種明かし〜乙女椿撮影の現場


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 春まだ浅い頃から幾度かご覧いただきました乙女椿の撮影現場です。
 薬師堂の北東の角にあるお社のすぐ脇に二本の乙女椿の木があり、この木の花を撮影しておりました。花期も終わりを迎えた昨日の樹下は、落花でピンク色に染まっておりました。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは3月24日に撮影した写真を6点掲載しております。行きつ戻りつしながらも季節が進む森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/bc1056919f4b4cb9ea73624421324c18

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#ツバキ科イツバキ属 #乙女椿 #オトメツバキ

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開花間近?

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 青葉山荘南側の山法師の樹下の二輪草に小さな蕾。数日前、土の中からむくむくと出てきた二輪草の葉をご覧いただいた際に「開花まであと二週間?」と書きましたが、この暖かさが数日続くようだと二、三日後には最初の一輪が開花しそうです。

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#キンポウゲ科イチリンソウ属 #春の妖精 #スプリングエフェメラル

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大学淘汰の時代、ついに到来

 小規模校ではあるが、女子大でも短大でもない、ルーテル学院大学(東京都三鷹市)が2025年以降の学生募集を取りやめることが報じられた。

 このblogでも幾度か、特に地方の女子短大、大都市圏にあっても小規模の短大は入学者の減少が甚だしく厳しい経営状況から閉学に追い込まれる女子大・女子短大が少なくないことを書いているが、ここにきて17もの大学・短大の2025年以降の学生募集停止、とりわけ2年後に閉学する短大が大量に出てきており、いよいよ「大学淘汰の時代」が始まった感を強くする。

 「大学淘汰の時代」とは喜多村和之(きたむら かずゆき。教育学者、高等教育論。1936-2013)が著した「大学淘汰の時代〜消費社会の高等教育」(中公新書 1990年3月刊)以降、大学関係者のみならず、広く世間に知られた言葉である。

 「大学淘汰の時代」は18歳人口が205万人となる1992年目前の発刊だが、1993年以降18歳人口が激減(2024年には106万人)することを踏まえて、定員を充足できない大学・短大は淘汰されることになるだろと書かれていた。ただし、実際には大学進学率が1992年の36%から2024年には60%へと漸増したために、その間に大学・短大の新設があったにも関わらず、実際に淘汰された大学・短大は多くはなかった。

 そんな状況が「大学全入時代」(大学進学希望者数と大学の入学定員が同数)と云われた2000年前後でも変わらず、18歳人口のさらなる減少、大学進学率が頭打ち、とりわけ女子短大への進学希望の減少が顕著になり、特に地方所在の女子短大においては入学者を確保できずに閉学と云う苦渋の判断をせざるを得なくなった2024年なのである。

2025年以降の学生募集を中止する大学・短大 (郷秋<Gauche>調べ)
*2024年4月の入学者が卒業する2026年、2028年をもって閉学。
 ただし、所定の修業年数で卒業要件の単位を取得できない学生が
 生じた場合には、卒業要件を満たす(あるいは自主退学する)まで
 閉学できない。

ルーテル学院大学 東京都三鷹市 入学定員90名
北星学園大学短期大学部 札幌市 定員200名
足利短期大学 栃木県足利市 入学定員50名
東京経営短期大学 千葉県市川市 入学定員175名
城西短期大学 埼玉県坂戸市 入学定員120名
星美学園短期大学 東京都北区 定員200名
上智短期大学 神奈川県秦野市 入学定員250名
名古屋女子大学短期大学部 名古屋市 定員280名
鈴鹿大学短期大学部 三重県鈴鹿市 入学定員90名
池坊短期大学 京都市 定員250名
日ノ本短期大学 兵庫県姫路市 入学定員100名
武庫川女子大短期大学部 兵庫県西宮市 入学定員610名
奈良佐保短期大学 奈良市 入学定員160名
就実短期大学 岡山市 入学定員180名
美作大学短期大学部 岡山県津山市 入学定員110名
安田女子短期大学 広島市 入学定員120名
福岡女学院大学短期大学部 福岡市 入学定員100名
純真短期大学 福岡市 入学定員180名
西南女学院大学短期大学部 福岡県北九州市 入学定員100名
九州龍谷短期大学 佐賀県鳥栖市 入学定員200名
中九州短期大学 熊本県八代市 入学定員100名

 同一設置法人が閉学対象の短大以外に4年制大学を設置している場合には、閉学予定の短大の定員を持って4年制大学に新学部・新学科を設置できる可能性がある。同時に教職員も4年制大学に異動できる場合もあるが、そうでない場合の教職員は解雇・失職と云うことになるのだろう。1年後にも2026年以降募集停止となる大学・短大が本年と同規模でてくることが予想される、厳しい状況である。

【備忘のための追記】
2024年4月17日追記:南九州大学短期大学部(宮崎市 入学定員100)
          2026年以降の学生募集停止
2024年4月21日追記:高岡法科大学(富山県高岡市 入学定員100)
          2025年以降の学生募集停止
2024年4月24日追記:園田学園女子大学短期大学部
              (兵庫県尼崎市入学定員145)
          2025年以降の学生募集停止


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 と云う訳で、例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、花期も終わりが近づいてきた乙女椿。

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#大学淘汰の時代 #女子短大閉学 #地方の女子短大 #厳しい経営環境 #18歳人口の減少 #大学進学率頭打ち #喜多村和之 #大学全入時代

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花韮



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 群生していたり、大きな株になっていたりすることもある花韮ですが櫟の樹下でひっそりと、寂しげに咲いているものを見つけて撮ってみました。

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#ヒガンバナ科ネギ亜科ハナニラ属 #南米アルゼンチン原産 #イフェイオン #アイフェイオン #道端の雑草

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NIKKOR Z 28-400mmが本日発表


画像はNikonのWebsiteより
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 かねてよりの噂通り、ニコンZ マウントの高倍率ズームレンズNIKKOR Z 28-400mm f/4-8 VRが本日発表になりました。
https://www.jp.nikon.com/company/news/2024/0327_01.html
日本国内での予約受付は3月29日10時より開始し、4月19日に発売とのこと。

 詳細は上記サイトでご確認いただきたいが、Z 28-400mm f/4-8 VRについて現在得られる情報の中で郷秋<Gauche>が気づいた点を順不同に列記しておく。

・フィルター径は77mmとのこと(Z24-200は67mm)。77mm のFマウントレンズ多用の郷秋<Gauche>には嬉しい。
・角形フード採用。本体全長が長いことからの苦肉の策か。角形フードは単焦点広角レンズにはベストマッチだが、全長の長い28-400mmに装着した時の見た目はどうか(面食いの郷秋<Gauche>です)。
・現用のAF-S 28-300は最短撮影距離がズーム全域で0.5mだが、Z 28-400は0.2m(28mm時)〜1.2m(400mm時)と変化する。使い勝手はどうか。
・早々と某サイトに掲載されていた作例では玉ボケに絞りの形がそのまま現れていた。全体に後ボケが美しくないのではないかとの危惧。
・超高倍率ズーム故の周辺減光はどの程度なのか。
・上記同様歪曲収差が大きいのではないかという懸念。
・フライング気味の某サイトに実売価格が222,200円との記載あり。これはNIKKOR Z 24-120mm f/4 Sの実売価格140,000程度よりも相当高価。誤報であることを祈る。

以下、2024.03.29追記
yodobashi.comでは222,200円表示ですが、10%のポイント還元を勘案すると実質199,998円。SラインのZ24-120mm f4が実質138,600円ですので、その44%高。28-400はSラインではありませんが(価格からだけの想像ですが)光学性能はSラインに近い、力の入った設計(とコストのかけ方)なのかも知れません。遠からずお目見えするであろう各種媒体の評価が楽しみです。

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#Nikon #NIKKORZ28-400mm #本日発表 #Zマウント高倍率ズームレンズ #ズームレンズの功罪 #ズームレンズのメリット #ズームレンズのデメリット

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姫踊子草と燈台草


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 姫踊子草(ひめおどりこそう。シソ科オドリコソウ属。赤紫色)と燈台草(とうだいぐさ。トウダイグサ科トウダイグサ属。緑色)(注)。
注:船舶航路の目印としての「灯台」ではなく、「行灯」の意味での「燈台」の漢字が当てられます。

 単独で群生することが多い姫踊子草と灯台草ですが、このように同じ場所で入り混じりながら群生することもあります。問題は、緑色が鮮やかな燈台草。優しく触る分には問題ないようですが、茎や葉を傷つけた時に出ると白い乳液は有毒で皮膚に付くとただれることがありますのでご注意ください。

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#姫踊子草 #ひめおどりこそう #シソ科オドリコソウ属 #燈台草 #とうだいぐさ #トウダイグサ科トウダイグサ属 #有毒植物

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二輪草


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 青葉山荘の南側の山法師の樹下で今年も春の妖精、二輪草がムクムクと葉を出し始めました。開花まではあと二週間ほどでしょうか。北側の白樺の木の下では昨年よりも少し多めの葉を出してくれましたので開花が楽しみです。

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#ニリンソウ #二輪草 #キンポウゲ科イチリンソウ属 #春の妖精 #スプリングエフェメラル

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ポータブル電源



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 最近、地震が多いのでそのうちに首都圏でもと心配になり、非常時用にJackeryのポータブル電源を購入しました。左はサイズ比較用の八幡屋礒五郎の七味唐辛子。
 えっ、サイズ感がバグってる?

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#非常時用電源 #Jackery #ポータブル電源 #長野名物 #八幡屋礒五郎 #七味唐辛 #サイズ感 #サイズ比較用

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別れと出会いの季節


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 弥生三月、そして卯月四月は別れと出会いの季節。その別れの月もいよいよ残り少なくなってきた。
 長く学校に勤めた私にとっての三月は、年末師走よりも忙しい年度末、そして来たる四月は新年正月よりも新しい一年の始まりを強く意識する新年度の始まりであった。

 短くても二、三、四年、長い者は二十数年を過ごし学び、逞し成長した子供たちが新しい世界へと羽ばたいた後は、まさに「もぬけの殻」のような静かなキャンパス丘となるがそれもつかの間、四月には元気な年少児から、もう子供ではないぞと顔に大書した大学生まで、たくさんの新入生を迎えキャンパス丘は賑やかになる。

 そんな生活を四十数年。今ではそんな寂しさと喜びの季節は良き思い出となり、昨日と変わらぬ今日、今日と変わらぬ明日の繰り返しの日々であるがふと、職を去る最後の数年この季節、放課後の学びで子供たちが一年間使ったマリンバのメンテナンスをしていたことを思い出した。

 鍵盤楽器と云われることもあるけれど基本は打楽器であるマリンバは、ピアノや管楽器のように複雑なメカニズムを持たず、ヴァイオリンやチェロのような繊細さも持たない大らかな楽器。音板とつづり紐に注意をすれば、あとは脚部分の緩みの増し締めやキャスターへの注油など、素人でもできる程度の補修ではあったけれど。

 講師が使うバスマリンバを含めて5台あったはずのマリンバたち。一年間の使用による不都合は起きていないだろうか、今も子供たちのマレットに合わせて心地よい音を響かせているだろうか。そんな心配が頭をよぎった三月、年度末である。

 と云う訳で今日の一枚は、今年はここに来ての低温続きで開花が遅れているようだが、例年であれば今日あたりから咲き始めるキャンパス丘の枝垂れ桜。

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#卒業 #入学 #年度末 #年度はじめ #新学期 #マリンバ #マレット #楽器のメンテナンス #別れと出会いの季節 #枝垂れ桜

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Nikkor Z 28-400は来週発表?!


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画像はNikonとCanonのWebsiteより。
両者で縮尺が異なりますが、フィルター径は
共に77mmですのでそれを勘案し大きさの
違いを判断してください。

 NIKON EYEによれば、Nikkor Z 28-400 f4.0-8.0は来週発表されるらしい。
主なスペックは次の通り
28-400mm f/4.0-8.0
Full Frame
Z-mount
compact and lightweight
non “S”
March 26/27 announcement
https://www.nikoneye.com/exclusive-nikon-will-announce-the-new-28-400mm-f-4-0-8-0-z-lens-on-march-26-27/

 Nikkor Z 28-400mm f/3.5-6.3の噂については昨年12月2日に書いております。
https://blog.goo.ne.jp/gauche7/e/436917e9f00033f31f7d90b37103daf6
その折にも触れていた通りF値が3.5-6.3から4.0-8.0へと半段階暗くなっているようですが、高感度性能が飛躍的に向上しISOを自由に設定できるようになった現在では5.6にこだわる余り、大きく重たくかつ高価格なレンズとなるよりも4.0-8.0であっても小型軽量かつ廉価な方がユーザーに受け入れられると云う判断だと思います。おそらくそれは正しい判断であったと云うことになるでしょう。今後、プロおよびアマチアの富裕層向けに同じ焦点距離でSラインF3.5-5.6を出すことは、それはそれで良いことだとは思いますが。

 現在のNikkorのラインナップにはありませんが、某C社はRF800mm F11などと云うトビッキリ暗い、でもトンデモなく安い(実売価格13万円以下)、サードパーティーもビックリ驚くレンズを出しています。かつてAFはF5.6以下の明るいレンズにしか対応できないカメラ(ボディ)の時代がありましたし、光学ファインダーでは暗くかつ被写界深度もごく浅くてMFでもピント合わせが難しかったことでしょう。ミラーレス「様様」ですね。Nikkorでも50年前にはReflex 2000mm F11なんて太くて暗くて高価な、すごいレンズがありました。確か100万円くらいで、当時のトヨタ・カローラよりも高価だった記憶があります。

 と云うことで本日の一枚は、Z 28-400 f4.0-8.0の前身となるAF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR(前身はZ 24-200mm f/4-6.3だろうと云うご意見もあるかも知れませんが、これはこれで併売でしょう)と、同焦点距離・F値であるにも関わらず大きく重たくかつ高価格(ただし光学性能とルックスはNikkorよりも間違いなく良い)なレンズの例、某C社のEF28-300mm F3.5-5.6L IS USM。

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#NikkorZ28-400 #NikkorZ24-200 #NIKKOR28-300mmの後継 #ZoomLens

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阿弗利加姫文目


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 今日の一枚は、blog初登場ではないかと思われるアフリカヒメアヤメ(アヤメ科ロムレア属)、南アフリカ原産。

 比較的新しい外来種のようですが、あかねの森南麓の日当たりの良い土手で群生しておりました。日本では1981年に三重県鈴鹿市の紡績工場内で見いだされ、オーストラリア経由で原毛に紛れて侵入したと推定されていると書かれたサイトを見つけましたが、Wikipediaなど比較的信頼性の高いサイトでの掲載がないため、現段階では参考情報程度にご理解いただくのがよろしいかと思います。

 園芸植物としては属名の「ロムレア」の名前で出回っているようです。私が見つけた土手のものは園芸植物として栽培されていたものが逃げ出した、あるいは鉢の土と共には捨てられて繁殖したものではないかと思われます。

 タイトルの「阿弗利加姫菖蒲」は私が勝手に当てた漢字です。「阿弗利加」は音読みでそのままアフリカと読めますね。亜米利加同様、江戸時代にこの漢字が当てられたのだと思います。「姫」は姫踊子草、姫リンゴなど、小さく可愛らしい花を咲かせる植物につけられる漢字ですね。アヤメに当てる漢字としては「菖蒲」と「文目」がありますが、「菖蒲」は「しょうぶ」と読むのが一般ですから「文目」の方が相応しいような気がしました。

 植物の名前はカタカナで書くのが正しい表記方法なのだとは思いますが、日本には漢字や国字と云う便利な文字があります。例えば先にもあげた「ヒメ」などは音だけではピンと来ませんが「姫」の文字を見れば、きっと小さな花や果実の植物なのだろうと想像できます。私のblogは植物情報専門blogではありませんので、できるだけ想像を膨らませていただけるよう、まずは漢字で表記し、そのあとにできるだけ正確な情報を補足するようにしている次第です。

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#アフリカヒメアヤメ #アヤメ科ロムレア属 #南アフリカ原産 #外来植物 #外来種 #雑草

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古いコンデジが人気?



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 アナログレコード、カセットテープ、フィルムカメラが若い世代に人気とは聞いていたけれど、(ちょっと)古いコンデジ(コンパクトタイプデジタルカメラ)がZ世代に人気とは知らなかった。2005年から2015年くらいまで、つまり10〜20年くらい前のコンデジがバズっているらしい。

 調べてみたところ、CanonのS110とかRICOHのGX200の良品の中には5万円くらいと、 新品発売時と同等のプライスタグがつけられているものもあり驚いた。我が家にもありますよ、CanonのS110は。RICOHのGX200 EVF付きを持っていたが、なんだったか忘れてしまったけれど新しいDSLRを買うときに売ってしまった。

 古いものが流行とは云っても、ものすごく古いもの、つまりレコードであればSPはさすがに古すぎでLP以降、カセットテープであれば1970年代は古すぎで可能なら最終型が最近の復刻物、コンデジであれば1995年発売のCASIO QV-10は古すぎで、2005年辺り以降のものが対象のようだ。

 こう云う古い物への回帰の傾向を見ると、カメラであれば次には流行るのは初期のミラーレスかなと思ったりもする。具体的にはOLYMPUS PENシリーズやFUJI FILMの初期のモデルなのか。クルマや腕時計もそうなのだけれど、古いものが投機の対象にされる傾向にはまったく賛同できない郷秋<Gauche>ではあるのだけれど、次に来るのは古いミラーレスとか、ひょっとしてシャッターボタンを押すたびに鏡がパタパタ上下するDSLRだったりして(^^)

 と云うわけで今日の一枚は、Canon PowerShot S110(左)とRICOH CX5。
■S110:2012年10月発売。1210万画素CMOSセンサー(1/1.7型)、35mm判換算で24mm~120mm F2.0〜5.9のズームレンズ搭載
■RICOH CX5:2011年2月発売。1000万画素CMOSセンサー(1/2.3型)、換算で28~300mm F3.5~F5.6のズームレンズ搭載
 ちなみに、この当時のコンデジは半年〜1年に一度ずつ性能向上版が登場していた凄い時代でした。イメージセンサーが大きく、かつ1年半のアドバンテージのあるS110の方がはるかに高画質です。

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#古いものが流行 #アナログ回帰 #LP #カセットテープ #フィルムカメラ #古いコンデシ人気 #初期のミラーレス #Z世代 #CanonPowerShotS110 #RICOHCX5

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クルマのナンバーに358が人気???

 クルマのナンバーで「358」が人気なのだそうですね。特に名古屋辺りでは希望者が多く「抽選対象希望番号」となっているのだとか。しかしですよ、福島人である郷秋<Gauche>にしてみれば、どうしてクルマのナンバーに好き好んで漬物の番号を付けるのまったく理解不能なのですが・・・
 「358」人気の理由は諸説あるようですが詳しくは下記をご覧ください。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b08c725b1311eeff3a502401f590486bc76f451f

 そう、福島人にとっての358は「三五八漬け(さごはちづけ)」と云う漬物なのです(山形県、秋田県でも食べられているようですが、農林水産省のHPでは「福島の郷土料理」として紹介されております)。
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/30_14_fukushima.html

 三五八漬けは漬床に塩、蒸し米、米麹をそれぞれ3:5:8の割合で使うことがその名の由来のようですが、実際の割合は1:1:1だったとする説もあるようです。何れにせよ今は売っている漬床を使うことが多いのではないでしょうか。我が実家の母も「三五八漬けの素」を買ってきて使っていたように思います。例えば、こんなものです。https://www.e-horaiya.com/product/358.html

 と云うわけですので、少なくとも福島・山形・秋田の三県でクルマのナンバーに358を希望するのは「三五八漬け(の素)」を製造販売している会社とその関係者(とごく一部の「三五八漬け」ファン)だけではないかと思われます。従いまして、358ナンバーのクルマで福島・山形・秋田に行かれる際には上記をご理解いただいた上で、それなりの覚悟を持ってお出かけになられることをお勧めいたす次第です。



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 と云うわけで今日の一枚は、例によって記事本文とはなんの関係もないぺんぺん草(正式名称、ナズナ(薺・撫菜)、アブラナ科ナズナ属。別名、ぺんぺん草、三味線草、貧乏草)。ぺんぺん草の名前の由来は花の下にできる果実が、音色が「ペンペン」と表現される三味線の撥(ばち)の形に似ていることから。

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#クルマのナンバー #抽選対象希望番号 #358 #三五八漬け #福島の郷土料理#漬物 #ぺんぺん草 #ナズナ #薺 #アブラナ科ナズナ属

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ムスカ?ムスカリ?


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 毎年、ムスカだったかムスカリだったかわからなくなって必ずWikipediaで調べ、調べたらムスカリだったことがわかったキジカクシ科ムスカリ属のムスカリ。通常は省略しておりますが、植物分類の科と属の間に「連」があり、このムスカリはヒヤシンス連とのこと。そう聞くと、なるほどヒヤシンスに似ているなと思う、ムスカリです。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは3月9日に撮影した写真を6点掲載しております。陽射しは暖かいのに冷たい風が吹いていた森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/568408dee579dd902c1570dcc45dae12

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#キジカクシ科ヒヤシンス連ムスカリ属 #ムスカリ #ムスカ #ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ

 

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校歌、歌えますか?

 朝日新聞の「be on Saturday」(要するに「土曜版」)に「小学校の校歌、歌えますか?」と云う記事。

 歌えません。自慢じゃないけど、カケラも覚えておりません。中学校の校歌はうっすらとした記憶。高校の校歌は、知らない。でも、大学の校歌はバッチリ歌えます。昔の仲間が集まれば、お開きの前には必ず校歌です。

 我が母校は幼稚園から大学院までワンキャンパスの総合学園(私は大学のみ)ですので、三歳児から大学院生まで同じ学園校歌を、しかも中学生以上は常に混声四部合唱で歌います。

 入卒業式など学校おける式典の式次第には「校歌斉唱」と書かれていることと思いますが、我が母校では「校歌」とだけ書かれておりました。「斉唱」とは皆で同じ旋律を歌うことですから。混声四部合唱で歌うのが当たりまえのことなのですがあえて「合唱」とも書かず、「校歌」と云う表記でした。学生時代の私は本来Bassでしたが男性(男声)が少ない時のためにTenorのパートも覚え、もちろん今でもどちらでも歌えます。



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1929(昭和4)年制定
作詞:田尾一一(たおかずいち)。のちに東京藝術大學音楽学部長。
作曲:岡本敏明(おかもととしあき)。のちに国立音楽大学教育音楽学科主任教授)
当初はG Durであったようだが程なくC Durに改められ、讃美歌のような響きを持つ。
のちに金田一春彦をして「たとえば編者の一人の好みで言うなら、玉川学園の校歌などは、日本一の校歌ではないかと思ったりいたします」とまで云わしめた(「日本の唱歌」講談社1982年の「あとがき」)、自慢の名校歌です。

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#校歌 #母校の校歌 #卒業生も歌う校歌 #玉川学園校歌  #岡本敏明 #田尾一一

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