離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

ひとつだけ変える

2018-03-29 00:00:01 | 日記
何かから抜け出したいとき、

一気に全部を変えたくなる

だって、それまで地獄のような苦しみを続けて

一秒でも早く、抜け出したい。

でもそれは難しいこともわかるはず。

大きなことでなくてもいい。

通勤の間に少しだけ歩いてみる

少しだけ健康志向のためにサプリでも購入してみる

今までなら買わなかったようなカバンを買ってみる。

それで通勤してみる。

部屋に観葉植物を置いてみる。

もちろん。何もしたくなければそれでもいい。

それでもお風呂に入浴剤を入れてみる。

ひとつずつ、ひとつずつ、変化させたり、できることを増やしていく。

英会話に行ってもいいし、ジムに申し込んでもいい。

英会話というのは面白くて、英語を話すときというのは、

ろくにしゃべれなくても、思考がいっぱいいっぱいで、

日本語とは違う回路が働くから、不思議とリフレッシュになる。

海外生活や英語がよほど得意でなければ、英語思考で悩むなんてできない。

ジムも同じで身体を全力で動かして、プールで泳ぎながら悩んだり、苦しむことはできない。

人というのは二つのことを同時にできない。

だからこそ、苦しみから離れるために、

過活動という症状が起きるわけだが、

それだって対処の方法なのだから、けして悪いわけではない。

過活動だと気づきながら対処としてすればよいだけのこと。

お酒もそう、たばこもそう。

自分には今はそれが対処になっていると気づいてするなら必要なのです。

何でもいい。あなたができることをひとつだけ変えてみよう。

お酒が好きなら、どうせヤケ酒、寝酒にするなら、ビールでなくて、

おいしいウィスキーやワインを飲んでみるのもいい。

自分でカクテルセットを購入してシェイクしてもいい。

そうやって、なんでもできることの中から、好きなことの中から

変化をつけていく。

変化しはじめれば、少しずつ展開していく。

一度に何かをするのではなくて、ひとつずつ、一歩ずつしていきましょう。

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〇〇べきから離れる

2018-03-25 00:00:01 | 日記
結局のところ、

いろいろな苦しみは、

〇〇すべきだという考えから起こることが多い

未婚であれば、何歳なんだから結婚すべき

結婚すれば、子供ができるべき

就職できなければ、働くべき

子供には両親がいるべき

男性は、女性はこうあるべき

。。。

きりがないほどに、こういうものが多い

でも冷静に考えてみれば

あなたが考えているような、〇〇べき ということには反する人は

たくさんいる。

我々は生まれてからずっと、そんな規則や慣習を学んできた

いつもいうように、

時代や国が変われば、必ずしもそれは異なるのだし、

普遍的なことなど少ない

離婚して、もちろん相手への想いや子供への想いは

苦しみとして大きいが、

こうであるべきだという想いから来る苦しみもけっこうある。

それらをひとつでも、ふたつでも手放すことができれば

苦しみの一部は解放されるだろう。

つまりこれがいつも言う、あなたの人生の価値観であり、

親や学校、社会から植え付けられてきたものだ。

すべてを手放すことなどできないが、

苦しみの大きい順にでも手放すことができれば

その効果は大きいだろう。

私自身は、子供を両親が育てるべきだとか、

離婚したら子供が不幸になるだとか、

子供と会わなければならないとか

結婚しなければならない

こんな思いを手放してきた。

パートナーがいて、事実婚でも良いわけだし、

60歳を越えて初婚の芸能人もいたでしょう。

別に、そうでない反証はいくらでもあるし、正解不正解は関係なくて、

自分自身が苦しみから抜けられば大きいし、

プロセスはいずれにしても、自分自身の考えや行動とは別の背後で動いているのだから

本質的な影響は少ないとも考えている。

うつ病も〇〇すべきだという強い想いがあるとやはり厳しい。

あなたの中にある〇〇すべきだということのなかで、

あなたに苦しみをもたらすものがあれば、

少しでも手放した方が楽である。




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オプションB

2018-03-21 00:00:01 | 日記
今日は、久しぶりに本を紹介します。

本来は読み終わったらご紹介すべきでしょうが、

とても良い本だと確信があるのと、

もう少し丁寧に読みたいということで、

とはいえ、できるだけ早くご紹介して、

あなたの助けになればよいという想いです。



「OPTION B」 オプションB

シェリル・サンドバーグ、アダム・グラント  日本経済新聞出版社


オプションBというのは、次善の選択枝 という意味です。

仕事でも人生でもいろいろな判断すべきときがありますし、選択すべきときがあります。

ただ、必ずしも最善とはならないことが多いです。

そのときに、次善 を選ぶということです。

ただ、これはビジネス書ではありません。

著者(女性)がご主人を突然亡くして、立ち直る過程で学んだことを

書いてくれています。

そしてグリーフ(悲嘆)のプロセスのお話です。

この女性は、なんとフェイスブックのCOOのひとり。

幼い子供二人を残して、ご主人が他界しました。

そして、この本の前、つまりご主人が存命のときには、

LEAN IN 女性、仕事、リーダーへの意欲 

という書籍がベストセラーになりました。

グーグルの副社長を務めた方でもあります。

きっとあなたが苦しんでいることと同様の想いが

たくさん書かれていると思います。

私もグリーフカウンセラーとしても、一経験者としても

共感できる部分が多く、マーカーを引きっぱなしです。

共著者のアダム氏は、ペンシルバニア大学の心理学の先生で、

ここに書いてあるグリーフへの対処の仕方は、

グリーフカウンセリング理論としても

価値ある考え方がたくさんあります。

キンドルの電子書籍で読みだしたのですが、内容が良いので、

結局、書籍も購入しました。キンドルはあくまでクラウドなので、

書籍として残しておきたいと思った一冊です。

本人も書いていますが、地位やお金や支援してくれる周囲など

恵まれている存在だということはありますが、

それでも、いや、それだけの環境にいる人でさえ、前作のような活力ある書籍を書いた人でさえ、

グリーフの前にはどうにも対処できなかった様子が感じ取れるはず。

その苦しみは、誰にとっても、辛く厳しいものだと気づけるでしょう。

もしよろしければ、手にとってみてはいかがでしょうか。



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人生の一瞬

2018-03-18 00:00:01 | 日記
自分のまわりで

20代の若い人を見ていると、

そして、新婚の方を見ていると、

当時の自分と重なります。

新居探しや、引っ越し、結婚式。。。

そして日々の生活まで、事細かに忘れることはありません。

人間というのは不思議だとつくづく思うのは、

想い出すけれども、そこに「色」はありません。

あまりに辛い出来事は、思い出すことができないというけれども、

それに近い状態で、思い出すけれども、そこに感情はあまり伴いません。

だからといって、相手を許すとか、ないことにしようとも思いません。

でもそのままの形で手放すことで、今の自分の生活からは切り離して

そのことに自分の人生が支配されることのないようになっています。

長い人生の中の、自分の過去の一部、40年以上の人生の数年分でしかありません。

それ以上の意味をもたないのです。

そして、その苦しみから10年以上たった現在、今年で42歳、

そのときとは全く違う趣味や生活スタイルであることも不思議に感じます。

そして、今から思えば、長くもありましたが、

人生の一瞬であったとも思います。

40歳を超えた今は、人生の折り返しを過ぎたわけで、

残りをどうやって生きていくのかを考えさせられます。

比較すれば、過去との共通点もありますが、

良いか悪いかは別にしても、環境も自分自身も大きく変化して

逆戻りは不可能だし、また戻りたいとも思わないという感じでしょうか。

別に、私の想い出話をお聞かせしようと思っているのではありません。

離婚という大きな人生イベントから、少なくとも10年以上をサバイバルしてきた私の今の想い、

それは、あなたがまだ見ぬ10年先のひとつの例なのです。

離婚により、人生をボロボロにしていく人がいるのも事実です。

何度でも再婚する人もたくさんいます。

新しい自分に出会い、仕事、人間関係を創造し、

変化していく人もたくさんいます。

状況や、さまざまな要因でそれらは異なるし、

少なくとも、本人が悪いなどということはありません。

だれだって、苦しみに耐え、もがき、全力で対処しているはずなのですから、

本人が弱いとかいうことはないのです。

あなたにとって、過去を冷静にとらえることができるようになるのか

きっとそれは10年先くらいかもしれません。

私もどうだったような気がします。

10年たった今、少なくとも私は未来の10年を見ています。

過去は振り返らないと言えば、恰好良いでしょうが、

過去は事実であり、変えられないけれども、

今の積み重ねが未来へとつながることは理解できた10年であり、

必死に試行錯誤、模索して、耐えてきた10年で、

あらゆる変化をしてきたわけで、

これを次の10年でさらに変化させ、活用して生きていきたいと

思っているのです。

あなたの10年先に、このブログと出会い、格闘していた現在が

過去の一部になっていることを願います。





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サポートの意味

2018-03-17 12:48:23 | 日記
ひとつひとつコメントを拝見し、

ほんとうに苦しい日々だと伝わってきます。

そして忘れられない想いがたくさんありますね。

相手のこと、子供のこと、そして語り合った未来のこと。

すべてに当てはまるわけではないでしょうけれども、

プロセスや、自分の人生軸、、、など

乗り越えていくための、私の想いを書いてきています。

私もこのブログを書いて数年が経ちますが、

私自身も変化している途上です。

もしかしたら齟齬もあるかもしれません。

とはいえ、その時々で、思うことを書いています。

ご質問もありましたが、

何度か私の子供のことについても

書いていますし、私がどうとらえているのか

その想いも書いていると思いますので

少々量は多いですが、

ぜひブログをはじめから読んで下さると何かのお役にたつかもしれません。

そして、あらゆることの答えは、あなた自身の中にあります。

あなたの生きてきた人生、人としての力の中に、

この苦難を乗り越えるための力があると信じています。

カウンセラーは正解も不正解も、持ちません。

教師でもないので、指示もしません。

ただあなたの本来の力を信じて、サポートしていきます。

このブログもその一助ととらえ、

あなたの力になれれば幸いです。

今日もあなたを応援しています。



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動けないときはそのまま

2018-03-16 00:00:01 | 日記
同じことを何度も書いていますが、

何度も書くことで

きっと自然に腑に落ちるときがくると思うので

やはり書いていきたいと思います。

苦しいとき、もがきながら

どうにか進もうとか、抜け出そうとか

何年もたつのにどうしてこんなに変化しないのだろうとか

もう、書いたらきりのないくらいに

考え尽くしていると思います。

渦中にあるとき、苦しくて、苦しくて

永遠にも感じる時間の流れのなかで

まるで暗闇のトンネルを独りで歩いているかのような

そして世界が灰色しかないようにも見えてくる。

周囲の言葉も、何もかも心には入らず、

ただ、ただ日々、自分の脳が思考を繰り返していく。

心だけではなく、身体も不調が続き、起き上がることすら大変で

眠ることも、食事も、生活のすべてがボロボロで

とても同じ自分とは思えない。

日々の仕事や、生活も十分にできない。

そんな自分自身へのいらだちや、悔しさ、自己嫌悪

でも、みんなそう。

これまでも多くの人が、そこから這い上がろうと試行錯誤し、

あらゆる手を尽くしても、動けないときは動けない

すでに、あなただって、全力を尽くしてるはず。

限界までがんばって、耐えてきているはず。

だから、それでも動けないときもあるのだと気づいてほしいし、

そしてたとえ、今それが永遠に続くかのように想えるだろうし、

信じてもらえないだろうが、変化していく。

みんな絶望の淵でそう思ってきた。

でも多くの人が切り抜け、耐え抜き、あらたな価値観や自分の人生を見出してきた。

カウンセリングや、勉強、医者、弁護士、友人、・・・

使えるものは何でも使えばいい。頼れるものは何でも頼ればいい。

動けないなら、お酒を飲んでもいいし、気晴らしに衝動買いしてもいい。

DVDを見まくってもいい。

動けるなら。全力で運動してもいい。きっと眠れるようになる。体の調子も良くなる。

こんなとき、できないことだらけでしょうがない。

だって、普通の状態ではないのだから当たり前で、みんなそう。

できる方がすごいくらいなのだから。

あなたの周囲が何と言おうとも、

少なくとも私は、あなたが全力で耐えていると知っているし、

動けなくてもしょうがないじゃないかと知っている。

今日も一日を歩めばいい。

いや、歩まずにじっと耐えているだけで十分なのだ。
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変化は起こすものではない

2018-03-11 00:00:01 | 日記
悲しみ、もがき、虚しさのなかで

毎日が苦しい時間であるとき、

そこから抜け出したいと思い、

あれこれ、書籍を読み、セミナーを聞き、

試行錯誤しながら、少しでも前向きに考えようとか

少しでもダメージを減らしたいとか

どうしたら復縁できるかとか

ほんとうにあれこれと悩むものです。

でも、たいていの試みはうまくいかない。

だから、多くの人が何年も苦しむのですが、

特効薬などないし、こうしたら良いというのもない。

私が書いていることも、

自分の経験と、それに少しばかりの専門知識を加えているだけで

絶対的なものでもないし、薬でもない。

あくまで参考例にしかならない。

いつもお伝えするプロセス。

結局、私はそのことに尽きるように感じる。

変化はきっかけを作ることもできるだろうし、努力もできる

だが、変化そのものを起こすことは、やはりプロセスの働きではないかと信じている。

変化させることができるなら、とうにみんなしているし、

そんなノウハウがあれば、大金を出しても、世界の人が買うだろう。

でも海外セレブも多くの人が、離婚で苦しんでいるし、影響を受けている。

時が来るのを待つ。

プロセスを信じるしかない。

私がいきついた結論はそうでした。

特別、クリスチャンではないけれども、苦しみのなかで聖書も読んだし、仏教も学んだ、

教会に初めて行き、本物のロザリオネックスレスも買い、日々つけていた。

自分以外の誰かを信じて、プロセス、神、超越というなんでもよいが、大いなる力に身をゆだねた。

日々、自分の心と対話し、大いなる力に怒ったり、わめいたり、お願いしたりと

日記につづった。今でも保管している。

変化は起こすものなどという人も多いが、それは成功者の結果論だと私は思っている。

勝てば官軍であって、なんでも言える。

だから、変化を待ちながら、そのときには準備ができているように

ただ、ただ自分を整えることだけに注力し、その変化のプロセスが始まったときには

それに気づけるような感性をみがいていく。

そして、気づいたら変化しはじめていた。

変化しはじめても、またそこから長い時間かけて、ほんとうの意味で変化したといえる。

私がいつもお伝えしている

「ゆっくりと」「一歩、一歩」

そんな意味なのです。

今日も一日、一歩ずつ。
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日々の歩み

2018-03-06 06:36:03 | 日記
何度も書いてきていますが。

「一日一生」

1000日峰業を2回も達成した有名な
大阿闍梨 酒井さんの本としてもこの題名で出ていますが、

ほんとうに、人生というものは、

一日、一日なのだと感じています。

最近もそう強く感じることが多いです。

では、ほんとうにそんな想いで全力で生ききれているのかと自問すると、

けしてそうでもなく、だらだらと過ごしてしまう時間や

無駄な時間も多いと感じます。

そんな時間がいけないわけではないですが、

やはり自分自身の中に何か違和感があり、

今日一日を全力で生きなかったという想いが残ります。

以前、バレーボールの日本代表の10代の女性が書いた本がありました。

題名は忘れましたが、19歳くらいで病気で亡くなりましたが、

ほんとうに同年代の代表選手たちが活躍するなかで、無念が伝わってきました。

その方の言葉が今でも強く残っています。

表現は多少記憶違いがあると思いますが、

「必要のない命なら、私にください」

心からの想いだったと思います。

病気になり、死が目の前にせまり、一日たりとも無駄にできない、

いや明日があるのかもわからない中で生きている人にとって

明日が確実にある人がどれだけ幸せかということです。

もちろん、明日は誰にも保証されていませんが、

99%以上はあるわけです。

これが明日が50%しかあるかどうかわからなかったり、

もしかすると、、、という状況であったとしたら

どうして1分を無駄にできるでしょうか。

苦しみ、悩み、悲しみ、虚しさ、

そしてどうにでも良いという想い、どうにでもなれという気持ち

たしかにそれは事実ですし、ほんとうにどうでもよく思えるわけですが、

この一日も、将来自分があと一日しかないと思うときにも、

同じ24時間です。そしてその時よりは、マシな身体である一日です。

死を前にした一日よりも、なんでも可能性のある一日です。

何か偉そうな言葉を書くつもりも、押し付けるつもりもありません。

苦しみに覆われた今のあなたの気持ちに何かの薬になるわけも

ないかもしれません。

ただ、私自身も今日一日をそうやって生きていくのだと

心に刻みたいと思っていて、シェアさせていただこうかと思いました。

今日一日、また明日、あなたのコメントが読めるように

そしてブログも書けるようにと願いながら、

今日一日をはじめていきます。

そして、あなたの一日も応援しています。

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