離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

どう生きるかだけ

2017-04-18 00:00:01 | 日記
離婚というのは、ほんとうに苦しい。

今の日本では、

結婚や出産など、おめでたいことばかりが

テレビや雑誌、職場や友人たちでにぎわいますね。

もちろん、芸能人の離婚もニュースになりますが

どちらかというと、興味本位。

だから、みんな素敵で、すばらしい幸せな人生しか

思い描けない。

海外のニュースを見れば、それがどれだけ一側面的なことかわかるし、

海外の人はそんなふうに人生をとらえていない。

周りに離婚経験者がいるから、

結婚はすばらしいものだけど、そうではない部分や

悲しみも多く知っている。

世界のどこにいても、

人生にルールはないから、みんな同じである。

どう生きてもいい。

悲しみのない人生などありえないし、

最後はみんな平等に死がある。

だから、結局、あなたがどう生きたか?生きたいか?

だけなのです。

偉人や、有名人でもあれば、

後世までその人生が語りつがれることもあるでしょうが、

普通の我々がそんなことはないでしょう。

まあ、〇〇家の〇〇 というなかでの話くらいでしょう。

誰に遠慮の必要があるでしょう。

誰のために生きているのでしょう。

誰のための人生でしょう。

あなたが死を迎えるとき、

その死にひとりで向かわなければなりません。

だれも同伴してくれません。

そして、自分の人生すべてを引き受けるそのときも、やはりひとりです。

そのときの、後悔を想像してみてください。

もちろん、離婚したことや、生き別れたこと・・・

いろいろとあるでしょう。

ですが、その時以降、自分の人生を放棄して

何もなかった人生・・・それを死のときに振り返るなんて

ぞっとしませんか?

事実は変わりません。変えられません。

後悔することもたくさんあるでしょう。

それでも、その事実の上に、自分は精一杯生きてきた、耐えて乗り越えて

これだけの生き方をしてきたのだ、

後悔や悲しみだけではなかったと

自分で自分を納得させる生き方はできるのではないでしょうか?

そして全力でやってきたなら、

すがすがしいかもしれませんね。

私だってまだ死んだことがありませんからわかりませんが、

一日、一日を全力で後悔ないように、

それだけを心がけています。

そして世の中の慣習や周囲に惑わされずに

自分自身を生ききることだけに集中しています。

あなたにも必ずできるはずです。

簡単ではありませんが、

できるはずです。応援しています。

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15 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (地獄の入り口)
2017-04-18 02:39:41
どう生きたか、どう生きたいか、これを問われた時、私は家族の事しか思い浮かびません。

子供達の為に生きたい、家族の為に生きたい

でもそれが叶わない。

でも私にはそれしか思い浮かびません。

私には夢が2つありました。
1つはマイホームを持つ事、2つ目は、そのマイホームで家族と幸せに暮らす事でした。
2つとも叶えた私は毎日が充実し幸せでした。
その生活が私の夢であり人生の全てで、それ以外は何も望んではいませんでしたし違う生き方をしたいと思った事もないのです。

私はどう生きたらいいのでしょうか?
一緒に暮らせないけど家族の為に働き続け死んでいく事に自分が最後に納得出来ればそれで良いのでしょうか?

助けて下さい…
地獄の入り口さん (著者)
2017-04-18 06:40:47
地獄の入り口さん

そうですよね。
思い浮かぶこと、夢・・・、そうですよね。

家族のため、、たとえ一緒に暮らせなくても
100%望む形ではなくても、そのために
働く、それはそれで意味のあることにも
思えます。

焦らなくて良いのです。
今、その想いがあれば、それで十分。

そしてその想いはいつもお伝えしていますが、変化していく可能性もあるのです。
もし変化しなくても、あなたなりの答えがでるはずです。
今はただ自分の想いを大切にしてくださいね。
どう生きたいかと問われたら (ねこ)
2017-04-18 07:27:08
家族と共に生きたかった。
ひとりで死に向かうとき、だけど傍に、
共に生きた人にいて欲しかった。

どうしても、
そう思ってしまうのではと、
読んでいて思いました。

この思いは、
人様がどうこうとか、
人並みの生活がどうとかより、
もっと本質的な思いです。

ひとりぼっちの死を想って、
予想以上に心が凹んでしまいました。

まだまだ、ダメです。
著者様 (地獄の入り口)
2017-04-18 14:15:20
著者様

決して否定せず、私を含む全ての相談者の気持ちに寄り添い、返信頂いて本当にありがとうございます。

このサイトは今、私の気持ちの拠り所となっています。
前にも書いたと思いますが私の場合、まだ離婚はしておらず家族と共に過ごせています。
妻とは顔も合わず口もきかないと言う異常な環境下ではありますが子供達とは会話が出来ます。
これだけでもまだ他のコメントをされている方々と比べればまだましなのでしょう。
しかし、近い将来確実にこの環境から私が消え去ります。
その時から本当の地獄を味わう事になるでしょう。
私の名前の由来はこういった事からつけさせてもらいました。

地獄の入り口に入って3ヶ月になります。
この3ヶ月間、幸せだった時の事、子供の未来の事を思い何度も何度も涙を流しました。
そして何度も何度も、離婚を回避出来る方法はないか友人や同僚、兄弟、弁護士、色々な人に相談し、実行にも移してきました。
しかし妻の気持ちは戻ってくる事はありませんでした。
やるだけやった、こう思います。著者様が言われる通り、あとは身を任せるしかないのだと思おうとしました。
でも、本当にやるだけの事をやったのか、まだやれることはないのか、離婚することが分かって、離れたくないと大泣きをした子供達の為に自分はここで諦めていいのか、だけど、もうその方法も思い付かない。
どうしたらいいのか…未だに葛藤しています。
そして子供達の為とは言っていますが離婚したくない、本当の地獄を味わいたくない、その地獄に耐える自信のない弱い自分がいます。

ここにコメントされる皆様は、既にその地獄をさまよっておられるのでしょう。
そして苦しんでおられます。本当に心中をお察ししています。
地獄に耐えられる力、気持ちが欲しいです。
地獄の入口さま (とあるおっさん)
2017-04-18 19:07:43
 地獄の入口さまの文章を読み、思わず涙してしまいました。私は先月離婚したばかりですが、その離婚に至る過程が地獄の入口さまと似ていたからです。
 私も最初離婚を言い渡されてから、何とか離婚を回避しようとカウンセラーや離婚経験した友人に相談し、様々に手を尽くしました。
 その間子どもたちには、パパとママがこのような状態になったことを何度も謝り、離婚回避に向けて最後まで頑張ることを話しました。しかし奥さんの気持ちを変えることはできず、子どもたちの新学期に合わせて離婚することとなりました。
 私もやるだけやったという気持ちです。ただ女性が一度決意したらもう無理ですね。家庭内別居でいいから子どもたちのために思いとどまってくれ、とも話したのですが…。
 離婚直後は奥さんからのマイナスオーラを受けることもなく、気は楽になりました。ですが、日がたつにつれ子どもたちと会えない寂しさに押しつぶされそうな日々を送っています。
 頭ではこの離婚ということは理解していても、体がこの苦しい現実を受け入れられない状態なのです。
 地獄の入口さまは万策尽きたのでしょうか、子どものためにも仮面夫婦or家庭内別居が可能ならば、それも選択肢の一つとしてありだと思います。
 子どものために、いやご自分のために最後まで頑張ってほしいです。
Unknown (Unknown)
2017-04-18 19:28:31
相互コメントは禁止です
Unknown (Nara)
2017-04-19 00:00:19
昨秋、此方のブログに出逢って以来、アレルギーで薬も飲めない私の安定剤のように日々助けて頂いています。ありがとうございます。

1年前に32年の結婚生活に終止符。青天の霹靂と自他共に感じた夫の裏切り、保身の為の卑劣な行為等で寝れない、食べれない、泣きながら繋がらない『命の電話』への受話器を握り締める日々。

子供達も巣立ち、これから夫婦二人の穏やかな日々を夢見ていたのに… 夫に対して『人間的に軽蔑する』との思いで自身で決断したのに…
子供の頃から憧れた『平凡な家庭』への夢も破れ… 生きる意味を考え、探す毎日でした。

著者様の言葉…
『日々の生活を整える』ことから始め、今を生きていなかった自分に気付き、『流れに身を任せよう』と…(性格的に大変ですが)
15年のブランク、高齢でなかなか厳しいですが
社会復帰…就職活動始めました。

まだ時折気持ちが沈み、涙溢れる日も…
引き続きお世話になります。
宜しくお願いします。


 
相互コメント (著者)
2017-04-19 06:56:07
みなさま

相互コメントですが、
多くの方は少しでも力になりたくて、大変為になるコメントをいただいていますが、
過去に一部、感情的なやりとりも見られ、
本意ではありませんが、
相互にコメントされないようにお願いしておりますのでご理解いただければと存じます。

苦しい時期、ともに苦しむ方に、
共感したり、逆に傷ついたり、
また時には攻撃的になることがあります。
これもまたグリーフの反応のひとつですが、
なかなか自分では気づけず、難しいものです。

それぞれが、ご自身の想いを安全に
誰にも否定も意見もされずに語れる場で
あるようにとの想いです。

みなさま (著者)
2017-04-19 06:59:59
みなさまへ

離婚にはそれぞれほんとうに多くの辛い出来事がありますね。

そして、年齢も、状況もさまざまで、
どうにもならない苦しみを抱えておられますね。

日々、耐えるだけで十分ですね。

そして、仕事をしたり、何かをはじめようとしたり、

何もできなくても、、、
それでも毎日生きていること以上に
大切なことなどありませんよね。

ご自身なりのペースで、ゆっくりとで大丈夫。

一歩一歩です。

あなたを心から、応援しています。
お礼 (もんきち)
2017-04-19 23:30:14
離婚して3年が経過しました。当初周囲からは責められ、環境上だれにも相談できず、仕事を休むこともできず、生きるか死ぬかということばかり考えながらそれでも必死で生きていた時期、このブログを読ませて頂き、自分の姿を客観視し、一時的であれ冷静さを取り戻すことができました。
 あのころ必死で自分の心に残る言葉をメモしていたのですが、改めてこのブログ上の言葉を読み返し、自分の境遇を前向きに捉えることの大切さを教えていただいているなと感じます。自分の境遇を「不幸」と思い込み、相手への憎悪、自己嫌悪、絶望、他人への羨望、、をくり返していました。それではダメだということもわかりましたが、いまだに「なぜこうなった?」「どうするべきだった?」「これからどうすべき?」という自分自身への問いに、自分に納得できるように答えることもできません。
 「人生で、自分の生き方、考え方、価値観、そういうものを見直す機会はそうたくさんはありません」「自分の生き方を見直す、最大のチャンスです」(ブログ主さんの言葉)
 そうなんですよね。簡単に答えはでなくても、この地獄のような経験があったからこそ自分は成長できたんだと、それを教えてくれた相手に感謝できるほどまで心にゆとりができたら、きっと見えてくる世界は変わっていくんだろうなと思います。
 一歩一歩、薄皮を剥ぐようにでも私は私自身を見直していきたい。柔軟に、謙虚に、そして強気に。過去も他人も変えられないけれど、私自身のことは私次第でなんとかなるはずだと、私自身が変われば、きっと私をとりまく環境(条件)も変化していくのではと、3年たってようやく思えるようになりました。
 ブログ主様感謝です。

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