みなさんこんにちは。
喫煙者のはちは自室ではキッチンの換気扇の下でタバコを吸います。
玄関ドアにあたった煙がコールドラフト減少で床に落ちて行きます。
断熱性能の低さが目視できる瞬間です
新築ではこんな現象起きないんだろぅなぁ…
流石に新築したら室内では吸いませんが…
もう耳にタコでしょうが私は住宅にとって最も大切なことは性能だと考えています。
今ではどこのメーカーでも工務店でも自社の住宅は高性能ですと断言するでしょう。
実は高性能住宅には明確な定義がなく、言った者勝ちな状態です。
似たような言葉に「長期優良住宅」や「ZEH(ゼロエネルギー住宅)」がありますが、こちらは明確な定義があります。
高性能って言っているから大丈夫でしょ…となりがちですよね。
その住宅がどの程度の性能を有しているのか事前に確認し一覧表にして比較することをお勧めします。
凄く簡単に比較項目を書きます。
・Ua値
断熱性能を表します。
数字は低いほど良いです。
個人的な見解としては1.0を切らない住宅は論外、最低でも0.5以下確保したいです。
・Q値
こちらも断熱性能の指標となる数字です。
換気の熱のロスも加味されます。
今ではUa値が主流になりました。
こちらも数値は低いほど性能は良く、1.0以下の性能にしたいです。
・C値
気密の指標です。
これも数値が小さい方が優れています。
最低でも1以下、私が施主なら0.5以下は絶対条件です。
・耐震等級
これは皆さんよく耳にしますよね。
1~3まであり、最高が等級3です。
大きな震災にあまり縁がない長野県に住んでいるせいか私はここは等級1で十分だと思っています。
だって、阪神淡路大震災クラス、1200ガルの揺れが来ても倒壊しないんですよ。
等級3は1800ガルの揺れでも倒壊しない性能ですが、1800に襲われたら仮に倒壊しなくてもそこらじゅうひっちゃかめっちゃかでしょうし、流石に諦められるので歴史的大地震と心中します。
まぁ、耐震等級を上げるのは前記の性能を上げるのに比べ費用ははるかに安く、地震保険料も大幅に安くなるので私が施主なら等級3にすると思います。
多分コストアップより保険料減額のメリットの方が大きいでしょう。(しかし、私は地震保険に入らない気がする…)
地震による火災は地震保険で賄うことになりますので、近隣の住宅から炎症の恐れがあるかどうかも地震保険の判断に重要になります。
これから建築会社を決める方は、もちろん予算もあると思いますが、予算内で上記の基準を満たす会社を探してください。
デザインや間取り、設備はどこの会社でもなんとでもなります。
性能を求めると予算をオーバーするケースが出てくるでしょう。
しかし、200万円くらいオーバーで済むのなら予算の増額も検討してみてください。
ランニングコストで簡単に回収できます。
「お金を気にして暑さ寒さを我慢する家」・「お金がかからず快適に過ごせる家」
どちらがいいですか
そういえば…腰痛対策で今の住まい(アパート)は常時エアコンフル稼働だなぁ…