありませんが、普通郵便の土曜日と祝日の配達が無くなり、到着までに要する日数が増えると云う、通信事業として最悪のサービス低下変更がされたばかりですので利用数のさらなる減少は必至です。まぁ、近年の郵便はハガキを含め所謂私信はほとんどなく、行政を含め各種サービスからの通知がほとんどですから、個人レベルでの実質的な影響は年賀状だけでしょうかね。

 と云う訳で今日の一枚は、本文とは何の関係もない今週週末には多分見られない、初冬の洋菊。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは12月16日に撮影した写真を6点掲載しております。小夏日?となった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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#郵便料金値上げ #私信の減少 #土曜日配達なし #郵便のサービス低下 #初冬の菊 #アイロニー #皮肉

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裏口からコソコソ入る

 本日二投目です。以前は一日に二本書いて投稿することも結構ありましたが、最近ではまったく珍しい、一日二投です。

 何故かと云えば、この毎日新聞の写真があまりにも可笑しかったからです。一国の首相ともあろうお方が、何故に裏口からコソコソ入らなければならないのでしょうか。
https://mainichi.jp/articles/20231209/k00/00m/010/282000c?inb=ys

 家のじいちゃんがこの写真を見たら「やましい事が無いなら、正面から堂々と入れ」と一喝するような場面です。って、じいちゃんいないけど(^^;

 それにしても毎日新聞の高橋広之氏、良い仕事をされましたね。「まるでやましい事があるかのように」そこそと裏口から入るところを見事に押さえております。冬のボーナスは急遽上乗せです!

 でもですね、マスコミを避けたいと思って裏口からコソコソ入ったのに、しっかり写真を撮られているあたりからして、そもそも脇が甘いという事が見事に証明されている岸田首相、と云うことですね。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは12月2日に撮影した写真を6点掲載しております。晩秋から初冬へと移り行く森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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#岸田首相 #八方塞がり #マスコミから隠れる #マスコミから隠れきれない #脇が甘い #絶体絶命 #アイロニー #時事問題

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「反転攻勢へのろし」?

 「(   )、反転攻勢へのろし」。
 昨日の朝日新聞の記事の見出しである。本文中にも「(   )が、反転攻勢の号砲を鳴らした」とある。

Q:(   )には何が入りますか?
A:ウクライナ

 否、違うんです。正解は、昨年まで独占していた囲碁三大タイトルをすべて失い、世代交代を許した「井山裕太王座(34)」。昨日の朝日新聞24(社会)面の「井山、反転攻勢へのろし」と題した記事なのです。

 ウクライナでは、国際法を無視し主権国家を不当に蹂躙している某国に対しての反転攻勢が始まり一カ月、激しい戦闘が続き双方に多くの死傷者出ているというのに、誰が勝っても誰が負けても、誰も死なない囲碁の名人戦で「反転攻勢」とは、なんと平和な日本であることか。

 朝日新聞には、ウクライナでの文字通りの死闘と平和な日本の平和な座敷の上で行われる囲碁とを、同じ「反転攻勢」と云う言葉で報じることに対する疑問や疑念、あるいは躊躇いはなかったのか。

 戦いや死闘、あるいは反転攻勢も元はと言えば戦や戦争の中で使われた言葉だ。それが平和な時代になり、平和的かつ文化的な「ゲーム」の場においても使われるようになったわけだが、掲載面は違ったとしても同じ新聞の中でのウクライナの戦況を報じる記事の中で使われている、人の生死の関わる血なまぐさい言葉を、平和なゲームたる囲碁の報道にいともたやすく使う朝日新聞には、不当に侵攻されている祖国を守りその地を回復するために命を賭して戦っているウクライナの兵士への敬意の念はないのか。それを囲碁のゲームと同じ言葉で表現する、いまの朝日新聞の見識のなさと語彙の貧しさを、私は感じずにはいられないのである。



 例によって記事本文とは何の関係もない、今年初めて見つけた空蝉。私は、生きた蝉よりも、この抜け殻の方に強く惹かれるのです。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは7月29日に撮影した写真を5点掲載しております。猛暑が続く森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。

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#朝日新聞 #見識 #良識 #語彙不足 #朝日の報道姿勢を問う #時事問題 #ニュース #空蝉

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◯◯の常識、世間の非常識

 「現場から立ち去った人物が容疑者とみて行方を追っています」って、現場から立ち去った人物以外の容疑者が考えられるのか。もっと云えば容疑者じゃなくて犯人じゃないのか。北海道警と、道警の動きをそのまま報じる「テレ朝」に聞いてみたい。知らんけど。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは7月8日に撮影した写真を6点掲載しております。梅雨が明け夏本番を迎えたかのような森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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#ニュース #報道 #殺人事件 #北海道札幌市 #すすきの #頭部持ち去り殺人 #容疑者 #犯人

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食べ歩き? それは歩き喰い!

 昨日の朝日新聞朝刊の横浜版です。
 「ポイ捨てのない中華街」へと題した記事の脇見出しにこう書かれていました。
 「焼き小籠包に台湾唐揚げ、イチゴあめ・・・。食べ歩きは「横浜中華街(横浜市中区)の醍醐味の一つだ。一方で包み紙やくしなどのゴミの『ポイ捨て』に中華街は悩まされてきた」。その解決策として「食べ歩き81店に公式ゴミ箱」を設置すると云う記事。

 おっと待った! 食べ歩きって、ゴミをポイポイ捨て捨てながら、歩きながら食べることですか? 違うでしょう!

 食べ歩きとはその地方、その街の独特の食材を使った名物料理や珍しい食べ物をあちらこちらの店を巡って食べること。

 天下の朝日新聞たるものが「食べ歩き」と「歩き喰い」の違いをわきまえず、「歩き喰い」を「食べ歩き」とはなんたることか。朝日新聞、言葉のプロとしての矜持はどこへ行った!
注:「喰」は常用漢字ではありませんので通常は「食」の字を使いますが、歩き喰いのような己が食欲と「映え欲」を満たすが為の下品な行為には「喰」の字が似合いだと考え敢えて使っております。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは4月9日に撮影した写真を7点掲載しております。春爛漫となった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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#食べ歩き #下品な歩き喰い #朝日新聞 #落ちた日本語のプロ #いまどきの日本語

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Yumingは出ないの?

 12月31日に有料国営局で放送される歌番組のことです。
 どちらにしても見ないので関係ないと云えばないのですが有料国営放送局であるのに、今年の文化功労者として顕彰されたYumingに年末恒例の歌番組に出演してもらわない(もらえない)ちぐはぐ感が拭えません。それとも、隠し球として直前に出演をアナウンスして視聴率を稼ごうと云う魂胆なのでしょうか。

 そもそも件の歌番組、LGBTQ+がさけばれている昨今、人を男女に二分してしかも対抗させるそのコンセプトが既に前世紀的。流行りの音楽を視聴する手段がテレビしかなかった時代感覚をここまで引きずって来たこと、受信料を強制的に徴収しながら国民の期待に応えて来なかった有料国営放送局の体質を実に見事に暴露していて、呆れるのを通り越してむしろ笑えてしまいますね。


 と云うわけで今日の一枚は、例によって記事本文と何の関係もない、先週土曜日にこの冬初めて見つけた乙女椿。明日の横浜地方は雨の予報。恩田の森散歩は日曜になりそうです。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは11月19日に撮影した写真を6点掲載しております。初冬、小春日となった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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#日本放送協会 #NHK #紅白歌合戦 #松任谷由実 #荒井由実 #NHKの古い体質

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未曾有

 未曾有:未曾有(みぞう)とは、「これまで一度たりとも起きなかったような、極めて稀な事態(珍事)」を意味する言葉。「いまだかつて有らず(未だ曾て有らず)」と読み下しできる漢語表現。もっぱら「未曾有の(+名詞)」という言い方で用いられる。どちらかといえば、災禍や不祥事といったネガティブ寄りの出来事を形容する語として用いられやすい。 以上、https://www.weblio.jp/ より

 このところ漢字、地名、苗字の読みや、形(シルエット)から都道府県名を当てるようなクイズ?がiPhoneの画面によく現れる。現れるから見るのか、見るから更に現れるのか。そのアルゴリズムがどうなっているのか知る由もありませんが、私のことをよく知っているシステムであることは間違いないようです。

 さて、今日は「未曾有、何と読む?」がやってきました。未曾有の災害、などと使われる「みぞう」ですが、こんな簡単かつ常識的なもの、クイズにもならんだろうと思いながら、思い出した。どこの国のとはあえて云わないが一国の首相ともあろうお方が未曾有を「みぞゆう」と読んだことを。いや、むしろ未曾を「みそ」と云い間違えなかったことを褒めるべきか。

 当時かなり話題になったので、他にも順風満帆を「じゅんぷうまんぽ」、思惑を「しわく」、踏襲を「ふしゅう」、破綻を「はじょう」、有無を「ゆうむ」などと誤読し話題になったことを思い出しました。
追記:調べたらもっとたくさんありました。https://netafull.net/neta2009/028946.html
有名中学合格できませんね。

 人のことはさておき、お前はちゃんと読めるのか、間違いはないのかとおっしゃりたい方もおられることと思いますが、郷秋<Gauche>はサンデー毎日のしがない無職者ですので、私のblogやFBで誤字・脱字があろうが、言い違い・勘違い、思い込みによる事実と異なる記述があろうが何ら問題になることはない訳ですが、上の間違いをされたのはG7メンバーでもある有力国家の首相です。しかも、恐らくは官僚が書いた原稿を見ながらの国会答弁で読み間違っている訳ですね。

 最近では某国の大統領が、近頃事故で亡くなった議員の名前を呼んで「どこにいる?いないのか?」と云ったとか、同国の副大統領が韓国のことを北朝鮮と云い違えたとかがニュースになりましたが、これは原稿無しで話をしている時の間違い(勘違い)であって、原稿に書かれている漢字、しかも中学校レベルの漢字の読み違えとは次元の違う話です。

 件の首相はわずか一年でその座を去りましたが(読み違えで恥をかく事もなく安心)、いまだに政権の要職に座し、元首相の国葬も氏の意思により強行されたとする見方もあるなど、いまだ裏で糸を操っているように見えもします。市井の民には想像のしようもない、まさに魑魅魍魎の世界ですね。


 と云う訳で今日の一枚は、落ちているのを見つけるとつい拾いたくなる、クヌギの団栗。「だんぐり」ではなく「どんぐり」です。国会答弁の際に間違えませんように。原稿を書くお役人様はフリガナをお忘れなく(^^)

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは10月1日に撮影した写真を5点掲載しております。稲刈り時を迎えた森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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#非難読漢字 #漢字誤読 #有名中学入試程度の漢字 #短命の首相 #ウェブサービスのアルゴリズム #アイロニー #市井の人 #魑魅魍魎の政治家の世界

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国葬東西

 9月19日、英国のエリザベス女王の国葬が、海外からも多数の王族・元首が、日本からも天皇、皇后両陛下(国内法的には天皇は日本の元首ではないが、国際的には元首として認知され、そのような処遇を受けている)が参列し英国の伝統に基づき荘厳かつ厳粛な式典が執り行われた。

 式が執り行われたウエストミンスター寺院の収容能力の関係から、海外からは一国二名までとの制約があったようだが、「我が国の(歴代の)大統領の中で一番女王と親しかったのは私だ」と豪語していた某国の「元」大統領は、自身が招待されなかったことについて不満タラタラとの報道。

 歯に衣着せぬことで定評があると云われる英国人作家、ナット・ホワイト氏は、「彼は、英国人が人物評価をする際に重んじてきた伝統的価値のほとんどが欠如している。つまり、彼は上品さ、冷静さ、信頼性、同情心、見識、自己認識、節操、雅量、魅力、ウィット、ユーモア、機智に富んだ皮肉、人を楽しませるほのかな笑い、デリカシー、すべての面で欠けているのだ」。だから、もしウエストミンスター寺院の席に余裕があったとしても彼は招待されかったであろうと云ったとか。

 さて、我が国のお話。27日には元首相の国葬が、多くの国民の反対にも関わらず強行されようとしている。この国葬の式場は14,471名収容とされている日本武道館である。諸般の事情があるのだろう、参列者はその半数以下の6000人と報じられているが、それでもウエストミンスター寺院の三倍である。

 これなら某国の「元」大統領ご夫妻にも参列いただけるものと思われるが、果たして彼は参列するのか。国葬される元首相は「度々なるゴルフで元大統領と親密な関係を築いた」のだそうだが、彼は来ないだろうと郷秋<Gauche>は思うぞ。理由は簡単。既に亡きものとなってしまった元首相の葬儀に参列しても、彼には何のメリットもないからである。

 一体全体何通の招待状が送られたのか知る由もないが、元首相の国葬についての参加諾否の返事の集まりが悪いらしい。返事の締め切りを延ばしてでも、一人でも多くの参列者を得たい、取り分け海外からの要人の参加者を増やしたい主催者(日本国政府のことだ)としては、もし某国の元大統領が参列してくれるならば、御々御の字だろうが、まぁ、そうはならないだろうな。

 と云う訳で今日の一枚は、例によって記事本文とは何の関係もない、恩田の森に稲田をバックにして咲く韮の花と曼珠沙華。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは9月17日に撮影した写真を6点掲載しております。稲刈り時を迎えた森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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#エリザベス女王 #国葬 #元総理大臣 #元大統領 #国葬実施の賛否 #韮の花 #曼珠沙華 #彼岸花

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国民に奉仕する国王

 英国のエリザベス2世の死去に伴い国王の座に就いたチャールズ3世が、国王としての最初の演説の中で語ったことが報じられていた。

 「みなさんが英国や世界のどこに住んでいようと、みなさんの経歴や信条が何であろうと、私の生涯を通じて忠誠と尊敬、愛を持って奉仕する」。

 国王になったことは彼の意思ではなく、そのように定められていたことなのだろう。あるいは、本心では国王になどなりたいとは思っていなかったのかもしれないが、それでも彼は国王として英国々民に対して「愛を持って奉仕する」ことを誓った。

 はるか昔の中学生時代に、公務員のことをイギリスでは「civil servant、市民に奉仕する人」と云うのだと習った。英国々王は公務員ではないと思うが、それでも彼は国民に奉仕するのだと語った。”noblesse oblige”が生きている英国なのだ。

 翻って我が国の国会議員、各自治体の議員さらには公務員、みなし公務員の人たちの職務に対するその姿勢は如何に。私には、とりわけ先生と呼ばれる人たちの中に、私利私欲を中心に物事を考え進め、不都合なことを問われると「記憶にない」と逃げ回り、甚だしきは事実とまったく異なる答弁をしても素知らぬ顔の人が少なくない数含まれているように思えてならない。

 公務員についてはそのような制度があるようだが、特別職公務員となる先生方についても、少なくともその職にある間については「忠誠と尊敬、愛を持って奉仕する」ことを誓ってもらう制度を作るのが良いように思えてならない。

 いや、私が知らないだけでお偉い先生方にもその手の宣誓書があるのかもしれないけれど、もしあるのだとしてもとても有効に機能しているとは思えない。ぜひともセンセイ方にも罰則規定付きのセンセイ書を!

注:「英国」および「イギリス」は日本における通称で、正式国名はUnited Kingdom of Great Britain and Northern Ireland。日本語では「グレイトブリテン及び北アイルランド連合王国」。

 と云う訳で今日の一枚は、記事本文とは何の関係もない秋の花、萩。

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#英国 #イギリス #イギリス新国王 #チャールズ国王 #ノブレス・オブリージュ # noblesse oblige

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勝手に「コンセント」を抜く女?!

 まずは下の記事をご覧ください。

FNN配信。画像はYAHOO!ニュースのスクリーンショット

 記事を要約すると「8月12日午後3時ごろ、千葉県君津市の住宅街に現れた女。両手に抱えた荷物を地面に置くと、はんこ店が設置している自動販売機のコンセントをつかんだ。次の瞬間、女はいきなり(コ)セントを抜いた」のだそうです。

 犯人の女(記事では既に犯罪者確定扱いで、女性ではなく「女」と書かれています。)は相当な怪力の持ち主のようです。だって、壁に取り付けてあるコンセントを道具も使わずに「引き抜く」なんて、フツーの人にはできないと思うんです。そして女性、感電しなかったのでしょうか?


 壁に取り付けてあって、そこから電気をとるための差し込み口(凹型)がコンセントで、電気器具のコードの先についていてコンセントに差す(凸型)のがプラグです。これを間違えると「といだお米の中に炊飯器を入れてご飯を炊く」と云うような話になってしまいますのでくれぐれもお間違いなく。って、ニュース屋さんが間違えているんだからまったくもって困ったものです。

参考情報【その1】二枚目の写真、コンセントの穴が左右同じ大きさに描いてあますが実は正しくなく、実際は向かって左の方の穴の方が2ミリ長くできています。一般的には意識する必要はありませんが、電気事故防止のためにアース(コールド)側が左と決まっているのです。電源コードに白い線がついている場合にはそちらをコールド側に差します。高級オーディオの世界では、左右を間違うと音に影響すると云いますね。

参考情報【その2】「コンセント」は和製英語で、英国ではplug socket、米国では)AC outletと云うのだそうです。
 
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お知らせ:命も危うくなる程の猛暑が続いております。多少なりとも気温の低い日を選んでの散歩・撮影となっておりますので更新も毎週末とはいかず不定期となっておりますことをご承知おきください。

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#コンセント #プラグ #plug socket #AC outlet #ニュースを鵜呑みにしない

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日本人の10人に1人がコロナ感染

 新型コロナ感染症の陽性者が急増し、ついに感染者累計が1260万人になりました。日本の人口は1億2484万人(2022年7月1日概算値)ですので、この2年半の間に日本人10人に1人が新型コロナに感染したことになります。

 感染者や濃厚接触者多出のために医療現場の崩壊も目前、保育所も子供を預かれない、必要人員の手配がつかず電車やバスが減便、営業できない郵便局が発生するなど既に社会生活に大きな影響が出ているのにも関わらず、政府は相変わらず「行動制限はしない、経済を回す」の一点張り。幼・小・中・高の各学校が夏休みに入っているのがせめてもの救いと云えるでしょうか。

 約700人いる国会議員の感染率は全国平均よりも高く、111名(7/26現在)、議員の15%が感染しています。国民平均の1.5倍です。こう云う数字を政府は、議員たちはどう捉えているのでしょうね。人と会うことが仕事なのだから多くて当然、「国会議員の勲章」とでも思っているのではないかと思えてなりません。多くの場合、夜な夜な行われていると云う、関係者と称する人たちとの「会食」が感染の主原因ではないかと郷秋<Gauche>には思えてならないのですがね。


 と云うわけで、漫文本文とは何の関係もない今日の一枚は、酷暑の日もここだけには心地よい風が吹き抜ける、いつまででも佇んでいたい恩田の森の「トトロの切り通し」。

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#コロナ第7波 #政府の無策 #国会議員の体たらく #国会議員の慢心

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心に刺さって抜けない言葉


画像は https://www.asahi.com/event/kotoba/ のスクリーンショット

 朝日新聞社が主催する「私の折々のことばコンテスト2022」募集のためのタイトル画像に「心に刺さって離れないことば、あなたにありますか?」と云うキャッチコピー。
 そしてその下には「あなたの人生の折々で、心に響いた『ことば』と、そのエピソードをお寄せください。」とある(下線ママ)。

 私が思う「心に刺さった言葉」とは、本人の意に反し、不当に投げつけられた非難、中傷、罵倒、叱責の言葉、鋭い棘のよう突き刺さり心を苦しめ煩わす言葉だ。でも、朝日新聞社が求めている「ことば」はそれとは正反対(「真逆」とは書かない)の、共感し、深く納得し、あるいは励まされ、慰められた優しいい言葉のはずだ。

 「刺さる」は三省堂の辞書編集者が毎年発表している「今年の新語」ランキングの2015年版で9位となるなど7、8年ほど前から流行りだした、今も一定の年齢層の人たちに「刺さり」、そして使われている言葉だ。

 この「刺さる」の「三省堂現代新国語辞典」的意味は、
ささ・る【刺さる】〈自動五段〉 ①先のとがったものが、ほかのものの中にくいこむ。「とげが―」②強い刺激(しげき)をあたえる。「その一言が胸に刺さった」③深く納得したり、共感したりできる。「━キャッチコピー」「なんも刺さらない答辞」[用法]①②が、傷つけるものであるのに対して、③は、感動したり、自分にとってよいと思えるものについて言う。
https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/shingo/2019/archive/2015/best10.html
だそうだ。私だってそのくらいのことは知っている。使わないが。

 朝日新聞は、「ことばコンテスト」の対象が中学生・高校生であることから、彼らに「刺さる」ように、コピーには「心に刺さって離れないことば」と書いた。でも、本来の「刺さる」意味の作文が送られてきたら、あるいは郷秋<Gauche>のような小煩い大人から「言葉の使い方がおかしい!」と云う苦情がきたら困るから、「心に刺さったことば」のすぐ下に「心に響いたことば」とも書いたのだろう。

 言葉は時代と共に変わるもの。しかし、正反対の意味を持つに至った言葉を、同じ意味で理解して欲しいと云う意図を持って同一画像(ページ)の中で二つ並べるのはいかがなものだろうか。新聞社と云えば言葉の専門家集団、ましてや朝日新聞社である。もうひと工夫が欲しかった、「心に刺さったことばコンテスト」である。

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https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/6fbbbe8084f84b7e3f7692cd7ce16bae

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#私の折々のことばコンテスト2022 #朝日新聞社 #心に刺さって離れないことば #刺さる #三省堂の辞書編集者 #今年の新語」ランキング #三省堂現代新国語辞典 #正反対 #真逆

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千葉県のライバル?

 6月15日は627万人が暮らす千葉県の149回目の誕生日、「千葉県民の日」なのだそうです。千葉県内の公立学校は休校になり、千葉ディズニーランドには千葉県民が大挙して押し寄せていたのでしょうか。

 で、その「千葉県民の日」に際して千葉日報がオンライン有料会員を対象に「本県の『ライバル』都道府県がどこか」と云うアンケートを実施したのだそうです。
https://www.chibanippo.co.jp/news/local/946250

 その結果は、一位埼玉県、二位神奈川県、三位東京都、四位が茨城県だったそうです(五位以下不明)。しかしですよ、「千葉県のライバル」ってどう云う意味ですか?

 ライバルとは、wikipediaによれば「ライバル(rival)は、同等もしくはそれ以上の実力を持つ競争相手の意味。好敵手(こうてきしゅ)、宿敵(しゅくてき)と和訳されることがある」とあります。かつて、このような場合には「広辞苑によれば」と云うのが定石でありましたので念のために引いてみました。広辞苑によれば、「競争者。競争相手。好敵手」とのこと。要するにwikipediaと同じです。と云うか、wikipediaに広辞苑と同じことが書いてある、と云うべきか。

 埼玉県は、確かに千葉県の好敵手かも知れませんが、そもそも東京や神奈川と何を競い合おとしているのか意味不明です。I’m Me. 私は私、千葉は千葉、で良いのではないですか? 張り合っても敵わないものは沢山あるだろうし、海(自然な海岸)も山(最高峰、愛宕山 標高408m)もあると云う意味では東京や埼玉が敵うわけもないし。

 神奈川県は? 私は横浜市民ですが、神奈川に横浜(山手・みなとみらい・中華街他)、鎌倉、湘南、箱根、丹沢と良い所もありますが、他の都道府県と張り合うような気はさらさらありませんね。横浜は横浜、神奈川は神奈川ですから。

 と云うわけで今日の一枚は記事本文とは何の関係もない、東京都町田市薬師池公園の花菖蒲。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは6月11日に撮影した写真を7点掲載しております。梅雨の間、曇り空の下の森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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#アヤメ科アヤメ属 #ハナショウブ #梅雨時の花 #各都道府県のアイデンティティ #各都道府県の独自性 #群埼栃千葉城 #グンサイトチバラキ

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楽しい言葉遊び【VTR編】

 「VTRを見る」って、どいうこと? そもそもVTRって何?
 VTRはVideotape Recorder/ビデオテープレコーダー、つまり、映像信号(ビデオ信号)を磁気テープに記録する装置。もっと解りやすく云えば、放送されているテレビ番組を磁気テープ(一般的にはVHSやベータマックスなど、ビデオ用カセットテープテープ)を用いて記録(録画)・再生する装置のことですから「VTRを見る」は「VTRと云う 機械(機器)を見る」と云う意味になり、明らかに正しくない表現です。

 正しくは「VTRで再生した映像を見る」だし、テープに記録されている訳でもないので「記録された映像を再生して見る」と云うべきですが 「VTRを見る」で通じてしまうから不思議です(もっと云えば「見る」ではなく「観る」ではないかと云う主張もあることでしょう)。映画の場合「映写機を見る」とは云わないのに「VTRを見る」と云うのも不思議。

 20年前までは大容量の映像データを記録できるのは磁気テープしかなかったのですが、その後、大容量のデジタルデータをHHD、半導体メモリ(SDカードやSSD)などに記録することができるようになり、現在は磁気テープを使うVTRの出る幕はまったくなくなりました。

 なのに、「VTRを見る」ってどう云うこと?
 21世紀も22年目だと云うのに、筆なんか入っていないのに「筆入れ」「筆箱」であったり(鉛「筆」を入れるのだか筆箱で良いと云う人もいる)、下駄を履いて学校に来るような子供はいないのに「下駄箱」であったりするのと同じなんだな。稀にペンケースとか靴入れと云うこと(人)もなくなないけれど、やっぱり「筆入れ」「下駄箱」の方がしっくり来る。少なくとも60代以上の人間には。

 かつて使われていた物の名前(表現)が、実態は変わったのに今でも使われていることは少なくありませんね。電子レンジで加熱することはいまだに「チンする」「レンチン」と云う方が多いのでは。加熱が終わって「チン」と鳴る電子レンジなんか博物館に行かないとないと思うんだけれど。

 今でも「写メ送って」と云うのは40代以上でしょうか。若ぶっていても「写メ」で歳がバレてしまいます。テレビの「チャンネルを回す」も同じですね。確かに50年前のテレビは、一回りで12チャンネル分の周波数を切り替えできた(コイルパックの)大きなツマミをガチャガチャ回したものでした。

 逆に、文章を記すことなどは今どきにマッチする云い方がなくて困ったりしますね。例えばいま、私は「blogを書いています」が、書くことを「記す」と解すならば私はMacのキーボードをパタパタと打っているだけでまったく記していない。ただ、「記す」を「記録すること」と解釈するならばそれで良いのかもしれませんが、「筆が進まない」「ペンが進まない」と云うようなことを表現しようとすると途端に困ってしますのです。

 「キーが進まない」「指が進まない」はちょっと違う気がするけれど「箸が進まない」という云い方があるのだから、これからは「指が進まない」という云い方があっても良いのかもしれませんね。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは5月22日に撮影した写真を5点掲載しております。田植えが始まり麦畑も色づき始めた森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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#言葉のお遊び #今でも使う昔の言葉 #レンチン #写メ #筆入れ #下駄箱 #ペンが進まない

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