はちの家造りドタバタ奮闘記(・ω・)

私のちょっとした日常や住宅にかかわるニュースなどをつらつらと…

水害

2022-07-24 13:18:42 | 日記

みなさんこんにちは。

練習すると大叩き、練習サボるとベストタイ。

ゴルフって不思議ですね

さて、今回は水害についてお話したいと思います。

水害について書こうと思った理由は、今年の10月から多くの保険会社で火災保険の最長加入期間が5年に短縮されるから。

当然値上げが伴います

火災保険の値上げは2018年に+5.5%、2019年に+4.9%、そして2021年は+10.9%。

4年間で3回の引き上げがありました。

水害リスクに関しては地域別の保険料率を設定しておらず、全国一律に設定されています。

これにより水害リスクが低いところに住んでいる人が水害の特約を付けない傾向が強くなりました。

不公平感がすごいですものね。

実はここ数年火災保険は赤字なのです。

2018年度はマイナス5225億円、2019年度はマイナス2878億円

なので水害リスクの高い所に住んでいる人からは保険金をたくさんいただきましょう、と議論されている最中です。

そもそも水害リスクが高いところは昔は田んぼなどで利用し家は建てませんでした。それが、ダムや堤防などが整備され家が建てられるようになったのです。

全国の洪水浸水想定区域には約3539万人が住んでいます。

これは20年前から306万世帯も増加しています。

なぜ危険な地域に家が増えたのでしょうか。

地権者は田畑にしか使っていなかった土地が売れる。

開発業者にとってそうした土地の開発は都市部の再開発より労力がかからず、大規模な土地を安く開発できる。

買い手は若い人が中心なので手頃な価格でマイホームが手に入る。

また、行政にとっても若い世帯が来てくれると人口増や税収増につながる

こういったことが絡み合い危険なエリアに住宅がどんどん建っていきました。

以前は宅地建物取引業法でも水害ハザードマップの説明が義務ではなかったのであまりここには触れなかったのですね(今は義務です)

また、砂崩れの危険性が高い「土砂災害特別警戒区域」など「災害レッドゾーン」と指定される区域については、自治体が事前審査し、許可を与えない限り、原則的には開発できないよう規制されましたが、「浸水想定区域」などの「災害イエローゾーン」ではいまなお開発の規制はないのです。

憲法第22条で『居住・移転の自由』があるため、国民は基本的にどこにでも住む権利をもっています。

そのため、災害リスクがあるからといって行政は開発を抑制したり、居住を制限したりすることはハードルがあるのです。

今までは水害に関しては一律の保険料率でしたのでリスクのある土地でも土地が安ければ万が一の時は保険でなんとかなるや、と結構人気があったりもしたのでした。

しかし、今後はリスクに応じた保険料率が設定されていきそうな流れです。

土地の購入価格の他にも長期にわたって払っていく保険料も加味してその土地にかかる費用を見ることが必要となってきそうです。

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無記名

2022-07-18 09:28:45 | 日記

みなさんこんにちは。

ユーチューブなどでゴルフラウンドを発信している人を見ると上手だなぁ…と観ています。

さらっとパーを取り、なんとかボギーで踏ん張り、ハーフ40くらいでまとめてきます。

あれっ

私最近パープレーが続くのですが、もしかしてこの人たちよりうまいの

地力ではまだまだでしょうけどね。

さて、我々住宅営業にとって名簿は命。

お客様の名前や住所、連絡先を知らなければどうあがいても売れません。

しかしお客様はこういった情報は営業をかけられると警戒したりでなるべく書きたくないのが本音でしょう。

営業とお客様の間で交わされる駆け引きは永遠のテーマです。

ところがそんな常識をぶっ壊した住宅展示場が現れました。

期間限定ではありますが、来場者にアンケートや記名を求めない取り組みを始めたのです。

結果は好評だったようで、普段よりも多くの来場があったとか…

でも…

そのあとどうするんだろぅ…

追うと逃げられ待っても来ず。

距離感って難しい

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住宅価格はウッドショックと物価高騰でいくらあがったのか

2022-07-16 09:10:40 | 日記

みなさんこんにちは。

先日3Dプリンターで作った家が300万円、と書きました。

でも待てよ

キッチンやお風呂、洗面台といった設備だけでそれくらいいくよなぁ…

基礎だって作らなくてはいけないだろうし給排水工事もある…

300万円は本体価格のようですね。

それでも格安には違いありませんがなんだかんだで1000万円は必要となりそうです。

法整備の関係もありますし、銀行が担保として見てくれるかどうかも不明なので住宅ローンは当面組めない可能性もあります。

でもこういったイノベーションは消費者にとってはありがたいことですね。

職業柄普及するとちょいと困るのが本音ですが私は3Dプリンターで作る住宅には興味があり、その分野の発展を期待しています。

さて、もうすっかり浸透したであろうウッドショック。

こちらもみなさん実感しているでしょう、あらゆるものの価格の上昇。

当然住宅価格も上がっています。

ウッドショック前からいくら住宅価格が上がったか住宅価格の平均取引額からみていきましょう。

2022年平均新築一戸建て価格は5240万円

二年間で約1000万円上がっています。

中古住宅の価格もおよそ1割アップ。

いやぁ~、恐ろしいほどの価格上昇率です。

住宅の専門誌などを読んでも、今後この価格に顧客がついてこれず近い将来新築は今の半分くらいの件数になると暗い見通しばかりです。

幸い今年は駆け込み需要と思われる現象で受注は好調です。

こんなときほど緩むのではなく社会情勢の変化にどう対応していくか検討することが必要と感じています。

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いよいよ日本でも

2022-07-15 09:19:45 | 日記

みなさんこんにちは。

連日値上がりの話ばかりで心苦しく思っていたのですが

朗報です

ついに日本でも3Dプリンターで作る家が販売されます。

価格帯は100㎡(約30坪)で300万円

これが普及し当たり前になればいよいよ私たちのような業態の企業はおしまいです。

性能も申し分ない、価格にいたっては1/10

普及しないはずがありません。

さて…

どうしたものか…

ゴルフのおかげでいろんな会社の経営者とお知り合いになれたのですが、これが活きる日が来てしまいそうなニュースでした。

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相続放棄の落とし穴

2022-07-08 11:19:08 | 日記

みなさんこんにちは。

台風迫る土砂降りの中ゴルフをしてきました。

連日の猛暑からひんやりするインナーで暑さ対策の服装のはち。

ずぶぬれと強風で震えるほど寒い

手も冷えで痺れるほどで久し振りに大台の大叩きをしました。

さて、住宅ローンの平均完済年数は14年。

これは繰り上げ返済を頑張っていることもありますが、相続などでまとまったお金が入ってきたりすることも要因です。

そこで今回は相続のお話。

相続の中でも相続放棄に焦点を当ててお話します。

例えばですけど、父、母、子一人の過程があったとします。

お父さんが亡くなり、お子さんがお母さんに財産をすべてあげたいので相続放棄をしたとします。

これは間違いです。

相続放棄をすると次の相続人に権利が移行するのです。

この場合はお父さんの兄弟姉妹ですね。

叔父叔母が権利を主張してきたら財産を渡さなくてはいけなくなります。

全財産をお母さんにあげたいのでしたらお母さんと遺産分割協議でそのように取り決めればいいのです。

よかれと思ってやったことで思わぬトラブルに発展することがありますので法定相続分で遺産分割しない場合は専門家に相談することをお勧めします。

私は親の資産を把握できずに四苦八苦しています

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