ふくちゃんの絵日記

バイク等での旅行記や、日常生活で感じたことを、絵(写真)に描けるものは描き(添付)絵日記風にしたいと思います。

違和感あり

2016年12月02日 | 日記
 ”遅きに失した感”は否めないが、扇風機類を清掃して仕舞った。
 回転扇のカバーを脱着する為には、ドライバー(工具)が必要であった。
 手近に有ったドライバー(+タイプ)を使った。
 手にした時「ちょっと大きいかな?」と思ったものの「”大は小を兼ねる” まぁ!ええかぁ!」と、作業に掛かった。
 偶々、手にしたドライバーが使えたものの、使えなかった事も経験している。
 ”大は小を兼ねる”は、中国の書籍「春秋繁露」に出てくる言葉らしい。
 「大きいモノは、小さいモノより使い道が多い(広い)」と云う意味とのこと。
 私が、この”言葉”に出逢ったのは、祖父が発したことからと、記憶している。
 記憶が正しければ、60数年来の”お付き合い”と云うことに成る。
 私は、時々・使わせて頂く言葉ではあるが、使った事象に、違和感も感じていた。
 道具に特化して考えた場合、大では使えないし、小でも駄目!と云う事がある。
 早い話! +ネジでは(工具の)選択を誤ると、ややもすれば使えない。
 大きなドライバーでは、小さなネジの+に勘合しないし、小さなドライバーでは、大きなネジの+に勘合しない。
 道具としての役目を、果たさないのである。
 その時代(春秋繁露を著作した)には、適合した”言葉”ではあったのでしょう。
 しかし、文化・文明の進化ともに形骸化された言葉なのでしょうか?
 それとも、私の理解・使い道が、根本的に間違っている??
 しかし、サラッと読むと、やはり「大きなものは、小なるものを代替できる」と・・・理解するのである。
 些細な事なのでしょうが、考え・悩むことも、また楽し・・!!
 楽しく悩みもするが、回答が出ない事も、また悩みである。
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