離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

わからないことばかり

2022-03-28 16:25:34 | 日記
対人関係で、

相手を否定したり、批判する人がいる

誰でも多かれ少なかれ、思い当たるところがあると思いますし、

私も同じです。

ただ、そういう部分で問題が生じたり、トラブルになったりする人は、その程度が強い。

物事や相手のことをよくわかっているつもりだったり、

考えていることが正しいと思っているし、

それを疑問に思わないことも多い。

でも実際には、相手についても、ものごとについても

わからないことが多いし、

確信できることなど少ないように感じます。

また自分の将来への不安や心配も尽きませんが、

それでも、いつも伝えているように、1分先はわからないことばかりで、

自分が心配していることも、不安に思っていることも、

苦しみのなかで、追い詰められた思考のなかで、

こうであるに違いないとか、きっとこうなってしまうだとか

思ってしまうことも多い。

誰でも思いつめると、そんな思考になりやすい。

私自身も、そんなときは、

その考えは本当だろうか。

それは絶対だと確信できるだろうか。

違う見方や考え方、とらえ方はできないだろうか。

もしかして、真逆である可能性はあるだろうか。

そんなふうに自分の考え方、とらえ方を疑ってみる。

そうやって、思いつめた思考から抜け出す。

自分は思ったほど知らないし、わかっていない。

全く違う考え方や可能性がありうる。

たとえ、今の自分には理解も予測もできなくても、それはありうる。

そんなふうに立ち止まるようにしている。






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虚しさの先

2022-03-24 19:56:19 | 日記
私が離婚を経験した直後、
これまでも書いてきたように、自分が生きてきた価値観や常識が
完全に崩壊して、自分自身すらわからなくなり、
人生そのものすら虚しく感じました。

見ている景色は、色がなくなり、灰色の世界、
街中や職場、友人たちとは、同じ場所にいても、違う景色を見ている感覚。
テレビを見ても、両親といても、職場でも
完全に世界から切り離された、
誰も自分の苦しみを理解できないと感じて、
孤独を感じていました。

誰か助けてほしい、寄り添ってほしい、理解してほしい
そんな気持ちでいっぱいでした。

首都高で、アクセルを踏んだ話もしましたが、
すべてに現実感もなく、何事もどうでもよく、
完全に世の中とは違う世界で生きていたように思います。

そんな時間から、10年以上たって、
当時感じて、経験した虚しさは、今でも本当だと感じます。

気の迷いや、一時的な感情ではなく、
極限の状態でしか感じられないものだったと。

先日、病院で精密検査を受けた話もしましたが、
当時の感覚を一部再現するもので、
人生そのものに関する大きな感覚でした。

虚しさを感じてはいけないということでも、
そんなことはなくて、すばらしい人生だということでもないように思います。

世の中では、いつも言うように、
生まれたときから、目標に向かい、努力して、がんばって、成果を上げて、
就職して、結婚して、子供ができて、マイホームがあって、、、、
幸せを目指して生きていく。
そんなことを言われながら生きてきますが、

多くの人が、そのはざまで、苦しんでいるというのが本当のところです。

たとえ虚しさを感じたとしても、
それを前提として、その先に、どうあるべきか、
そこに本当があるのではないでしょうか。

人生は、意図せず始まり、意図せずに終わる。
その時間や、内容すら、全く知らされていない。
自分の人生が、どんな病気や災害、どんなときに、いつどこで終わるかも
知らされていない、
知らないからこそ、何とか生きられる。
知らないからこそ、目標も作れるし、努力もできるし、我慢でもできる。

その真実を直視したときに、そこに気が付いたなら、
虚しさを感じることは普通ではないかと思うのです。

離婚や病気で、絶望を感じたときに、
虚しさを感じることを否定できません。

もし、それがベースになるなら、どうにもならないなら、
そのうえで、その先にどうあればよいのか、それを考えればいい。

虚しさを否定するのではなく、そう感じることは間違いではないと、私は感じます。

で、その先にどうするのか。
世間では、諸行無常や虚しさは見ないことにしています。

でも、もし本当の意味で気が付いたなら、

それを否定したり、なかったことにせずに、

そのうえに、新しい道を進めばよいと思うのです。

あなたが今、苦しんでいること、

それを否定するのではなく、なかったことや、見ないことにするのではなく、

そのうえで、どうするのか、

そこに解があるように感じます。









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事実をみる

2022-03-21 17:40:18 | 日記
離婚した相手に対して、

その思い出だったり、優しさを思い出すことも

あるかもしれません。

特にその直後や、日が浅い場合には、

相手への怒りや憎しみ、そして悲しみや哀れみ、

いろいろな感情もあるかもしれません。

自分の悲しみや苦しみや、現実を認めたくないことから

どうしても幸せであった時間や、相手の良いところを見てしまいます。

だって、それは当然です。

大切に想い、人生を歩もうと決めた相手のことですから。

このブログを読んでくれている方は、

苦しみや悲しみのなかで、日々耐えている方が多いのではないでしょうか。

ただ、すぐにはできないけれども、

どこかで事実を見ないと、なかなか進めません。

ほんとうの優しさや、思いやりをもって、成熟した人間なら、

どうしてあなたを、ボロボロになるまで苦しめるのでしょうか。

一度は大切に想い、人生を共に歩もうと誓った相手を

絶望の淵に追いやることができるでしょうか。

それぞれに、それぞれの理由がありますが、

それでも、見ず知らずの他人ならまだしも、

ともに生活したパートナーの人生を破壊するほどのダメージを与えるでしょうか。

逆に、あなたなら、そんなことをするでしょうか。

たとえ、相手と合わないことがわかったり、何かの理由があるにしても、

別れることがやむを得ないからといって、

相手のすべてを否定するような行動や言動をするでしょうか。

もし、今、あなたがそんなふうに苦しんでいるとしたら、

何年もの間、悲しみに打ちひしがれているとしたら、

そんな相手であることを受け止めるときが必要かもしれません。

とても残念なことだけれど、あなたをそれだけ苦しめるようなことをする人。

あなたは、あなたの大切な人生の時間を過ごす権利があります。

先日も書いたとおり、

いつまで人生が続くのか、あとどれだけの時間があるのかわからないなかで、

あなたのことを大切にしてくれる人、

あなたのことを心配してくれる人

あなたとともに居たいと思ってくれる人

そんな人たちと一緒に歩む時間を大切にしてほしい。

あなたを苦しめ、悲しませた人、

あなたを絶望に追いやった人、

不合理や不条理を押し付けたり、

強引に何かを押し付けてくる人

そんな人のために、大切な時間を使うことはありません。

いつも伝えていますが、

あなたが相手に罰を与えなくても、

あなたが相手を批難し続けなくても、

人生のどこかで、そのツケを払うときがくるでしょう

そんなことよりも、

あなたの人生を大切に過ごして良いのではないでしょうか。





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大切なものを感じる

2022-03-18 16:11:57 | 日記
ご丁寧なコメントもいただき、
ありがとうございます。
その想いをしっかりといただきました。

長く感じる日々でしたが、精密検査の結果、事なきを得ました。

もともと大病も持病もなく、病院とは縁遠い生活が長いですが、
コロナの状況のなかで、風邪すらひかず、ほんとうに久しぶりに病院に行きましたが、
ご年配の方はもちろん、多くの方が来院していて、
それを迎えている医療関係者がいて、掃除をしてくれている方がいて、
私たちは多くの方に支えられているのだとあらためて感じました。

それはスーパーの店員さんや、コンビニ、役所、理容室や、電車やタクシーまで、何から何まで
自分ひとりではできないことだらけで、誰も感染したくないなかで
働いている方に支えられているのだと。

今回の出来事は、運よく乗り切れました。
だからと言って、1か月後、1年後に何もないと確約されたわけでもない。

人はいつか、どこかで、死を迎え、それ以前に、事故や災害もありますが、
たいていは病院で検査結果でNGを受け取り、直面するときがくる。
それが近いか遠いかだけであって、
例外なくかなりの可能性で、そんなシーンが訪れるはずです。
残りの人生の時間を知るときがくる。
いつ来るかわからない、誰も知ることのできない
そのときまで生きる時間を与えられている存在なのだと感じます。

そのときまで、そして直面すべきときに、
私はどう在るのか、どう向き合えるのか、そう強く感じました。

つい数日前にも東北から関東では大きな地震がありました。
私も、今回、震度4でしたから、それなりにびっくりしましたし、
当時ほどではないですが、3.11を思い出しました。
その時に亡くなった方とそうでない方は、偶然にいた場所が違うだけでしかないわけですから。

何のために、日々トレーニングしたり、旅行や登山をして楽しんだり、
今している仕事の意味や価値は何なのか、
休日の過ごし方や、日々の自分の行動の在り方、
何のために物を買ったりするのか。
誰とどんな時間を過ごすのか。

ひとつひとつが大切な選択であり、
今日の選択が最後になることもありうる。

そんなことを感じながら、今一度、自分と向き合い、人生を考える機会となります。

離婚はとてつもなく辛い出来事で、簡単に乗り越えることができないくらいに

大変なことです。

多くの人が苦しみぬいています。

いつも書いていますが、それでも、人生という大きな流れのなかのひとつでしかない。

苦しみや悲しみのなかでは、それがすべてに感じます。離婚の先には何も見えませんでした。

私もそうでした。

でもやはり、人生のなかで、ベスト3に入る苦しみかもしれませんが、

ひとつの出来事であって、いろいろあるのが人生なんだと改めて感じています。

少しずつ暖かくなってきて、桜も咲き始めます。
少しコロナも落ち着いてきています。

今、この瞬間に命が与えられていることは、奇跡の連続なのに、
幸せいっぱいな人は気づけない人がいます。

あなたが、春のあたたかさに心が和める瞬間があることを祈っています。
離婚の苦しみはすぐには癒えないかもしれませんが、
簡単に気持ちは切り替えられないかもしれませんが、
それでも、
この大切な瞬間は、あなた自身のために大切に使ってほしいと感じています。













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ものごとは、突然に

2022-03-12 11:39:32 | 日記
2011.3.11の出来事は、
わたしにとっても大変な出来事で、私の価値観にも大きな影響を与えました。

以前にも書いていますが、
当時は、震度6弱で、職場の天井や壁は剥がれ、
断水が続き、食料も店から消えて、
毎日何度もある震度4以上の余震で、外着を着て携帯を抱えて寝る日々。

よく考えてみると、
ちょうど入社した年、独身寮で2001.9.11をテレビで見て、
何かの映画かと思った衝撃を思い出します。
その10年後に震災。

そして、ここ最近のコロナやウクライナのことなども
偶然にも10年後のことです。

人生では、10年も安定して同じであることなどないのかもしれないと思わずにはいられません。

私自身でも、今週、突然の出来事に翻弄されました、
職場の健康診断で、人生で初めて、肺のレントゲンで要精密検査に引っ掛かり、
来週にも病院に行くことになりました。

月曜日が始まったとき、こんな週になるとは思わず、いつも通りにスタートして、
週の半ばには、全く違う精神状況に追い込まれたのです。
さすがにショックがありました。
特に体に異変もないし、朝はいつもどおりにジムに行き、
健診結果以外には何も違わないのに、明らかにメンタルは大きく異なります。

もちろんこれから何度か検査して、何もないかもしれないし、
そう願いますが、なにかあるかもしれません。

あらためて思うことは、悩んでも不安になってもそれは多くの人がそうであって、
否定するものではないということです。
そして、どういうメンタルでも結果は何も変わらないということ。

以前書いた配られたカードで勝負するしかないと言いましたが、
まさにそれです。

突然の出来事だろうが、自分の予想や想いとは違っても、タイミングが悪くても、
何であろうが、結果に対処するしかないということ。
そして運よく何もなければ、何かあっても、どちらでも、
この出来事から何を学べは良いのか真剣に考えること。

平凡な日常や、幸せな状況や、どんな状況も、表裏一体、奇跡の連続であって、
自分の努力や意志や対処とは関係なく、タイミングや状況などは無視していきなりやってくるということ。
ものすごく危うい際どい状況の上で、私たちは生活していると気づかされます。
何も確約されたものなどなく、一時間先すら見通せない人生を歩んでいるのだと気づきます。

だからこそ、今、自分にできること、楽しめること、大切なことからしていかないと、
くだらないことや、どうでもよいことに時間を使う余裕などなく、
人生はいつまであるかわからないのだと思います。






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不安が不安をよぶ

2022-03-04 10:49:27 | 日記
何かひとつ不安になると

次から次へと不安になってくる

睡眠不足が重なると、さらにひどくなる

睡眠がしっかりとれているときは、

比較的、メンタルが安定している。

メンタルが安定しているから、よく眠れるし

そうでないから、眠れないということで、

ニワトリとたまご のようであるが、

いずれにしても、睡眠は一番大切だと感じている。

しっかり眠れていると、不安を乗り越える力も充実してくるように感じる。

不安の扱い方は難しい

不安を避けようとすれば、ますます不安になる

不安に対処しようとしても、できないから不安なのであって、

根本的に解決しないことが多いように思われる

では、どうしたらよいのだろうか、

不安というのは、生きている限りなくなることはないようだが、

あまり不安ではないと感じるときは

その他が充実しているときだろう

そんなときは、不安があっても、たいていは乗り切れる。

とはいえ、ほんとうに不安に悩むときは、その他のことが手につかない。

やはりそんなときは、

身体を動かすに限るように思う。

散歩でもランニングでもジムでも良いが、

不安を横に置いて、全力で動きまくる。

趣味に没頭できるなら、もちろん一番いい。

疲れきると、頭も回らないし、面倒なことは考えたくないし、

お腹も減るし、疲れているから眠りやすくもなる。

考えても考えても、どうにもならないから不安であって、

一時間でも考えることをやめないと、不安は増えてきて押しつぶされてしまう

不安なことをなかったことにするのではなくて、

横に置いて、距離をとるような感覚。

もちろん、対処しているだけで解決はしないが、

不安と向き合えるだけの心のゆとりを確保するほうが先ではないだろうか。

もし、あなたが今、不安をたくさん抱えているなら、

それを解決したいと思うのは当然だけれども、

食事や睡眠を何とか先に整えてほしい。

不安や苦しみで、整えるなんてとても難しいことだというのは知っているけれども、

今より少しだけでも良い方向へむかう、

その方が、近道になるかもしれません。




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布団があること

2022-03-01 17:20:09 | 日記
ここ最近、とても深く思うことがある

10数年以上前、離婚の苦しみにあったときも、

それから、今も、

屋根があって、スマホが使えて、食事ができて、

布団がある生活

テレビでウクライナの状況を見れば、

ふつうの環境がいかに幸せで奇跡的なことかわかる

私たちと何も変わらない、オリンピックでも芸術でも

ビジネスでも、この日本と違わない先進国ともいえるような国のことである。

1か月前も、昨日も、コロナに耐え、不安に感じ、将来に夢をもち、

それぞれの幸せを求めて、楽しんだり、苦労したり、

家族と過ごしている

私たちと何も変わらない日常の人たちである。

それが一瞬で戦場に変化し、銃を手にしないといけなくなる。

それは第二次世界大戦前の日本だって同じだったはず。

特攻で戦った方にも家族も恋人もいた。

そこで、やはりあらためて思うことは、

今、この瞬間に、生きている自分は何なのかということ。

何のために、今、この生を得ているのかということ。

私自身の悩みや心配はどれほどのものなのかということ。

毎日、仕事をしていれば、今日、明日のことに翻弄される。

自分のやりたいことばかりにフォーカスする。

自分の周囲と他人を比較することや、

できていないことや、これからの目標に目がいく

でも、今日一日終えて、布団があって、エアコンがあるって、すごいことだと感じる。

今の日本では、以前にも書いたが、

真面目に安定して働いていた方すらも、何の過失もない人たちが、

失業や感染、後遺症で苦しんでいる。

もっと目の前の環境、状況に感謝すべきではないのか。

もっと自分の命に感謝してよいのではないか。

そんなふうに日々感じています。

そんな考えや感じ方を、

あなたに押し付けるつもりも、

強制するつもりもないのです。

今、苦しんでいるあなたには、あなたの心配や苦しみがあると思います。

ただ広い視点、高い視点から見ると、いろいろと見えてくるようにも思います。

今日も一日がんばって、耐えてきたあなたが、

お布団で少しでも安らげますように。

そんなふうに感じています。





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